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「新NISAについてのQ&A」セミナーのレビュー|わが家の方針とひふみ投信の活用法

ひふみ新NISA QAレビューアイキャッチ
ごつこさん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

投資信託「ひふみ」シリーズ運用会社レオス・キャピタルワークス主催の2024年から始まる新NISAについてのセミナーに参加しました。

セミナー内容の要点と、わが家が2024年の新NISA制度をどのように活用し、投資信託「ひふみ」シリーズを運用する予定かを解説します。

この記事でわかること

  • 新NISAの概要と注意点
  • 投資信託「ひふみ」シリーズの新NISA対応状況
  • 新NISAで投資信託「ひふみ」シリーズを購入する場合の口座開設について
  • 2023年度中に現行のつみたてNISAの口座開設すべき3つの理由
目次
  1. 新NISAとは
  2. 新NISA口座移管手続き開始【楽天証券→SBI証券とひふみ投信へ】
  3. セミナー主催者の商品、投資信託「ひふみ」シリーズの魅力について
  4. レオス主催「新NISAについてのQ&Aセミナー」のレビュー
  5. 2023年度中に現行のつみたてNISA口座開設をおすすめする3つの理由
  6. NISA口座、どの金融機関で開設すればいいの?
  7. わが家の新NISA対応方針公開(2023年05月現在)
  8. まとめ
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新NISAとは

新NISA(正式名称未定)とは2024年1月よりスタートする現行のNISA制度より大幅に改善された新しい非課税投資枠の制度のことです。

投資可能枠は1800万円になり、非課税期間も恒久化になり、投資文化を根付かせるための素晴らしい制度になりました。

新NISAの基本概要

以下は金融庁より公表された新NISAの概要です。

新しいNISAの概要(金融庁より引用)
引用元:金融庁新しいNISAより

NISA制度拡充の背景を簡単に説明します。

「貯蓄から投資へ」というフレーズをお聞きしたことがあるかもしれません。日本人は貯蓄が大好きな国民です。

以下のグラフを見て下さい。

「貯蓄から投資へ」と政府や民間金融機関が促しても現預金・貯蓄額は増える一方です。

お金は経済の血液であり、お金が経済に循環することで経済が成長し国民の生活が潤う事ができるのです。

しかし、タンス預金ではいわば死に金です。個人の満足度は向上するかもしれませんが経済は発展しません。

もう一つは、少子高齢化社会が今後も続くことが予測され、年金も受給額が将来少しずつ減る可能性があります。

企業も終身雇用の崩壊、退職金制度から企業型確定拠出型年金への移行がすすみ、国や企業が個人の老後を保証することはもう出来なくなっています。

そこで政府は貯蓄文化から投資文化への移行と国民が自分で老後資金を運用できるようにすべく、新しいNISA制度について議論をはじめ、2022/12/16(金)与党から「令和5年度税制改正大綱」が公表され、閣議決定しました。

投資非課税枠を1800万円/人に拡充したことで一般家庭なら十分な非課税枠を設けて、投資で経済を循環させる効果と老後資金対策の一石二鳥の施策となったわけです。

税制優遇について

さて、新NISAは一体何が良いのでしょうか。非課税ってどういうこと?と思いませんか。

実は、株式投資で得た運用益(インカムゲイン・キャピタルゲイン)には税金がかかります。

所得税15%所得に関係なく一律
復興特別所得税0.315%震災復興税2037年までの予定
住民税5%所得に関係なく一律
合計20.315%

つまり、10,000円の運用益が出た場合、10,000円×20.315%=2,032円の税金を納める必要があります。

ごつこさん
ごつこさん

私は株式投資を始めるまでは利益に税金がかかることを知りませんでした。

新NISA制度は、この運用益にかかる税金20.315%が投資額1,800万円まで恒久的に非課税になるという非常に優遇された制度なのです。

そして、成人個人に対して新NISAの口座を1つ開設することができるので、夫婦で解説すれば、3,600万円、家族4人18歳以上であれば7,600万円の非課税枠を使用することができます。

