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【AI活用術】子育て世代も安心!100万円以内で家計と資産形成を両立する車選びのポイント

【AI活用術】子育て世代も安心!100万円以内で家計と資産形成を両立する車選びのポイント
ごつこさん
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地方で暮らす家族にとって、車は生活必需品です。電車やバスといった交通手段が少ない地域では、一家に一台どころか一人一台が当たり前。わが家も夫婦で各一台ずつ車を所有しています。

しかし、資産形成を目指す私たちにとって、車の買い替えは大きな出費。選び方次第で、浪費か、賢い資産運用かが決まります。

車が生活に欠かせない中で、家計への影響を最小限に抑えつつ、満足度の高い買い物をするにはどうしたら良いか—その答えを考えてみました。今回、私たちがどのように車を選び、購入に至ったかをお伝えすることで、あなたの参考になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

  • 車の購入を資産形成の観点から考えるための基本的なポイント
  • 予算内で満足度の高い車を選ぶための手順とコツ
  • AIを活用した客観的な車種選定方法
  • 買い替えで失敗しないための購入方法の選び方
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一般的な車の購入費用や購入方法を知る

家計簿 計算

初めに、一般的な車に書ける費用や購入方法などを知ることで、資産形成を有利に進めるためのヒントを得ることが出来るので調査してみましょう。

他人と同じこと、一般的なことをしていては資産は築けませんし、わが家は住宅を購入したので、住宅の次に高価な買い物となるであろう車の購入には細心の注意を払う必要があるからです。

一般社団法人日本自動車工業会の「2023年度乗用車市場動向調査について」の資料と、株式会社リクルートが運営しているカーセンサーによる「中古車購入実態調査2023」を参考にさせていただきました。

気になった項目をそれぞれ一覧表にしてみました。

新車・中古車の平均購入価格

新車・中古車の購入価格の平均と購入単価別の比率を一覧表にした場合、以下のとおりになりました。

項目全体平均価格帯1価格帯2価格帯3備考
新車購入価格264万円101~200万円
28%
201~300万円
34%
301~400万円
21%
17年度より平均購入価格は上昇
中古車購入価格172.1万円50~100万円
19.8%
100~150万円
18.7%
150~200万円
15.0%
平均172.1万円は前年比15.5万円増加
引用元:自工会「2023年度乗用車市場動向調査について」、カーセンサー「中古車購入実態調査2023」より

新車の平均購入価格は264万円、中古車の平均購入価格は172.1万円となりました。車の購入にかけることのできる費用は各世帯によって違いはあれど、平均を知ることで予算の検討材料にはなります。

当然のことながら、新車の平均購入価格は264万円となり中古車よりも約100万円高くなり、かつ300万円以上が4割を占めます。

現在日本の年収の中央値は約396万円ですから、新車の購入がいかに高い買い物かがわかります。

購入方法は新車・中古車共に現金一括の比率が高い

次に、購入方法についての比率について一覧表にしました。

購入方法新車購入(全国比率)中古車購入(全国比率)備考
現金一括58%51%首都圏や高齢者での利用が多い
ローン/クレジット17%28%貯蓄に余裕がない層に人気
残価設定等18%14%短期間での車両交換が可能
リース6%7%契約満了後は車両返却が必要
引用元:自工会「2023年度乗用車市場動向調査について」、カーセンサー「中古車購入実態調査2023」より

意外だったのが購入方法は、新車・中古車共に現金一括が高かったことです。新車での現金一括が58%、中古車は51%と半分以上の比率となっています。

その一因として考えられるのは首都圏周辺、高齢期で7割前後が現金一括という結果が出ており、少子高齢化、首都圏への人口集中の観点から比率が高くなったものと考えられます。

特に年齢が高くなればなるほど将来に残す資産も少なくて車購入を目的に現金を貯蓄し、一括購入できるのであれば無駄な金利を払う必要もありませんのである意味賢い選択とも言えます。

