【学業・仕事に最適】ヤマダデンキで購入!NEC PCN145CHAL(学生専用)14インチノートPCレビュー|16GBメモリ・Office2024H&B付き

春からお子さんが進学するにあたり、「ノートパソコンが必要!」 でも、

- 高すぎる!
- どれを選べばいいかわからない!
- 安くて安心して使えるスペックの良いPCはないの?
こんなお悩みはありませんか?
そこで今回、筆者がヤマダデンキで「学業や仕事に最適な学生専用PC」を購入してみました!
最近はネットでの購入が主流ですが、今回は急な身内からの依頼だったので、ヤマダデンキの店舗で購入しました。
結論から申し上げますと、NEC PCN145CHAL(学生専用モデル)最新office付きノートPCを「株主優待+クレカ割引」 を駆使して、約 13万円(税込) で購入できました。
この記事ではヤマダデンキでお得にノートPCを買う方法、実機レビュー、初期設定のコツ まで詳しく解説します。
- 外出時持ち運びできるノートパソコンが欲しい方
- 25年春から進学に伴いノートパソコンを必要としている方
- 家族に学生がいてノートパソコンを必要としている方
- office製品はマイクロソフトの正規版でサポート期間があるタイプを選びたい方
- Windows10サポート終了間近に備え買い替えを検討している方
Windows10が、2025年10月14日(米国時間)にサポート終了しますので、これからパソコン買い換えを検討している方にもお役に立てるような選定スペックやセットアップ方法などの詳細も書いていますので是非最後までご覧になってください。
筆者は、ヤマダホールディングスの株主でもあり、年に2回の株主優待券をもらっているので、応援の意味も込めて半年に1回は必ずヤマダデンキで何かしらの買い物をします。

実店舗がどんどん減っていく中、私が住んでいる田舎から電機屋が無くなるのは困りますからね。
商品を物色していると、最近のパソコンは物価高の影響もあり高い!
軒並み10万円越で、筆者が想定していたスペックだと、15万円越は当たり前の状況でした。しかしこれはネットでも一緒で、相応のスペックだと高額になってきている状況は否めません。
そんな中、ひと際スペックに対して割安なノートパソコンが目に入り、よく見てみると学生専用モデルの製品でした。
NEC PCN145CHAL(学生専用モデル)のスペック&外観レビュー
今回購入したのは、学生専用モデルNEC PC N145C/HALです。
NECは日本の純粋メーカーでしたが、パソコン事業はすでに純粋な日本メーカーではなく、現在はパソコン事業を中国のレノボとの合弁会社の100%子会社のNECパーソナルコンピュータ株式会社にて運営されています。
生産拠点は、山形県の米沢市に工場があり国内製造ではあります。
NEC PC N145C/HAL(学生専用モデル)のスペック
学生専用モデルNEC PC N145C/HALの主な仕様は以下のとおりです。
項目 | スペック | 補足情報 |
メーカー名 | NCE | NECパーソナルコンピュータ株式会社 |
シリーズ名 | LAVIE N14 Slim N145C/HAL 学生専用モデル | 型番:PCN145CHAL |
画面サイズ | 14.0型ワイド | LED IPS液晶(広視野角・ノングレア) |
内蔵ディスプレイ解像度 | 1920×1080ドット | (Full HD))解像度は高い方がいい |
製品サイズ | 324.1(W)×215.7(D)×17.1(H)mm | |
色 | ネイビーブルー | |
OS | Windows 11 Home 64ビット | 最新のOSです セットアップ後はWindowsupdateが必要 |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U プロセッサー | 既存のパソコンとCPU性能比較したい場合はコチラから比較してください。 CPU 性能比較 |
Bluetooth | 有り | Bluetooth® Smart Ready(Ver.5.2) |
メモリ | 16GB(DDR4 SDRAM) | メモリの交換、増設はできません。 |
HDD記憶容量 | 約256GB(PCIe) | PCIe接続が現状最速 |
無線LAN | Wi-Fi 6(2.4Gbps)対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) | 6GHz帯の無線規格に対応 |
有線LAN | なし | 必要時はUSB変換アダプタを購入 |
office | Microsoft Office Home & Business 2024 | Word/Excel/Outlook/PowerPoint 2029年までサポート |
バッテリ駆動時間 | 約12.5時間 | 動画再生時 約6.5時間 アイドル時 約12.8時間 |
USB | Type-C[USB 3.2 Gen 1]×1 Type-A[USB 3.2 Gen 1]×2 | Type-C(ACアダプタの接続ポートを兼用、DisplayPort出力機能付き) |
HDMI | HDMI出力端子×1 | 左側に配列 |
WEBカメラ | 有り | プライバシーシャッター付き |
メモリーカードスロット | SDメモリーカードスロット×1 | (SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード) |
ヘッドフォン出力 | ヘッドフォンマイクジャック(3.5mm 4極ミニジャック)×1 | マイク入力と共用 右側 |
キーボード | 日本語配列キーボード | バックライト付き、キーピッチ19mm 、キーストローク1.6mm、84キー、JIS標準配列 |
スピーカー | キーボードの左右に一つづつ | |
保証 | 1年保証 | レビュー投稿で3年保証延長 |
OSリカバリーメディア | 付属なし | セットアップ終了時リカバリーメディア作成可能(32GB以上USB必要) |
メーカーHP | LAVIE N14 Slim(カタログモデル)の仕様 | 類似品のPC-N1455HAL参照 |
NEC PC N145C/HAL(学生専用モデル)外観レビュー