一般家庭の資産形成の強い味方になることは間違いないです。

新NISA口座移管手続き開始【楽天証券→SBI証券とひふみ投信へ】

2024年度から始まる新NISA制度に向けて、現状楽天証券で開設しているNISA口座から私たち家族の新NISA口座開設を予定しているSBI証券とひふみ投信への移管手続きを開始しました。

現在夫婦で運用中の楽天証券口座を楽天証券→SBI証券 楽天証券→レオス(ひふみ)に変更します。

SBI証券口座では主にインデックスファンドの購入と個別株の運用が目的です。

ひふみ投信口座では、好きなアクティブファンドを直販で購入し受益者と運用者との良好な関係を築いていきたいからです。

口座移管の手続きはそれほどかかりませんし、新規に口座開設も今はそこまで手間ではありません。

そして、決して楽天証券ダメなわけではありません。見やすく投資しやすいUI画面、楽天ポイント、カード連携での優遇、楽天経済圏で生活している方にとってはとても優秀な証券口座だと思います。

2024年1月からの投資戦略(投資額)は以下でスタートします。

ごつこさん
ごつこさん

と、言いたいところですが。もう少し投資資金を減額しなければならない事態になりそうなのでもう少し検討する予定です。

セミナー主催者の商品、投資信託「ひふみ」シリーズの魅力について

当セミナー主催者のレオス・キャピタルワークスが運用しているひふみ投信は、直販で購入できる主に日本の長期的な成長を期待できる企業に投資する投資信託の商品名です。

運用会社は、レオス・キャピタルワークス株式会社です。

投資信託「ひふみ」シリーズの純資産額は1.2兆円(2023年5月22日現在)となっており、独立系の運用会社としては最大規模の会社です。

ひふみ運用会社のレオス・キャピタルワークス

ひふみ運用会社のレオス・キャピタルワークスの経営理念は「資本市場を通じて社会に貢献します」です。

金融サービスの恩恵を全ての人々が享受できる世の中(ファイナンシャル・インクルージョン)を目指しています。

【参考記事】【徹底解説】手数料高い?アクティブファンドはNG?ひふみ投信を応援する6つの理由

2023年4月25日に東証グロース市場に上場しました。

【参考記事】「ひふみ」運用会社レオス・キャピタルワークスが上場承認を取得!実現したい3つのことに迫る!

日本政府の投資への後押しや日本企業の経営改善を追い風にして今後も成長が期待できる運用会社です。

投資信託「ひふみ」シリーズの特徴と運用方針

「ひふみ」の運用哲学は多様な価値観を内包するポートフォリオ足で稼いだ情報で成長企業を発掘の頭と体のすべてを駆使した運用手法になります。

最近では、オルタナティブデータといった最先端のデータ手法を活用したりととにかく多様で多彩な投資運用がとても魅力的です。

多様な価値観を内包するポートフォリオは「ひふみ投信」の名に隠れた「火風水土心」にあります。

  • :攻め 勢いのある成長企業
  • :変化 トレンド、テーマ性のある企業
  • :守り ディフェンシブ、割安株
  • :安定 地味で地道、地方の中小型株
  • :銘柄選択の根本思想であり、公明性だに事業を行っている会社かどうかを見定めること

引用元:ひふみの運用哲学より

守りながら増やす、受益のハラハラドキドキを極力抑えかつ、攻めるところは攻める運用です。

毎月、運用報告会を運用メンバー自身の言葉で受益者に報告してくれるため安心感があります。

投資を始めたばかりでどの銘柄に投資すれば良いのかわからない方も、銘柄選択はプロにお任せできるし、運用の内容はしっかりと報告してくれるので安心して長期的な資産運用ができます。

投資信託「ひふみ」シリーズ新NISA成長投資枠に選出

2023年6月21日、投資信託協会より新しいNISA制度「成長投資枠」の対象商品約1000銘柄を公表しました。

めかぶさん
めかぶさん

せっ千?