月間維持費は平均12,000円だが車体費用税金保険は別途なので考慮が必要

その他参考にしてみたい項目は以下の通りです。

項目平均項目2項目3項目4備考
前保有車の保有期間全体平均
7.2年
新車
7.7年
中古車
6.2年
5年保有の平均は13%
月間維持費全体平均
12,100円
4,001~6,000円
17%
8,001~12,000円
23%
12,001~20,000円
19%
家族成長前後期は約14,000円と平均より高い
保有車の燃費平均燃費
約13.8km/l
大・中型車
約10.8km/l
小型車
約15.8km/l
軽自動車
約14.7km/l
平均燃費は年々向上
引用元:自工会「2023年度乗用車市場動向調査について」、カーセンサー「中古車購入実態調査2023」より

月間の維持費を見てみると、全体平均で12、000円となっており、昨今のガソリン価格上昇を考慮するとそこまで高くはないという印象。

しかし、この調査の維持費には、車体価格の月々のローンや自動車税、自動車保険等は含まれていませんでした。

もし、2000cc以上の新車をローンで購入した場合、ローン支払いは月3万円以上、自動車税は年間5万円近く、自動車保険も車両保険を付けると高額になる為、月にならすと5万円以上かかる計算になります。

そうなると毎月の収入に占める車両費用はかなりの比率になってしまうため、家計を圧迫してしまう可能性があり、注意が必要です。

これらの一般的な費用を考慮したうえで、車の購入を検討してみると自身の生活水準に合った車の購入ができるのではないでしょうか。

車購入の目的を熟考しよう

plan 目的

車の購入目的を考えることは非常に重要です。なぜなら目的によって購入方法や車両の費用、維持管理費の予算は大きく左右されるからです。

車は生活に必要な移動手段か、趣味に特化したものか、ライフスタイルに応じて検討することが大切です。

わが家では車は移動手段とキャンプに行くために荷物が詰める車としてを目的としているため、極力イニシャル、ランニングを抑え、かつ家族が喜ぶ車を購入しようと考えました。

生涯の資産形成における車両費はバカにならない

車買取り専門店グーの調査によると、一般的なご家庭で「30年間はコンパクトカー」「20年間はミニバン」を乗ったとした場合、生涯維持費はざっと4500万円程度と言われており、また先に述べた全国平均の新車購入価格264万円を7.2年単位で30年乗り続けた場合の一人当たりの車両費用は、1,100万円/人になります。

家族二人が車を所有していた場合は2,200万円となります。さらに年間維持費二人分で80万円30年間とすると2,400万円かかるわけですから車を所有していなければ軽く老後2,000万円問題はクリアできるわけです。

このように考えると、資産形成における車所有について熟考しなければならない理由がわかるかと思います。

ライフプランを基に車の購入費用を算定

元々車にそこまで興味がないわが家ですが、田舎暮らしのアウトドア好きなので、車の必要性は十分に感じています。

しかし、先にも述べたように資産形成における車の所有に占める費用は大きなものになりますから、長い目線で購入費用を考える必要があります。

そこで、わが家は有料のライフプランを受け、今後の生活設計に支障が無くかつ老後豊かに生活できるためにはどれくらいのスパンで車を購入し予算はどれくらいが妥当なのかを考えることにしました。

以下の記事は、信頼のおけるライフプランナーに相談した時の詳細な内容になります。自身の過去の失敗談も含めかなり具体的に書いておりますのでご参考にしてみてください。

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相談時に決めた車購入の予算は100万円としました。今後の物価上昇具合を考慮すると上下あるかもしれませんが大体その程度の予算です。

また、保有期間は14年に設定しました。今までの経験上、新車でも中古車でも10年以上は余裕で保有できると想定したからで、妻の前車は中古の軽自動車を16年乗り、私の前車は新車で18年乗りました。

ライフプランを作成してもらったのは2023年4月です。当時乗っていた車の年数は17年目でした。あと5・6年は乗りたいと考えたので次回車の購入時期は2029年を想定しておりましたが、その計画は早くも崩れ去り、2024年に購入することになってしまいました。

しかし、あらかじめ算定した予算は崩すこと無く行きたいと考えているためそこまで全体のライフプランに狂いはないと考えています。

家族構成、趣味、嗜好を考慮した車種選定

車は、住宅と同様人生のライフステージによって車種は変わっていくものです。独身時代は基本的には一人しか乗車しないため、自身の趣味嗜好に偏ったスポーツカーや高級セダン。結婚し子供が生まれ家族が増えたらミニバンやワンボックスカーへ。子供が巣立ち、夫婦二人になったらコンパクトカーや軽自動車に。