それでは早速開梱した外観を見ていきましょう。
キーボード配列
キーボード配列は、日本語配列キーボードとなっており、バックライト付き、キーピッチ19mm 、キーストローク1.6mm、84キー、JIS標準配列になっています。
キーピッチは15.6インチよりも狭目ですが、標準的に手があまり大きくない日本人にとっては14インチのキーボード配列がちょうどよいのかもしれません。

左側面:TYPE-Cが電源供給と共用が難点
左側面のインターフェースは、左から「Type-A」「HDMI出力端子」「Type-C」「ヘッドホンマイクジャック」となっております。

残念な点として、「Type-C」端子が電源供給のACアダプターと共用なので、ACアダプターを接続時は「Type-C」が使用出来ない点があります。
また、電源供給が左側面中央付近に位置するため、邪魔に感じる方がいるかもしれません。
右側面:Type-Aが両サイドにあるのは嬉しい
右側面のインターフェースは、左から「Novoボタン」「SDメモリーカードスロット」「Type-A」となっております。右利きの方が多いため光学マウスの有線マウスを右側面指すことが出来れば便利ですよね。

Novoボタン(ノヴォボタン)とは、パソコンの電源ボタンの近くや側面にある操作ボタンで、LenovoやNECなどのパソコンで利用できます。
パソコンが正常に起動しない場合に、リカバリー機能やBIOSセットアップユーティリティにアクセスするために使用します。
背面:空冷を考えられた吸排気口
背面を見てみましょう。機内の空冷がしっかりとできるかは基板密度の高いノートパソコンでは非常に重要です。しっかりとした空冷の吸排気口が設けられているため安心して使用できるのではないでしょうか。

このPCを選んだ理由
ヤマダデンキでNECのN145C/HAL 学生専用を購入しようと思った決め手は主に以下の4つです。
- 購入に当たっての必要条件をすべて満たしていた
- 学生専用で他機種よりも割安だった
- ヤマダデンキの株主優待割引を使えた
- ヤマダLABI ANAカード新規ご入会&ご利用キャンペーンで5,000円割引できた
購入に当たっての必要条件をすべて満たしていた
筆者が身内のPCを購入するにあたり、用途を事前に確認した上で、最低限必要な条件は以下の5つと考えました。
- 13.3インチか14.0インチのノートパソコン
- Windows11 HomeかPro
- 16GBのメモリ(DDR4)
- NVMeタイプのSSD
- Microsoft Office Home & Business 2024
上記の要件は、学業や仕事上必須で考えて、ヤマダデンキの定員に伝えて機器選定してもらいました。

定員さんに必要事項を予め伝えておくと、選定する方も楽になりますね。
13.3インチか14.0インチのノートパソコン
持ち運びに便利な大きさとしては、やはり13.3インチか14.0インチのノートパソコンが最適です。
15.6インチのメリットは安価で購入できること、テンキーが付いているキーボードであること、大画面で見やすいことがあります。
逆にデメリットは持ち運びが大きいので大変なことがあります。
持ち運び前提だったので今回は14インチのノートパソコンに限定しました。
Windows11 HomeかPro
Windows10は、2025年10月14日(米国時間)にサポート終了します。
したがって、基本的には現在店頭に並んでいるOSWindows11ですから選定基準は必然的にWindows11になります。

MACやchromeOSは選定基準にならないの?