投資信託「ひふみ」シリーズも無事全銘柄選出されました。

ひふみ新NISA成長投資枠対象商品
引用元:投資信託協会 NISA成長投資枠の対象商品より

直販、証券会社、銀行等で新NISA口座開設しても投資信託「ひふみ」シリーズはどこからでも投資できる環境を整えつつあります。

【レオスニュース記事】新NISA「成長投資枠」の対象ファンドについて

レオス主催「新NISAについてのQ&Aセミナー」のレビュー

4月4日レオス・キャピタルワークス主催の『来年からどうなる? 新NISAについてのQ&Aセミナー』に参加しました。

セミナーの内容と受講体験

セミナーの講師はレオス・キャピタルワークス深町芳(ふかまち・かおり)さんと佐藤 望美さんです。

深町さんはYouTubeお金のまなびば!でも講師として登場している方で優しい口調でわかりやすい解説をされる方です。

セミナーの内容は、現行NISA制度、新NISA制度の概要紹介、ひふみ対象商品の紹介、質問者からの質問に対しての回答でした。

セミナーで得られた知識、NISAの注意点

セミナーでは、2024年度から始まる新NISAの以下の2点の注意点を解説してくれました。

  1. 新NISA口座は一人一口座(1金融機関)年単位で併用可能
  2. 課税口座からの移管はできない

順に説明していきます。

新NISA口座は一人一口座(1金融機関)年単位で併用可能

NISAの口座は一人一口座しか開設できません。18歳以下の子どもは対象外です。

ひふみアカデミー4月のQ&Aコーナーで藤野さんは、新NISAについては喜ばしいことだが投資余力の恩恵を受けるのはネット証券と言及しておりました。

証券業界においても一人一口座以上の開設要望を提示しているそうですが2024年には間に合わないそうです。

【関連記事】ひふみアカデミー4月|2023年3月度月次報告会要約と個人の運用成績公開/ひふみの夜会Q&Aコーナー

投資信託「ひふみ」シリーズは、レオス(ひふみ)直販口座でも証券口座でも購入できますのでどこで購入しようとも投資先は同じです。

また、どちらにもメリットデメリットがありますのでよく検討して決めるのが良いでしょう。

課税口座からの移管はできない

課税口座とは、NISAやiDeCoといった非課税枠の口座以外の口座のことです。課税額は一律20.315%かかるため、非課税枠の利用することは非常に重要になります。

課税口座で運用している株式や投資信託を新NISA口座で運用したい場合、一旦売却した後、同じ商品を買い付けする必要があります。

売却のタイミングについては個々の判断になります。

個人的な見解ですが仮に保有している株式、投資信託が含み損の状態で売却し、新NISA口座で売却したとしても含み損の状態の資金が簿価になります。

その時点からの運用益は非課税になるので、早めに移管した方が有利だと考えます。

私も、課税口座で株式や投資信託を保有していますので早々に移し替えしたいところですが、人間だれしも合理的には考えられないものです。

2024年開始までまだ時間があるので色々と考えようと思います。

Q&A

講師の深町さんんが各質問に対して回答してくれました。

質問数が多くて、皆さんの関心が非常に高い事、金融庁の公表がハッキリしていなくて金融機関もハッキリとした回答ができない印象が見受けれました。一部抜粋します。

ジュニアNISAはどうなりますか? ジュニアNISAでロールオーバー中はどうなりますか

投資可能期間は2023年まで。18歳までは非課税で運用できる。新NISAへの移行がどのようになるか公表されていないが今より簡単になるはず。

つみたてNISAは2024年以降どうなりますか?

別枠になるのでそれぞれの非課税が終わるまで続けることができます。手続きも必要ない。

金融機関の変更はできますか?

3/28法案成立したばかりで今のところ公表されていない。だいたい10月以降の手続きになると予想。

ひふみワールドは、新NISA対象?

