【貯蓄率-40%でも楽天トラベルで東京旅行がお得に】2024年5月家計簿と資産公開|資産2300万円突破!
子育てや老後など、将来に対する不安は誰にでもあります。教育費の高騰や老後2,000万円問題は、私たちを悩ませる大きな課題です。お金に困らない未来を実現するためには、どうすれば良いのでしょうか?
資産運用について学びたいけれど、同じ家族構成を持つ人の経験談を見つけるのは難しいものです。
そんな中、総資産2,300万円を達成し、様々な倹約術と豊かなお金の使い方を実践する4人家族わが家(ごつこさん@gotukosan)の資産運用方法、倹約方法、お金の使い方について、日々の生活を交えて紹介します。
その理由や経験も含め、あなたの学びになる部分が一つでもあるはずなので是非続きを見て頂けると嬉しいです。
この記事でわかること
- 40代共働き子ども2人の家計簿の実態がわかります
- 投資歴4年の資産、運用実績がわかります
- 収入の増減に対する対処方法がわかります
以下の記事では、3年間家族協力して資産形成に取り組んできた過程で役に立ったアイテム・サービス・アプリ・本を紹介しています。
日々の生活での役立つ情報や失敗した内容も記録として残しています。何か一つでもお役にたてればと思い、過去の家計簿と資産公開内容は以下の記事にまとめています。
2024年5月の家計簿公開
一般的に家計に占める貯蓄の理想は30%~40%と言われています。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」によると年代別家計に占める貯蓄率の平均値は以下の表となるそうです。
世帯主の年令別 | 平均貯蓄率 | 金融資産目標残高 平均値 | 金融資産目標残高 中央値 | 金融資産保有額 平均値 | 金融資産保有額 中央値 | 貯蓄しなかった |
20歳代 | 17% | 2177万円 | 1000万円 | 212万円 | 62.5万円 | 24.3% |
30歳代 | 14% | 3365万円 | 1500万円 | 752万円 | 238万円 | 22.2% |
40歳代 | 12% | 2926万円 | 1500万円 | 916万円 | 300万円 | 24.2% |
50歳代 | 12% | 3308万円 | 2000万円 | 1386万円 | 400万円 | 23.7% |
世帯夫婦と子どものみ | 12% | 3186万円 | 2000万円 | 1270万円 | 460万円 | 26.3% |
平均値は外れ値に影響されるため中央値としての貯蓄率はもう少し低くなると予測されます。
わが家では、過去の家計簿と年間の支出予測から毎年の貯蓄率目標値を決めています。
今年の貯蓄率目標は23%です。尊敬する本多静六先生の「四分の一天引き貯金」を目標に掲げたいのですが、子育て世代は何かと使うことも多いため23%に設定しています。
【書評要約】「本多静六 若者よ、人生に投資せよ」 [ 北康利 ]投資家藤野英人氏推薦!実践例有り
収支報告|貯蓄額-201,380円 貯蓄率-40%
2024年5月のリアルな家計簿を公開します。詳細の内訳を以下の表にまとめました。
- 収入合計:505,337円
- 収入合計:706,717円
- 貯蓄額:-201,380円
- 貯蓄率:-40%
めちゃくちゃマイナスじゃないですか!