私がWindows使いなので、身内や知り合いに進めるのはどうしてもWindowsになります。なぜならMACだと質問されても答えられないからです。
MacBookは、学生や社会人にも人気で、高額ではありますが高性能かつ資産価値もあり優れた製品だと思います。
しかし、動画制作や画像編集などをしないのであればWindowsで十分だと思いますしノウハウも豊富にあるため、パソコン初心者であればWindowsが無難かと思います。
16GBのメモリ(DDR4)
メモリの仕様選定は筆者の中では最重要といっても過言ではないくらいウエイトを置いています。
なぜなら、最近のWindows11の使用メモリ、EdgeやGooglechromeなどのブラウザ使用メモリが年々増加しているからです。
では、どれくらい使用しているのかと断定することはできませんが、ブラウザのタブを複数個開くだけで数百メガメモリー使用することは往々にしてあります。
仕事や学業で調べものをする際にブラウザで必ず調べると思いますし、併せてoffice製品の起動やその他アプリケーションを同時に使用するとなると、もはやメモリ4GBや8GBでは足りないのです。
現在筆者が使用しているノートパソコンのメモリはWindows10の4GBとWindows11の8GBです。どちらも複数のアプリケーションを起動しなければそこまで支障はないのですが、やはりブラウザプラスアプリケーションを起動させて作業すると、動作遅延が否めません。
したがって、メモリ16GB推奨というのは実体験から基づいた要件と言えるでしょう。
NVMeタイプのSSD
ストレージが、HDD(Hard Disk Drive)主流だった4・5年前から比べると、現在はSSD(Solid State Drive)が主流になってきているのであまり気にする点ではないかと思いますがが、ここで一つ確認しておきたいことがあります。
SSDがHDDに勝る利点として挙げられることとして、高速性、耐久性、静音性、省エネ性が挙げられます。
高速性にまつわる点としてSSDには複数の接続方式があります。その違いによって高速性に違いが生じます。
接続方式 | 規格名 | 最大データ転送速度 | 特徴 | 主な利用場所 |
---|---|---|---|---|
SATA | SATA 3.0 | 6Gbps (約600MB/s) | 広く普及している規格で、価格も比較的安価。 | 2.5インチSSD、 一部のM.2 SSD |
PCI Express (PCIe) | PCIe 3.0 | 8GT/s (約1GB/s/レーン) | 高速なデータ転送が可能で、主にM.2 SSDで採用されている。 | M.2 SSD (NVMe) |
PCI Express (PCIe) | PCIe 4.0 | 16GT/s (約2GB/s/レーン) | PCIe 3.0よりもさらに高速なデータ転送が可能。 | M.2 SSD (NVMe) |
PCI Express (PCIe) | PCIe 5.0 | 32GT/s (約4GB/s/レーン) | 最新の規格で、非常に高速なデータ転送が可能。 | M.2 SSD (NVMe) |
従来のHDDは、SATAでの接続方式で転送速度は遅いです。2・3年前までは接続方式がSATAのSSDもありましたが(中古PCは要注意)現在はPCleでの接続が主流で現状最速です。
CPU,メモリーの性能も重要ですが、もはやWindows11はSSD(PCle)がマストな条件になっています。
Microsoft Office Home & Business 2024
最後に挙げた条件として、Microsoft Office Home & Business 2024であることです。
学業や仕事で使用する場合、office製品の活用は必須です。
無料オンラインで使用可能なGoogleのスプレッドシートや、サードパーティ製のoffice製品でもよいのですが、学業や仕事ではセキュリティの観点や指定ソフトの観点からやはりMS製品を使いたいところではあります。
そして、必ずと言って使用するExcelはもとより、プレゼンや学習発表資料で活用するPowerPointも必須になります。
officw365でもいいのですが、サブスクリプション形式のため月額使用料が発生します。
そして、マイクロソフトは外資系かつビックテックのため、企業主導で簡単に料金改定をすることができます。
インフレ時代の現代では将来値上がりすることが必須のため、現状はMicrosoft Office Home & Business 2024を付属することで4・5年使用料を固定することが出来るのでメリットはあります。
もし、家族複数人がoffice製品のを使用したいのであれば、Microsoftofficw365Familyをおすすめします。
項目 | Office 365 Family | Office Home & Business (H&B) |
---|---|---|
対象ユーザー | 個人・家族 | 個人・小規模ビジネス |
利用人数 | 最大6人 | 1人 |
利用可能なデバイス | Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Androidタブレット/スマートフォン | Windows PCまたはMac 2台 |
含まれるアプリ | Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNote, Access (Windowsのみ), Publisher (Windowsのみ), OneDrive | Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNote |
