共働夫婦の新NISA対策|住信SBIネット銀行で口座振替完全自動化完全ガイド
2024年からの新NISAをネット証券で始める予定だけど、給料口座が地方銀行だから引き落とししてネット証券口座へ移管するのが大変。
2024年1月から、政府による少額非課税の新NISAが始まります。多くの方が新NISAに注目している中、特に地方銀行を給与口座にしている方々にとって、資金の移動は一つの課題です。
住信SBIネット銀行では、この問題を解決するための定額自動入金、定額自動振込サービスが提供されています。
この記事では、給与口座からネット証券口座への資金移動を自動化する方法を解説し、ネット証券で新NISA口座を持つ方々のお役に立ちます。
こんな方におススメの記事です
新NISA口座開設も口座間のやり取りに苦戦している方 給与口座が地方銀行やゆうちょ銀行に指定されている方 - 大家族、夫婦で
口座を複数所持している方 - 給与口座から
手動で別口座に振り替えしている方
新NISAとは
初めに新NISAについて軽く復習しましょう。以下は金融庁より公表された新NISAの概要です。
積立投資枠と成長投資枠合計で360万円、月30万円まで投資可能です。クレカ積立可能上限は5万円ですので、5万円以上積立したい方は現金での投資が必要になります。
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住信SBIネット銀行とは
住信SBIネット銀行は、SBIホールディングスと三井住友信託銀行が2007年に50%ずつ出資し共同設立したインターネット専業銀行です。
一昔前はネット銀行はなんだか信用できないというイメージでしたが、近年ではネットで完結、コンビニ引き落としなど便利な点があり、口座開設数を飛躍的に伸ばしています。
住信SBIネット銀行の特徴
- SBI 証券⇔SBIハイブリッド預金の自動スウィープサービスで金利UP
- 自動で入金や振替や振込みの仕組みを作れる
- キャッシュカードレス・アプリでコンビニATMから24時間365日取引可能
- スマートNEO認証機能、生体、指紋、顔認証でパスワード入力が不要
- ランクにより振込手数料1~15回無料
我が家は楽天銀行、住信SBI銀行を活用してます。とても便利に活用しています。
例えば、旅行先で急な現金が必要になった場合、利用限度額内であれば休日、夜間でも手数料は無料です。
家族で楽天銀行2口座、住信SBIネット銀行2口座ありますので利用限度額超える事はまずありません。
スマホ1台で完結できる所も素晴らしいです。
他インターネット銀行と証券会社の組み合わせ比較
自動振込サービスはどの銀行でも大体備わっているサービスですが、他行から指定の金額を入金するサービスを行っている銀行は多くありません。
住信SBIネット銀行以外でも定額自動入金サービスを行っている銀行は、auじぶん銀行、paypay銀行、イオン銀行などがあります。しかし、最低入金額が1万円~となり細かい入金額設定が出来ないデメリットなどがあります。
au経済圏、paypay経済圏での利用であればauじぶん銀行、paypay銀行、の入金サービスを使うのも有りです。
銀行名 | 住信SBIネット銀行 | 楽天銀行 | auじぶん銀行 | paypay銀行 |
連携証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | paypay証券 |
通常普通預金金利 | 0.001% | 0.02% | 0.001% | 0.001% |
優遇金利 (証券口座連携) | ハイブリッド預金 0.01% | マネーブリッジ 0.1% | auマネーコネクト0.1% | - |
ATM | コンビニ ランク2で5回無料 | コンビニ イオン銀行 etc 【ハッピープログラム連携7回無料】 | シルバー以上で 入金:無料 出金:5回~ | コンビニ イオン銀行 etc 【月1回無料】 |
定額自動入金 定額自動振込 | 定額自動入金:有 定額自動振込:有 | 定額自動入金:無 自動振込:有 | 定額自動入金:有 定額自動振込:有 | 定額自動入金:有 定額自動振込:有 |
最低自動入金額 | 1円 | - | 10,000円 | 10,000円 |
強み | 自動入金・振込 SBI証券自動スゥイープ | 楽天証券とのマネーブリッジ 楽天ポイント | au経済圏 | paypay経済圏 paypayとの連携 |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
わが家では楽天銀行・楽天証券、SBI証券・住信SBIネット銀行を開設しています。
仮に、楽天銀行・楽天証券のユーザー、マネックス証券のユーザーでも、銀行口座間のやり取りは住信SBIネット銀行で完結できます。
定額自動入金・振込サービスとは
住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスと定額自動振込サービスを詳しく解説していきます。
定額自動入金・振込の詳細表
定額自動入金サービス | 定額自動振込サービス | |
サービス内容 | 他行口座から住信SBIネット銀行口座に自動で入金 | 指定の振込先に毎月or毎週繰り返し振込 |
登録件数 | 5件まで | 10件まで |
手数料 | 無料 | 住信SBIネット銀行・三井住友信託銀行:無料 他の金融機関あて:スマプロランクに応じて無料回数制限有り 無料回数以降は、157円/回(税込) ランク2(スマート認証NEO登録)で5回/月無料 |