と、ライフステージによって車種や購入代金は大きく変わってきます。

特に、家族の場合自身の趣味嗜好で数百万円する買い物は中々し辛いので、しっかりと家族で話し合いどのような目的かつ嗜好で購入したいか相談する必要があります。

わが家では毎月家計報告会及び様々なことを相談しあう時間を設けており、欲しいものややりたいことがある場合は親も子どももその時にプレゼンするようにしております。

家族の共通の趣味がアウトドア(キャンプ)や旅行なので、第一の目的として今のキャンプギアを荷室に詰め込むことができ、経済的な負担が無いく旅行やキャンプライフを送れる車ということで車種選定することにしました。

新車?or中古車?

新車か中古車か、この選択肢によって資産形成における影響度はかなり大きいと言えます。もしも購入の目的が浪費とわかっており、どうしても、誰も乗っていない新しい車が欲しいという願望があるのであれば、新車を購入することを誰も止める人はいないでしょう。

しかし、資産の最大化や他の生活費にゆとりを持たせたいのであれば中古車を長く大事に乗ることが一番の近道と私は考えます。

他にも新車を購入した場合、車両保険に入る必要性が出てきて、維持費が上がる可能性もあります。

SBI損保の調べ「車両保険って本当に必要?」によると、2023年車両保険の加入率は46.6%と半数が加入しているそうです。

また、三井ダイレクト損保「新車購入時の車両保険選びのポイント」の調べによると、新車購入者の車両保険付帯率は81.3%になるそうです。

新車の場合、車両価格が高くなるのはもちろんのこと、新車で事故や盗難があった場合、費用が高額になるため、万が一に備えて車両保険の加入率が高くなるのは当然のことと言えます。

以上のことを踏まえたうえで、新車の購入は考えるべきです。

中古車は、当たり外れが新車よりも高く、故障リスクがあります。こちらも万が一故障しても良い様に備えは必要です。個人的な意見にはなりますが、車両保険に入るよりも貯蓄で修理費用を貯めておく方が使い勝手が良いのでおススメと言えます。

車種を検討する

車の購入目的をしっかりと考えたら、車種を選定します。

ここでポイントなのが、ディーラーや販売店に行く前にあらかじめ車種や予算を絞っておくことです。

行動経済学を知ることで車の購入を優位に進めることができる

なぜなら、車種や予算を決めずにディーラーや販売店に行くと、プロの営業マンからの営業トークによって本来想定していなかった予算かつグレードの高い車種を勧められ購入してしまう可能性が高いからです。

行動経済学という学問があります。通常の経済学では「人は合理的な行動をする」ことを前提にされています。

行動経済学では、人は時に合理的でない判断をすることを前提にしています。ディーラーの営業トークでは、この考えを活用しており、あたかも購入検討者が自分で決定したかと思わせ営業が売りたい商品を売ることに長けているのです。

例を挙げると、車で「〇〇年販売部門1位」、「おススメ!芸能人の○○さんも愛用している車」などのトークで目立つ特徴や権威性を印象付けることにより、良い商品に間違いないと思わせるハロー効果

「同車種モデルチェンジに伴い、当店限定大特価通常価格300万円のところ20%OFFの240万円に!」というトークだとすると、通常価格の300万円が脳内にアンカリングされ20%OFFだから安いと認識してしまうアンカリング効果などが挙げられます。

本来の価値はもしかしたら200万円なのに、アンカリング効果により240万円でも安いと思ってしまうのです。

このような営業トークがあることを知り、事前に予算と車種を絞っておけば迷うことなくまた、購入側が優位に立つような交渉もできるのです。

CatGPT(AI)を活用して車種選定する

とはいえ、新車中古車含めると数百数千種類ある車種から絞るのは至難の業です。車雑誌やネットを検索して車種を絞るのも良いのですが、ここ数年で台頭してきたCatGPTを筆頭にしたAIを活用することも手段の一つです。

今回わが家では、車種の選定をCatGPTを使い、壁打ち方式で相談しながら決めていったのでその過程を公開します。

AIには、プロンプト(動作をするよう促す指示命令)を入力することで適切な応答や結果を提示してくれます。

わが家がCatGPTに提示した車購入の条件は以下のとおりです。

  1. 家計に優しい車
    燃費、税金、維持費、修繕費、任意保険費用を考慮
  2. 中古車
    予算は諸経費込みで100万円以下
  3. 車種
    家族4人キャンプに行ける大きさ、ワンボックス、SUV、ステーションワゴン
    で1500cc以下で5人乗り以上7人乗り以下