クラウドストレージ | 1人あたり1TB OneDrive | – |
その他特典 | Microsoft Defender (高度なセキュリティ機能), Clipchamp (動画編集ツール), Designer (デザインツール) | – |
価格 (年額) | ¥27,400/年 (税込) | 43,980 (税込) |
1人あたり実質負担額 (年額) | 24,567円 (税込) (6人利用の場合) | 43,980 (税込)1年目のみ |
特徴 | – 家族みんなで利用できる – 豊富なアプリと特典 – 大容量クラウドストレージ | – 永続ライセンス版 – ビジネス用途に最適 – 必要最低限のアプリ |
年額2.7万円程度で最大6人まで使用可能です。1人あたり1TB OneDriveもついてきますのでお得度はかなり高いです。
学生専用で他機種よりも割安だった
新品で上記要件を満たしている機種をは、ほとんど15万円を超える価格帯でした。15.6インチのノートパソコンだともう少し安価に購入できるのですが、やはり持ち運びしたいとなると13.3インチか14インチのパソコンが必要になります。
当機種は、学生専用ということもあり、定価で134,800円(税別)、税込みで138,280円で、office2024付で13万円台は安いと思いました。
ヤマダデンキの株主優待割引を使えた
株式会社ヤマダデンキは、株式会社ヤマダホールディングスの傘下の企業になります。
家電量販店だけではなく、住宅事業や、電気自動車の販売、フィンテック事業など、時代を見据えた多角経営をしている会社です。
2024年には、住信SBIネット銀行と提携した「ヤマダNEOBANK」において積立預金キャンペーンを実施しました。
キャンペーンの内容は毎月一定額を積み立てると、満期時にヤマダデンキのポイントが付与されるというもので、特に12月に実施された期間限定の10%還元キャンペーンが注目を集めました。
しかし、SNS上で想定以上の話題になったこと、利回りが良すぎることから申し込みが殺到し、キャンペーンを中止にする事態になってしまい一時期話題になりました。
そんな失敗はありつつも社会的に人々の生活に必要な価値を提供し続けている企業であるという認識と、身近に利用している企業を応援しようという観点から、筆者は数年前から株を購入していました。
2025年1月31日時点での株価は、455.5円です。
単元化、つまり100株45,500円購入すると、株主優待を受けることができます。
基準日 | 所有株式数別の優待内容 100株~ 499株 | 所有株式数別の優待内容 500株~ 999株 | 所有株式数別の優待内容 1,000株~ 9,999株 | 所有株式数別の優待内容 10,000株以上 | 発送時期 |
---|---|---|---|---|---|
3月末 | 500円分 (1枚) | 2,000円分 (4枚) | 5,000円分 (10枚) | 25,000円分 (50枚) | 6月下旬 |
9月末 | 1,000円分 (2枚) | 3,000円分 (6枚) | 5,000円分 (10枚) | 25,000円分 (50枚) | 12月中旬 |
※1回のお買上げ金額が、税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚(500円)の優待券が利用可能
※1回のお買物での利用枚数は、表面に記載の有効期限内「最大50枚」までとなります。
今まで受け取った株主優待券を活用し、iphoneの充電コードや、実家の冷蔵庫、母のスマホケース、エアコン、電池等の消耗品購入時に活用させてもらいました。
微々たるものかもしれませんが
株主優待券のほかに、年に2回配当金も受け取ることができます。
2025年1月31日時点での配当利回りは2.85%です。
身近な企業を応援しながらも、配当金を受け取ることが出来るなんてとても素敵なことではないでしょうか。
ヤマダLABI ANAカード新規ご入会&ご利用キャンペーンで5,000円割引できた
株主優待での割引のほかに、購入検討時に定員さんにおススメされたヤマダLABI ANAカードを作成することで、5,000円値引きすることができると知りました。
【ヤマダLABI ANAカード】新規ご入会&ご利用で1,000ヤマダポイントをプレゼント
私たち家族が住む地域には空港があるのですがANAしか就航していません。
したがって陸マイラーとしてANAのマイルを今までも貯めていたので、ヤマダデンキでも良く買い物をするし、申し込みも簡単だったので今回は入会することにしました。
銀行口座番号やANAの番号が入会時にわかれば店頭で10分程度で申し込みが完了しました。
店員さんには申し込み受付番号を提示すると5,000円割引してくれました。
わざわざ作るのであればカードを作る必要もありませんがANAマイルを貯めている方であれば作っても損はないかと思っています。
初期セットアップはそれほど難しくはない
初期セットアップは、Windowsupdateもあるので長いときは1時間以上かかる場合もあります。あらかじめ余裕のある時間にセットアップしましょう。
もし、さっぱりわからないという方は、店舗で有料のセットアップサービスがありますので購入時に依頼しましょう。
一般価格 6,050円(税込)程度でセットアップしてもらえます。
◆ヤマダデンキ→パソコン設定サポート