2024年4月時点では公表できる段階では無いので公表出来次第お知らせします。

ごつこさん
ごつこさん

未定な部分が多いです。

NISAで保有している商品はどうするのがいいのか知りたいです。

個別事案はお答えできないが資産形成が目的ならば必要な時までは運用を続け頂けたらと考えます。

ごつこさん
ごつこさん

本来の投資目的を今一度思い出すいいチャンスかもしれません。

60歳を過ぎてもNISAを使ってつみたて投資で資産運用をする必要がありますか。

つみたて投資は時間分散の手法。ご年齢に関係なく始めることができます。

ごつこさん
ごつこさん

人生100年時代。いつからでも投資は始めることができます。私も40代で投資を始めました。

特定口座からNISA口座に同一基準価格で移したいが手続きが頻繁。レオス内でやっていただきたい。

投資信託の基準価格が決定する前に買い付けする決まりなので、制度上出来ない。

投資信託の基準価格の決定は1日1回です。個別株式や、上場投資信託ETFみたいにタイムリーに取引できません。

したがって、受益者、運用会社が投資信託を買い付けしても同一基準価格で買いなおすことは制度上出来ないのです。

新NISAの成長投資枠だけで投資することは可能ですか

可能です。

ごつこさん
ごつこさん

個別株式、上場投資信託ETFだけに投資したい方は成長投資枠240万円の活用を優先することになりそうですね。

新NISAを同一年度で複数の金融機関で利用できますか?

出来ません。一年単位で変えることは可能です。

ごつこさん
ごつこさん

藤野さんも運用報告会でお話していましたが、一人一口座だとネット証券への寡占化が進みそうと言ってました。一人二口座を打診しているそうです。私も切に願います。

確定申告が複雑になりそうですか

そもそも非課税なので確定申告はない

投資信託「ひふみ」シリーズを新NISAにどのように活用するか

投資信託「ひふみ」シリーズは、新NISAに対応しています。以下は投資信託「ひふみ」シリーズ新NISA対応表です。

2023年5月時点ではあくまでも予測の段階です。

つみたて投資枠は、現行つみたてNISAと同等商品と金融庁より公表があったため、ひふみ投信とひふみプラス。それ以外の商品は成長投資枠での購入が可能になるはずです。

つみたて投資枠成長投資枠
直販の場合ひふみ投信
ひふみ投信
ひふみ投信
ひふみ投信
ひふみワールド
ひふみワールド
ひふみらいと
ひふみらいと
銀行証券会社の場合ひふみプラス
ひふみプラス
ひふみプラス
ひふみプラス
ひふみワールド+
ひふみワールド+
まるごとひふみ15
marugotohifumi15
まるごとひふみ50

まるごとひふみ50
まるごとひふみ100
まるごとひふみ100
投資信託「ひふみ」シリーズを新NISA対応表(予定)

つみたて投資枠の投資可能商品は現行のつみたてNISAで取り扱っている商品と同等になる予定です。

直販の場合はひふみ投信、銀行証券会社の場合はひふみプラスが該当します。

成長投資枠では、投資信託「ひふみ」シリーズ全商品への投資が可能です。

2023年度中に現行のつみたてNISA口座開設をおすすめする3つの理由

セミナー内でも質問としてありましたが、新NISAが開始されるのは2024年だから、まだ準備をしなくても間に合うと思っていませんか?

2023年中に現行のつみたてNISA口座開設をおすすめする3つの理由があります。

  1. 現行NISAの非課税枠は新NISAとは別枠なので非課税メリットを最大限享受できる
  2. 新NISAの口座開設は10月から12月ころの予想で混雑の可能性がある
  3. 現行NISA口座を開設した金融機関で自動的に新NISA口座が開設される予定