応答結果は以下のとおりです。

ポイント

  1. 燃費: 燃費が良い車種を選ぶことで、長期的なコストを抑えることができます。特にハイブリッド車は燃費が良いですが、初期費用が高めになる場合もあります。
  2. 税金・維持費: 1500cc以下のエンジンを持つ車は、比較的低い自動車税がかかります。また、軽自動車の方が税金や保険料が安くなりますが、サイズや乗車人数の制約があります。
  3. 修繕費: 人気車種や販売台数の多い車は、部品が安く手に入りやすいです。また、信頼性の高いメーカーの車を選ぶことで、修理の頻度を減らすことができます。
  4. 任意保険: 車種によって保険料が異なるため、保険料の見積もりも確認することが重要です。

おすすめ車種

以下の車種は、家計に優しく、ファミリーキャンプにも適した条件に合うものです。

  1. トヨタ シエンタ (1500cc, 5-7人乗り)
    • 燃費: 非常に良い
    • 特徴: 7人乗りが可能で、コンパクトで使い勝手が良い。
  2. ホンダ フリード (1500cc, 5-7人乗り)
    • 燃費: 良好
    • 特徴: 室内空間が広く、ファミリー向けに人気の車種。
  3. 日産 ウイングロード (1500cc, 5人乗り)
    • 燃費: 良好
    • 特徴: ステーションワゴンタイプで、キャンプ道具の積載に便利。
  4. スズキ ソリオ (1200cc, 5人乗り)
    • 燃費: 優秀
    • 特徴: 小回りが利き、維持費も低い。コンパクトながら室内空間が広い。

これらの車種は比較的手に入りやすく、維持費も抑えられるため、予算内で条件に合う中古車を見つけやすいでしょう。

その中でも気になったトヨタシエンタとホンダフリードについて現行車種との比較表も作成してもらいました。

項目H19年式SUV
(現行車種)
トヨタシエンタホンダフリード
車両価格新車350万円中古約80-100万中古約80-100万
排気量2400cc1500cc1500cc
燃費約9-11 km/L約15-17 km/L約14-16 km/L
維持費(自動車税・保険料など)自動車税: 39,500円/年、保険料:高め自動車税: 30,500円/年、保険料: 比較的安い自動車税: 30,500円/年、保険料: 比較的安い
車内スペースと乗車5人乗り
広い荷室
5-7人乗り
コンパクトで広い空間
5-7人乗り
ゆとりある室内
目的別の使いやすさ(家族のキャンプなど)快適な走行性能だが燃費が低め燃費が良く、家族向けに最適広い室内と利便性で家族キャンプに最適
車種別性能比較

選定してくれた車種を、中古車大手のサイトで実売価などをしらべます。実際に想定した予算内に収まりそうか自薦に確認したうえで、車販売店に向かいます。

今は、「不当な価格表示」の常態化や不正販売を防ぐため、2023年10月1日自動車公正競争規約・同施行規則の改正により、中古車の販売価格の表示が「支払総額」に変わったので以前よりクリアになっています。

ごつこさん
ごつこさん

今までは店頭表示価格の裏に、不当な整備費用や保証などを後付けされることがあり、比較も難しかったので、消費者にとっては安心材料になります。

個人運営のYouTubeやブログなどで選定車種を調べる

ChatGPTで選定してもらった車種についてさらに調べるために個人で運営しているYouTubeやブログ記事をみて検討します。

どうしても法人運営のサイトですと客観的な視点が入ってしまいます。その点個人的なチャンネルやサイトであれば、若干のインプレッション目当ての盛りはありつつも、実際の使用感を一次情報で提供してくれているため、参考になります。

ごつこさん
ごつこさん

私も個人ブロガーです。一時情報体験談はとても大事にしています。

わが家が購入した車種はフリード

ChatGPTで選定してもらい、トヨタのシエンタとホンダのフリードに絞り込みさらに詳しく調べました。

価格や車内空間の広さ荷室の広さが、わが家の趣旨にピッタリだったホンダのフリードプラスという車種でした。

知り合いの車両整備工場からネットーオークションで探してもらいましたが予算に見合わなかったので、年式を落とし、10年落ちの走行距離そこそこの車種が見つかり、購入することができました。