私はもちろん身内の設定なので無償対応です。
概ね以下の6ステップで完了します。
インターネット(Wi-Fi無線)環境下で機器の開梱
購入したら開梱します。商品の外観や付属品を確認し、不良が無いかをチェックします。
不良個所があれば即時購入した店舗に連絡して対応してもらいましょう。
また、初期セットアップにはインターネット環境(無線LAN)環境が必須となっております。あらかじめ、無線LAN環境下で開梱しましょう。
◆梱包箱に傷や凹みが無いかを確認しましょう。

Microsoftアカウントを準備する(初期セットアップ時でも可)
初期セットアップには必ず(注釈※1)マイクロソフトアカウントが必要となります。
作成していない場合は事前に作成しておくことをおススメします。以下のリンクより作成してください。
※1:ローカルアカウントで作成することもできますが別途コマンド設定が必要です。
■Windows 11 をオフライン環境でインストールする方法【23H2対応】
Microsoftアカウントとローカルアカウントの違いは以下のとおりです。
■ローカルアカウント
お使いのパソコンごとにユーザー名と任意でパスワードを登録し、サインインするためのアカウントです。
パソコン固有のアカウントのため、複数のパソコンに同じユーザー名でアカウントを作成しても、パソコンの設定は同期されません。
また、ローカルアカウントでは、Microsoft Storeからアプリをダウンロードしたり、Microsoft社が提供するオンラインサービスを使用したりすることができません。
※ 使用するには、Microsoftアカウントでサインインする必要があります。
■Microsoftアカウント
電子メールアドレスとパスワードを使用して、Microsoft社が提供するオンラインサービス(Outlook.comやOneDriveなど)やWindows 11へサインインするためのアカウントです。インターネット上で個人の認証を行います。
Microsoftアカウントでサインインすると、Microsoft Storeから任意のアプリをダウンロードすることができます。
また、複数のパソコンに同じMicrosoftアカウントでサインインすると、個人設定をオンラインで同期して、パソコンのテーマや壁紙、ブラウザーのお気に入り、アプリなどを共有できます。
機器の起動、Windows初期設定ウィザードに従い設定する
無線LAN環境とマイクロソフトアカウントが準備出来たら、PCを起動します。
◆国または地域の設定します。日本にお住まいの方は日本を選択します。

◆キーボードレイアウトを選択します。通常は「はい」をクリックし次に進みます。「二つ目のキーボードレイアウトを追加しますか」という表示が出たら「スキップ」を選びクリックします。

◆無線LANに接続します。ご自宅で使用しているSSIDを選択し、認証キーを入力します。

◆Windows更新プログラムチェックが開始されます。しばらく時間がかかるので放置しましょう。

◆ライセンス契約をご確認ください。は、説明文を読み「同意」をクリックします。

◆デバイス名に名前をつけます。任意の名前でもいいですし、初期値の名前でもいいです。

◆Microsoftアカウントでサインイン(新規作成)します。新規作成の場合は以下の赤枠内をクリックして新規にアカウントを作成します。

◆PINのセットアップ、Microsoftアカウントで毎回起動時にサインインだと、パスワードが面倒なのでPINコードを設定します。桁以上の暗証番号を入力するだけでサインインできるようになります。