5月は自動車税、固定資産税、ゴールデンウイークなどがあり毎年支出が多い月だからしようがないよ。
2024年の5ヶ月目の貯蓄率、貯蓄額はプラスに推移
次に、年間べ―スでの収支と貯蓄率を見てみましょう。
24年5月時点の実績は以下のとおりです。
- 年間貯蓄率目標:24% 実績:16%、達成率67%
- 年間貯蓄目標1,693,853円 実績558,029円、達成率33%
貯蓄額も貯蓄率も著しく悪くなってしまいました。
やはり、住宅と車を持つといことは贅沢品なのでしょうか。毎年の税金徴収がつらいです。
収入合計505,337円|収入は伸び悩み
5月の収入合計は505,337円となりました。
楽天銀行現金プレゼントサービス|21円
楽天銀行の口座開設済みであれば、現金プレゼントサービスを毎月数円ではありますが受けることができます。
当該サイトにアクセスして、広告をクリックするだけでお金を貰えることができます。ポイ活やアンケートに答えてのポイント獲得は、時間に対して割に合わないのでおススメしていないインフルエンサーが多いのですが、数円でもコツコツポチるだけで貰えるのであればもらっておきたい派です。
正直地方銀行の預金お利息より現金をもらうことができます。
配当金|2,362円
毎月分配金が出るVGLTから2,362円いただきました。ついに毎月2千円台の配当金を受け取ることができました。円評価なので、円高円安によって表示はばらつきますが毎月2千円の配当金はうれしい限りです。
恐らく売却することなく今後もコツコツ追加投資する事になるETFです。
SPYD【新NISA口座非課税】 | 0円 |
HDV【新NISA口座非課税】 | 0円 |
VT【JrNISA口座非課税】 | 0円 |
VGLT【特定口座課税】 | 2,362円 |
日本個別株【特定口座課税】 | 0円 |
円安の状況で、ドル建ての配当金を受け取ることができるのは心理的にも安心材料になります。
支出 |706,717円
今月の支出合計は706,717円でした。
今月は旅行と税金について取り上げます。
- レジャー|38,490円 交際費|67,326円 楽天トラベル×ふるさと納税でお得に東京旅行
- 5月は春の税金祭り
レジャー|38,490円 交際費|67,326円 楽天トラベル×ふるさと納税でお得に東京旅行
5月のゴールデンウイークに、娘の推し活同行目的で家族で東京旅行に行きました。我が家は新幹線も通ってない田舎町に住んでいるので、車で行くことにしました。
あらかじめ予算を決め、予算の範囲内で旅行計画しました。旅行予算と実際に使った金額はは以下の通りです。
家族旅行にお金がかかることはしようがありません。また子供たちも大きくなったら一緒に家族旅行してくれるかすらわからないので、機会損失を避けるためにも今旅行にお金を使うことに抵抗はないです。
しかし、少しでも節約できるところは節約してかつ満足度は下げないというミッションを自らに課し探した結果、宿泊費を抑える方法を見つけました。
以下の記事リンクでは、楽天トラベルとふるさと納税でお得に宿泊ができて、楽天ポイントやマイルも貯めることができるというとても素晴らしいサービスの組み合わせを発見した詳細を記載しています。
ぜひ、家族旅行の宿泊時の参考にしていただければ幸いです。
5月は春の税金祭り
毎年5月は税金の徴収が始まる月です。我が家では、車2台所有、持ち家という典型的な税金搾取資産を持っているため自動車税、固定資産税が徴収されます。
固定資産税は4期に分割して支払うこともできるのですが4回も支払いに行くのが面倒なので5月に一括で支払いました。
- 固定資産税:84,700円(前年度87,000円)
- 自動車税SUV:51,700円(16年目なので13年超過対象)
- 軽自動車税:7,200円
新車で購入したSUVは今年で17年目になりました。13年までは45,000円なのですが13年目以降からは15%増加になります。さらに18年目からは10%税金が上がるそうです。
さらに18年目からは自動車重量税も約53%重加算されます。
知らなかった
国の方針で、地球温暖化や大気汚染を防ぐために、環境負荷の大きい自動車には重い税金を課すという理由だそうです。
車を長く大切にのることはむしろ環境にやさしいと私は思っています。製造工程や廃棄で出るエネルギーや資源の無駄を考えると、明らかに資本主義として販売促進を国が加担しているとしかおもいません。
なので私は今後も高い税金を払ってでも少しだけ、行き過ぎた資本主義に抗って壊れるまで乗り続けようと思っています。
2024年5月の資産公開|総資産2,340万円
2024年5月現在の総資産実績は以下のようになりました。
- 総資産:2,340万円
- 前月比:50万円増
- 前月比率:102.2%
- 前年同月比:623万円増
- 前年同月比率:136%
5月の日本株式市場は軟調も、円安と米国市場好調の恩恵も受けわが家の資産は50万円増!