今までのSUVに比べると経済的にも優しく、燃費も少しあがり、コンパクトなのにキャンプギアも全部詰めることができ、家族も喜んでくれたので、総合的にみてとても満足度の高い買い物が出来ました。

乗り換えして満足した点

乗り換えして満足した点は以下の通りです。

  • 予算内で購入出来た
  • 燃費が10km/L→12.5km/Lに向上
  • 荷室の収容が以前より1.2倍アップ
  • 2400cc→1500ccになり税金が安くなった
  • タイヤが18インチ→14インチになりタイヤ代が安く済む
  • 後部座席がスライドドアになった
  • 自転車を立てて積載できる
  • ドライブレコーダー、ETC標準装備だった
  • 自動車保険料が8,000円/年も安くなった

どの点もそこまで大きな変化は無いですが、少しの違いで満足できると幸福度は上がりますよね。

イマイチだった点

逆にイマイチだった点も少なからずあります。

  • 外装の傷、ヘコミがある
  • カーナビが古すぎてCDしか聴けない
  • クッション性能が低い
  • 給油口の開け方がわかりにくい
  • 合鍵がついていない

限られた予算ですべて満足のいく車種を選定できるとは思っていません。「足るを知る」を心がけ、多少の不便は許容する心も大切です。

事前に車の支払い方法を決めておく

クレジットカード

販売店に行く前に、もう一つ決めておきたいことがあります。それは支払い方法です。これを先に決めておくことで、販売店の意見に左右されることなく、決められた予算で決められた支払い方法を実行することで資産形成を進めることができます。

払い方法の種類とメリット・デメリット、属性別最適支払い方法

支払い方法には主に以下の種類があります。仕組みとメリットデメリットまとめてみました。

支払い方法仕組みメリットデメリット適した属性やライフステージ資産形成に適した総合評価
現金一括車両の代金を一度に全額支払う方法金利がかからない、所有感が得られる、ローンなしで心理的に安心多額の資金が必要、手元資金が減る子育て世代、資産形成を考える世代:計画的な貯蓄ができ、ローンが不要になるため、生活が安定。多重ローンを避けられる。
クレジットカード一括クレジットカードで全額支払い、翌月または数回分割で完済します。ポイント還元も期待できます。ポイントやマイルが貯まる、短期で返済完了、金利不要利用可能枠に限りがある、対応する販売店が少ない子育て世代、貯蓄体質の方、カード余力がある方:資産形成と同時にカード特典も活用できるためお得。ただし、対応する販売店や限度額の確認が必要。
ローン/クレジット分割で長期的に支払う方法です。銀行ローンやディーラーローンなどの選択肢があります。分割払いで購入できる、現金が手元に残る金利負担、長期の支払いが必要若年層や貯蓄が少ない方:初期費用が難しい方には便利ですが、総支払額は増え、家計負担が長引くことがある。
残価設定ローン契約時に車両の将来価値(残価)をあらかじめ設定し、その残価を差し引いた金額をローンで分割して支払う方法月々の支払いが低額、短期間で乗り換えや返却が可能残価リスク、走行距離や車両状態による制限若年層や、頻繁に車を乗り換えたい方:短期間で乗り換えたい方には便利だが、総支払額が割高で、資産形成には不利。
カーリース、契約期間中、毎月の定額支払いで車を借りる形の契約月額定額で維持費込み、手軽に新車が使える資産にならない、走行距離の制限、契約解除が難しい単身者や短期間の車利用を希望する方:維持費込みで手軽だが、資産形成には不利で、返却義務があるため将来の所有はできない。
車両支払い方法の種類とそれぞれのメリット・デメリット

個々の家庭事情やライフステージによって支払い方法に有利不利があります。上記の表の星評価は、主に「資産形成や生活の安定度にどれだけ貢献するか」という観点で評価しています。