◆windows11のディスクトップ画面が表示されたら初期セットアップの完了です。

officeのライセンス認証と必要なソフトウエアをインストールする
Oficeのライセンス認証が必要です。近年はoffice2019や2021と違いプロダクトキーが書いてあるカードは同梱されていません。
Microsoft Office デジタルアタッチ版(DA 版)という認証形式に変わっており、オンライン認証になります。より厳格にライセンス認証をするための方針だからでしょう。
◆EXCELやWORDアプリを初回起動するとライセンス認証画面が表示されます。

◆設定したマイクロソフトアカウントでサインインすると、付属されているOffice Home & Business 2024のライセンス認証されます。難しい設定は必要ありませんでした。

◆他に必要なアプリがあれば別途ダウンロードしてインストールします。例としては、以下の様なソフトを導入していると便利です。
- GoogleChrome(グーグルが提供するブラウザソフトです)
- Adobe Acrobat Reader(PDF閲覧用)
- 保有しているプリンターのドライバー
- Zoom(オンライン会議用)
- GoogleDriveパソコン版ドライブ (データの同期エクスプローラー上で使用できる)
再セットアップメディア作成
万が一OSが故障して再セットアップが必要になった時に備えて、必ず再セットアップメディアの作成をおすすめします。
以前は、メーカーがCDなどのメディアを付属してくれていましたが環境に配慮してなのか最近は自身での作成か別途購入が必要です。
◆スタートメニューをクリックし、「再セットアップメディア作成ツール」を探してクリックします。

◆USBメモリーを挿し、使用可能なドライブが選ばれたら「作成開始」をクリックします。数分で作成は完了しますので、完了後USBメモリーを抜いてください。USBメモリーには再セットアップメディアだと分かるように記入しておいてください。

※32GB以上のUSBメモリーがあれば簡単に作れますので是非ご自身で作成してみてください。千円以下で購入できるメモリーで十分です。
ヤマダデンキでパソコン購入をおススメしたい方
楽天やAmazonで購入せずに、実店舗で購入するメリットは実際にあるのでしょうか。基本的にはECサイトよりも実店舗で購入した方が割高になることは否めません。
それでも、ヤマダデンキやケーズデンキ、ノジマ、上新電機などの実店舗で購入した方が良い方もいます。
- 詳しいことはわからないので定員さんにおススメしてもらいたい方
- 設定をお願いしたい方
- 緊急でパソコンを購入して使いたい方
- アフターサービスや保証を付けてもらいたい方
- ポイント
筆者はある程度パソコンに関する知識があるため、事前にスペックや価格等に当たりを付けてから店舗に行き、販売員さんと交渉しましたが、パソコンについて詳しくわからない方は素直に販売員さんに尋ねながら購入すると良いでしょう。
購入時には、設定や保証を付けるかどうかもしっかりと聞いてくれますし、最初から最後までお願いしたい方は実店舗での購入をおすすめします。
また、ネットとは違い、当日購入し使用できる点も重要です。
ネットか店舗かどちらで購入するかはそれぞれの事情を踏まえたうえで購入しましょう。
まとめ
ヤマダデンキでは、ネットで検討している機種を事前に知らせることで、値引き交渉にも応じてくれました。
とは言え、実店舗で購入なのでネットで検討している同等品が販売してるわけでもなく、またネットと同じ価格にして欲しいという無理難題を言うつもりもありませんので、ある程度折り合いがつく価格帯になれば手打ちにすることは大事です。
最終的に値引き交渉、株主優待、ANAカード入会割引で、約14.8万円(税込)のところ約13万円(税込)円で購入できました。
大きな声では言えませんが、学生専用なのですが身内に学生がいて使用すると言えば販売してくれるかもしれません。
新品でofficeもサポート期間が十分あるので進学で4・5年使用するには十分ではないでしょうか。
もし、セットアップも面倒、もっとスペックが落ちてもいいから安価でコスパが良いPCを探しているという方は以下の記事をご覧ください。3~5万円で購入できるパソコンを紹介しています。