順に説明していきます。

現行NISAの非課税枠は新NISAとは別枠なので非課税メリットを最大限享受できる

新NISAの概要欄にも記載しましたが、現行NISAの非課税枠は新NISAとは別になります。

もし、今年つみたてNISA口座を開設した場合、つみたてNISAの40万円+新NISAの1800万円の合計1840万円の非課税枠を享受できます。

一般NISAの場合は120万円+新NISAの1800万円の合計1920万円になります。

もし、2023年度に投資余力があるのであれば今年度中に口座開設した方がお得です。

新NISAの口座開設は10月から12月ころの予想で混雑の可能性が

新NISAを新規で口座開設できるのは、おそらく10月以降が予測されています。

制度設計やシステム開発段階の為急ピッチで準備が進んでいる状況です。

しかし、10月以降に口座開設しようと思っても駆け込み需要で口座の開設や口座の移転が間に合わない可能性もあります。

そこで、今年のうちにNISA口座を開けば2024年開始の新しいNISA口座は自動的に開設されます。

駆け込み需要で慌てることもなく2024年からストレスなく運用することができます。

現行NISA口座を開設した金融機関で自動的に新NISA口座が開設される予定

先の項目で述べたとおり、つみたてNISA口座は、基本的にはつみたてNISA口座を開設した金融機関で新NISAの口座が開設される予定です。

2024年の新NISAをどの金融機関で口座開設したいのかを2023年中に決めて、現行NISA口座開設してしまえばあとは自動で新NISA口座が開設されます。

一般NISAは5年の非課税期間がありますが、新NISAに移管できないと決まっています。

もし、一般NISAで購入した商品を新NISAへ移管したい場合は、一旦利益確定売却後に新NISA口座で同様商品を購入する必要があります。

しかし、一般NISA口座で購入出来ていたレバレッジ型の商品などは新NISA口座では購入できませんので、事前に確認が必要です。

NISA口座、どの金融機関で開設すればいいの?

では、まだ口座を開設していない方は2023年からNISA口座を始める場合どの金融機関で開設すれば良いのか迷っているのではないでしょうか。

家族構成、投資の目的、投資スタイル、経験値、それぞれ個々で違うため、一概にどの金融機関がおススメとは言えない現実があります。

私が自身も口座開設していて使用感を加味してあえておススメするとしたら以下の3つの金融機関になります。

手数料、豊富な商品ラインナップから選びたいなら「SBI証券」

SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]
ネット証券最大手のSBI証券、VポイントやTポイントでの投資も可能で、売買手数料を2023年9月までに完全無料化を宣言しています。
商品ラインナップも業界最多水準にあり、ひふみプラスやひふみワールド+やまるごとひふみの購入も可能です。(ひふみ運用会社の親会社はSBIホールディングスです。)
長期投資に最適な環境が今後も提供できる可能性十分な証券会社です。
ただし、口座画面が現状複雑で投資初心者にはハードルが高い印象がありますが少しずつ改善しています。

初心者に優しい運用画面で楽天経済圏ユーザーなら「楽天証券」

楽天証券
楽天市場でお買い物、楽天モバイル、楽天ひかり、などの楽天経済圏で楽天ポイントを貯めている方には楽天証券がおススメです。
初心者に優しい運用画面でとても分かりやすい設計です。
楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジで連携すると金利は0.1%にもなります。
当然楽天ポイントでも投資することができます。
ひふみプラスやひふみワールド+やまるごとひふみの購入も可能です。

信頼できるファンドマネージャーに任せたいなら「ひふみ投信」(直販)

ひふみ投信
運用業界では知らない人は居ないというくらい有名なカリスマファンドマネージャーの藤野英人さんが運営している投資信託「ひふみ」シリーズの直販投信になります。
長期的に成長を見込める企業を定性的定量的に分析し投資します。
運用メンバーとの対話を通じて「投資」の本質を学びながら安心して長期運用できることが特徴です。
業界内で先駆けて独自の長期投資還元策である「資産形成応援団」という制度を導入しており、5年以上継続運用すると応援金を還元してくれます。

わが家の新NISA対応方針公開(2023年05月現在)

この項目では私たち家族が2023年5月現在、2024年から始まる新NISA制度をどのように活用する予定なのかを公開いたします。

5月に有料のライフプランを受ける予定で、毎月いくら投資にまわすかはその後に決めたいと考えています。

資産運用歴3年の投資初心者の目標と考え方

本格的に資産運用を開始したのは2020年からです。まだ投資を始めて3年の投資初心者ですが、コツコツと資産形成を続けてきました。

新NISA拡充については、あくまでも投資に適した枠を政府が作ってくれたというだけなので、やはり重要なのは人生の価値観と投資の目的をしっかりと考えることが重要です。

私たち家族の全体的な投資目的や運用方針は以下の記事にまとめていますので参考にしてみて下さい。

【参考記事】40代共働夫婦が2人の子育てしながらコツコツ資産形成!ごつこさん一家の投資方針公開

新NISAの口座はレオス(ひふみ)直販口座とSBI証券の2口座で運用を検討

現状の楽天証券つみたてNISAは、今まで2年以上つみたてしてきた運用資金は20年間そのままで運用します。(新NISAとは別途扱いの為)