子育て世代や資産形成を優先する方にとって、最も堅実で安心な方法はやはり現金一括です。貯蓄した以上の買い物をした場合は「負債」となります。

それでもより性能がイイ、グレードの高い新車を買いたいという時は、少しでも金利の安いマイカーローンなどを検討する必要があります。

わが家の支払い方法:先取り貯蓄で計画的に貯め、現金一括+クレカ一括のハイブリッド方法

わが家では、現金一括+クレカ一括のハイブリッド方法を選択しました。

支払い方法は人それぞれと言えばそれまでですが、どのような支払い方法が最適解かは自身で考える必要があります。それが一番後悔しません。

現金一括は、会社の財形貯蓄制度を活用し、年間45万円貯めています。2年で90万円貯まるので、事前に100万円以内を予算で組んでいたので、ほったらかしで貯めることができます。

クレカの限度額も100万円あったので、貯めた現金はクレカ一括支払いと、税金の現金支払いとして使いました。

クレカ一括だと、金利もかかりませんし尚且つポイント(マイル)がたくさん貯まるのが最大の利点と思い、迷わず選択しました。

幸いにして、車を購入した整備工場はクレカ対応でしたので、渋々ですが応じてくれました。あまり大きい金額のクレカ払いは実は販売店にとっては手数料が取られるためあまり快く応じてくれないみたいです。

私が使用しているクレカのマイルポイント還元率は、1.5%です。

諸費用抜いた74万円をクレカ払いしたので、獲得マイルは約11,000マイルになります。

これは、Lシーズンに東京-大阪を1往復できるほどのマイルになるため運賃で換算すると、24,000円分に相当します。

任意保険も事前に決めておく、乗り換えタイミングでネット損保への切り替えもおススメ

保険

任意保険も販売店に行く前に契約先を決めておくことをおススメします。ネット損保なら対面契約よりも割引りが高く、かつネットで24時間いつでも契約変更可能なためとても楽に変更することができます。

わが家ではネット損保を活用することで、対面契約よりも安く契約することができています。

また、今回車の買い替え自体も自身でネットから変更手続きをすることが出来るのでとても楽です。

ネット損保への切り替えを検討した時にSBIホールディングス株式会社が運営している自動車保険一括見積サービスを活用しました。

良い点は以下のとおりです。

  • 無料で資料請求から見積もりまで可能
  • 車検証と免許証と現在の保険証券と現在の走行距離で簡単に見積もり査定できる
  • 複数社から資料が届く
  • あなたにぴったりの自動車保険を誰からも邪魔される事無く選ぶことができる
  • ネット割引適用になる
  • 保険証券は電子化なのでPDFデータで持ち歩く事ができる

少し気になったデメリットは以下の3つです。

  • メールアドレス登録するため営業メールが沢山来る
  • 毎年自分で更新か乗り換えを検討する必要がある
  • 自転車障害特約が見積もりに付帯できない(後付けは可能)

回避策はあります。選ばなかった保険会社からメールが届いた場合、メール情報案内終了の設定をするだけです。自転車特約も後で付ける事は可能です。

一番安い自動車保険がわかる!

ここまで準備できたらもう大丈夫お気に入りの車と販売店を見つけたら迷わず交渉しましょう

ライフプランに合わせた車購入は、家計の安定にも繋がります。ここまで説明してきたことを実践し車選びをすれば、どこの販売店やディーラーに行ってももう大丈夫です。

車の購入は、家計に与える影響が大きく、特に子育て世代にとっては慎重に検討すべき決断です。家族のライフスタイルに合った車種や支払い方法を選ぶことで、無理なく生活を楽しむと同時に、将来の資産形成にも繋がります。

この記事では、現金一括や先取り貯蓄を活用することで、支払い総額を抑え、家計を圧迫せずに車を所有する方法について解説しました。長い目で見たとき、計画的に貯蓄して現金で購入することが、心の余裕と家計の安定につながります。また、AIを活用した車種選定やライフプランに基づく予算設定なども、賢い選択をするための有効な手段です。

最終的に、車は単なる移動手段でありながら、家族の時間を豊かにするツールでもあります。家族が笑顔で安心して乗れる車を、計画的な方法で手に入れ、充実したカーライフを楽しんでください。この記事が、その一助となれば幸いです。

※家計管理や資産形成の情報をより詳しく知りたい方は、家計簿ブログもぜひご覧ください。

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資産形成歴4年目。総資産2,000万円達成した筆者が家族で楽しく資産形成している実践記事を配信中。「ブログを通じて社会に貢献」を当ブログの理念とし日々邁進。
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