利用条件 | 金融機関によってインターネットバンキングや キャッシュカード保有の条件有り | – |
設定方法 | 毎月5日または27日 | 毎月の特定日(1~31日) 毎週の特定曜日(他行土日設定不可) |
休日について | 金融機関休業日の場合翌営業日 | 振込指定日が休日の場合、前営業日または翌営業日の振込みを設定可能 |
詳細リンク | 詳細を見る | 詳細を見る |
住信SBIネット銀行にてスマプロランク2を取得するのは非常に簡単です。スマート認証NEO登録するだけで完了です。
スマプロランク3になるにはいくつかの条件がある為得策ではありません。
1人月5回無料であれば、夫婦2口座であれば月10回振り込みが無料になりますから十分足ります。
定額自動入金/振替のメリット・デメリット
定額自動入金/振替サービスの主なメリットとデメリットは以下のとおりです。
- メリット
- ●ATMにわざわざ行く手間がない
●無駄な振込手数料がかからない(限度回数内)
●入金忘れがない
●金利優遇のインターネット銀行に現金を移せる
●ネット証券指定銀行へ自動送金できる - デメリット
- ●そもそも複数口座に分ける必要のない人には要らない機能
●指定口座から入金指示した日から入金されるまで最大4営業日かかる事
●最初の仕組み作りが大変
●口座が沢山あるので管理が大変
●新NISA口座が給与引落銀行と同じであれば必要ない
一度仕組みを作ってしまえばあとは放置なので、最初の大変さを許容できるのであれば実施した方が良いでしょう。
メリットは、金利優遇を受けれる銀行も使いつつクレジットカード引落口座へ無料でお金を送金出来ることです。
定額自動入金/振込の仕組み作りに必要な口座
- 必要口座
- ■給与振替口座
■<口座開設はこちら公式サイトへ>→住信SBIネット銀行【自動化に必須の口座です】
運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、在留カードの何れかがあれば最短翌日開設可能です。
■振替先口座(楽天銀行、ゆうちょ銀行、家族の口座等)
新NISA対策で口座振替完全自動化の流れ
ここからは、私たち家族が実践している新NISA開設時の銀行、証券口座のお金の送金自動化について解説していきます。自動化は以下の2ステップです。
- 証券口座開設
- 住信SBIネット銀行開設
仮の前提条件として以下の設定で解説します。
夫婦共に地方銀行が給与口座かつ、夫はSBI証券で新NISA開設、妻は楽天証券で新NISA開設。
※仮の想定ですので他証券会社でも基本的に同じです。
以下の様な仕組みが最終的に完成されます。
証券口座の開設
私たち夫婦が証券口座を開設した場合を想定しています。あくまでも個々の性格はフィクションとして考えてください。
妻は投資未経験で難しいことは考えたくないので楽天証券で口座開設
私はとにかく簡単に投資をしたいの
楽天証券は、ネット証券業界でも1,2を争う証券会社です。親会社は楽天グループなので楽天ポイントや楽天モバイルとも相性が良く、人気の証券会社です。
そしてなんといっても投資初心者におススメしたい理由は、圧倒的にUI(ユーザーインターフェース)が良い事です。
つまり、とても使いやすく直感的に操作できる点にあります。
例えば、積立NISAの画面を見てください。実際にわが家が積立している画面です。
ご覧のとおり、直感的にどこをクリックしたら良いか分かり易く、表示画面もとても見やすいです。
口座開設無料!新NISAやるなら初心者でも見やすい楽天証券
夫は個別株や外国ETFへ投資したいので新NISA口座は銘柄取扱い多いSBI証券で開設
個別株や外国ETF、SBIグループのひふみへも投資したいのでSBI証券で開設するよ。
SBI証券はネット証券業界最大級の証券会社で株の購入時手数料を無料化や三井住友Oliveとの連携でクレカ積立ポイント還元率を最大5%などにするなどユーザー獲得の為に様々なユーザー還元を推進している証券会社です。
口座開設無料!新NISA、住信SBIネット銀行との連携抜群!
住信SBIネット銀行口座を開設
住信SBIネット銀行口座開設は自動化には必須の口座になります。以下のリンクよりiosやandroid端末にアプリを入れて口座開設すると最短即日で完了します。
あとは、画面の案内に沿って口座開設をするだけです。
一人1口座の開設になります。
定額自動入金・振替設定方法
ここからは実際の設定画面を使って定額自動入金、定額自動振込の設定をしてみます。
定額自動入金設定
定額自動振込設定
注意点:定額自動入金、定額自動振込には時間差があります。必ず口座に振り込み額の金額は入れておきましょう。
注意点
●自動入金の設定日から4営業日後に入金先の口座に入金されます。(ローン引落口座等は十分注意してください。)
●定額自動振込→他銀行の口座に振り込む事。定額自動振替→住信SBIネット銀行内の口座に振替する事。非常に紛らわしいので注意して下さい。
●一部銀行や、ゆうちょ銀行は、インターネットバンキングに対応している口座でないと自動化出来ません。
まとめ
- 自動で入金や振替や振込みの仕組みを作れる
- 新NISAに適したお金の流れが自動で完成できます
- あらかじめSBI銀行には、振替予定の金額が常に入ってる必要あり
住信SBIネット銀行以外でauじぶん銀行やpaypay銀行でも定額自動入金サービスがあるみたいなので是非ご自分の環境に合ったネット銀行を活用して自動化の仕組みづくり、新NISAの資産形成づくりに活用してみましょう。
それではまた、ごつこさんでした。