新NISAでは、新たに夫婦二人分の口座を活用し、1口座目はレオス(ひふみ)直販口座、2口座目はSBI証券で新NISA口座を開設する予定です。

それぞれの目的は以下のとおりです。

レオス(ひふみ)直販口座で新NISA運用

アクティブファンド枠としてレオス(ひふみ)直販口座で新NISA運用します。非課税枠と、直販だけの利点である資産形成応援団を活用し、日本と世界の良い企業へ投資と税制・長期投資の優遇を受けることができます。

  1. ひふみ投信(日本)
  2. ひふみワールド(海外)
  3. ひふみらいと(債券)

ひふみ投信直販の口座開設は資産を増やす以外にも多くのメリットがあります。

  • 間接的に良い企業に投資ができる
  • 運用会社主催のセミナーに参加出来て資産形成について学ぶことができる
  • 運用メンバーと直接触れ合うことで安心して運用を任せることができる
  • こどもと一緒に参加すると子供の金融教育にもなる
  • 資産形成応援団制度があり長期投資するほどお得になる

口座開設して約1年半経過しますが、ひふみ投信直販口座を開設して本当に良かったです。

SBI証券で新NISA運用

主に、インデックスファンド、個別株、上場投資信託ETFの購入用としてSBI証券で運用します。Vポイントでのポイント投資も可能です。

  1. 個別の日本株式
  2. 外国ETF(上場投資信託)
  3. 投資信託
  4. ポイント投資

2023年4月25日、投資信託「ひふみ」シリーズ運用会社のレオス・キャピタルワークスが上場しました。

【関連記事】「ひふみ」運用会社レオス・キャピタルワークスが上場承認を取得!実現したい3つのことに迫る!

私はレオス・キャピタルワークスの株式も購入したいため、SBI証券口座も活用したいと考えています。

現在保有しているレオス株含む個別株やETFは状況を見つつ一旦売却し新NISA口座で再度買い付けする予定です。

新NISA口座で、もしポイント投資できるのであればVポイントやTポイントで「ひふみプラス」や「ひふみワールド+」も購入したいです。

わが家での新NISAに関する問題点

現段階でわが家の新NISA以降に伴い、以下の問題点が考えられます。

  • 毎月の投資可能額
  • 管理口座が多い
  • 特定口座運用銘柄を新NISAへ移管問題
  • どちらかが死亡した場合の運用方針

2024年の新NISA開設までに色々と考えなければいけないことがありますがまだ時間があるのでもう少し検討したいと思います。

毎月の投資可能額

運用益の最大化を目指すのであれば、最速で1800万円の投資可能枠を埋めることが最適解と言われています。

つまり、年間投資可能額は360万円なので、5年で早ければ枠を埋めることができます。

月に換算すると毎月30万円です。一般家庭では到底捻出できない金額です。

わが家も当然毎月30万円投資することは不可能なので、現在毎月投資している金額をベースに検討したいと考えております。

私たち家族は毎月アプリで家計簿をつけており、2年以上継続してきました。年間での収支は把握できていますが、これから続く長い人生、長期的な収支が把握できていないのが現状です。

そこで、有料のライフプランを申し込み私たち家族のライフプランを作成してもらいました。

結論から申し上げますと、毎月の投資可能額は10万円以内との結果になりました。

現在想定している内訳は以下のとおりです。

家族ごつこさん(夫)めかぶさん(妻)
新NISA枠60,000円20,000円
iDeCo20,000円

わが家では新NISAだけではなく、iDeCoも活用します。

前提条件として老後対策なのであれば、退職金が無い方、所得がある方、会社に企業型DCが無い方は、まずはiDeCoから埋めることをお勧めします。

毎月の投資可能額は各ご家庭で全く変わってきます。

まずは毎月の家計を把握して将来のライフプランを立てることで自ずと毎月いくらくらい投資すれば良いのか見えてきますので、1800万円の枠があるからといって、慌てて投資せずにコツコツと資産形成に取り組みましょう。

管理口座が多い

私たち家族の現在の証券口座は全部で8口座あります。現行NISA口座と新NISA口座は別枠になるので、細かく分類すると管理口座が増えることになります。

私は家族分の口座を管理するのが好きなので出来ていますが、さすがこれ以上管理する口座が増えると大変なので少しずつ集約していく予定です。

もし、ご家族が自分で管理出来るのであれば、投資はあくまでも自己責任なので個々で管理をお任せした方が良いのかもしれません。

ちなみに、子ども達の口座はジュニアNISAを開設しています。18歳になったら、自動的に新NISA口座が開設され管理は子ども自身が行います。

ブロガー仲間の方のツイートで知ったのですが、18歳になったら現在の口座パスワードの変更が必要なうえ、問い合わせ時には子どもと一緒に問い合わせしないと受け付けてくれなかったそうです。

これからは、日本国民全員が投資家になる時代です。子ども達にもしっかりと「お金」「投資」について教えることが出来るように親としても準備する必要がありますね。

特定口座運用銘柄を新NISAへ移管問題

国が用意した非課税枠外で運用している特定口座の銘柄がある場合、新NISAへ移管することはできません。

一度売却して、新NISA枠で同一銘柄を買いなおす必要があります。

含み損が出ている銘柄はすぐに売却して買い直しても、簿価としては小さくなるので気持ち的にも問題ないかと思っています。

含み益が出ていれば売却して利益が確定されます。その後買いなおした場合、当初購入した単価よりは高くなるのですが、株価の下落を待っているのでは機会損失になりますし、そもそもタイミングが読めません。

したがって、売却したらすぐに新NISA枠で買いなおす方が良いのではないかと考えています。

どちらかが死亡した場合の運用方針

前項の管理が大変に通ずる点がありますが夫婦どちらかが亡くなった場合の管理を決めておく必要があります。

投資可能枠が増えるという事は、資産額も大きくなりかつ、振れ幅も大きくなります。夫婦そろって運用の知識があれば問題ないのですがわが家はとても偏りがあります。

私が亡くなった場合恐らく妻は管理しきれない可能性があります。

今から想定して教えていくか極力シンプルな運用にしていくかも含めて検討する必要があります。

もう一つ重要な点として、亡くなった場合、NISA口座を相続人のNISA口座には移せないということです。

「非課税口座開設者死亡届書」を開設先の金融機関に提出し、全部売却するか、特定口座に移管する必要があります。【参考】国税庁:NISA及びつみたてNISAの手順に関するQ&A

やはり、長期的な視座で新NISAについて考えていかないと10年後、20年後、慌ててしまう可能性が高いです。

まだ始まっていない制度ではありますが懸念事項はざっと考えただけでも沢山出てきました。

長い資産形成なので一つ一つじっくりと考えて行動したいです。

記事を読んでくださった方の少しでも参考になれば幸いです。

まとめ

2024年を待たずに2023年から準備しましょう
  • 新NISAと現行NISAは別枠。非課税枠を最大限活用しましょう
  • 新NISA口座手続きは10月ころから開始予測、早めに現行NISA口座開設が楽
  • わが家の新NISA投資方針はライフプランを元にして決定

2024年から新NISA制度が始まり、投資可能枠も1,800万円に増えました。

日本の株式市場も様々な要因が重なり、2023年5月27日現在で日経平均株価は3万円を突破し、バブル崩壊後以降最高値を更新しました。

投資をこれから始めたい、投資を始めたばかりの方、乗り遅れないように焦っていませんか?

私も投資を始めてまだ3年程度の初心者ですが、焦る必要はありません。そして他人に併せる必要もありません。

ご自身のペースで、投資を出来る範囲でコツコツと資産形成に取り組むことがとても重要です。

ただし、いつでも始めることが出来るように準備はしておきましょう。

それではまた、ごつこさんでした。

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資産形成ブロガー
資産形成歴4年目。総資産2,000万円達成した筆者が家族で楽しく資産形成している実践記事を配信中。「ブログを通じて社会に貢献」を当ブログの理念とし日々邁進。
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