収支は大幅マイナスですが、相場が良いときは資産の増え方が収支幅よりも大きくなることが多いです。
総資産の推移2020年9月~2024年5月
資産の推移をグラフにした表です。
全体の資産比率|現金19% 保険16% 投資65%
総資産の資産クラスを現金、投資、保険とざっくり分類した時の比率を表したグラフです。
5月は毎月の積立額にプラスして少し投資信託、個別株を買い増ししました。
投資比率が上昇してきました。市場が好調だと、現金比率をいくら調整しようとも追いつかないですが、現金比率のだいたいの目標値としては、10%~20%台にすること。
そして、生活防衛費と追加投資用の資金は確保しておきたいという点を意識しています。
投資継続と成功の秘訣はアセットアロケーション(資産配分)にあり!とも言われるくらいとても重要な要素です。
毎月しっかりとリスク資産の比率を確認し、現金比率を極端に減らさずにいる事で、追加投資の余力を残し心の平穏を保てる配分の維持を目指します。
子育て世代で資産運用を考えているのであれば投資はギャンブルではなく家族を幸せにするための手段です。
したがって、FXや仮想通貨などレバレッジをかけた短期的な取引で勝ちにいくのではなく、負けない投資戦略が重要なのです。
投資実績|5月の投資総額 207,950円
今月の投資資金の内訳を以下の表にまとめました。
投資枠/年月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月 |
SBI証券:新NISA(つみたて投資枠/成長投資枠) | 86,297円 | 167,950円 | 325,928円 | 159,120円 | 104,290円 |
ひふみ投信:新NISA(つみたて投資枠/成長投資枠) | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 |
iDeCo | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 |
特定口座 | 0円 | 0円 | 43,942円 | 0円 | 15,000円 |
投資額合計 | 126,297円 | 207,950円 | 409,870円 | 199,120円 | 159,290円 |
売却 | 0円 | 0円 | 72,124円 | 124,700円 | 0円 |
売買差額 | 126,297円 | 207,950円 | 337,746円 | 74,420円 | 159,290円 |
5月は、以下の毎月定期つみたての他に、個別株等を購入しました。
新NISA|106,297円 個別株を数銘柄購入
新NISAの口座は夫婦2口座あります。SBI証券とひふみ投信で口座開設しました。
新NISA:SBI証券運用報告
SBI証券の2024年5月新NISA実績は以下のとおりです。
新NISA運用残高:1,838,169円、評価損益は71,536円(+4.92%)でした。
投資信託|5,634円
投資枠で、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を50,000円、成長投資枠でひふみマイクロスコープproを5,643円購入しました。
個別株|30,654円
個別株はSBIレオスひふみ13株の他、以下の銘柄を成長投資枠で購入しました。既存組み入れ銘柄を少しずつ追加で購入している感じです。
SBIレオスひふみは長期保有で資産を増やすことを目的とした投資信託で将来性のある企業です。決算やIR資料の定期チェック、投資信託の購入などを通して企業価値に対して割安と感じているため追加投資している状況です。
配当金は2023年36円なので、現在の我が家の配当利回りは3.0%です。
- SBIレオスひふみ 13株
- アマダ 2株
- ULSグループ 1株
- SBIホールディングス 1株
- DCMホールディングス 1株
- すかいらーくホールディングス 1株
- 日本電信電話 10株
今後の個別銘柄での投資戦略として以下の方針でコツコツ購入していきます。
- 新NISAの成長投資枠で購入
- 長期保有が大前提
- 応援したい銘柄を購入
- 高配当株を押し目買い
- 家族で楽しめる株主優待目当てで購入
NTTが新NISA開始直前から現在にかけて20円ほど下落しており話題となっていますが、日本のITインフラでは外せない企業なので気にせず購入株数を増やしていく予定です。
ひふみ直販口座|20,000円
ひふみ投信の2024年5月新NISA実績は以下のとおりです。
項目 | ひふみ投信 | ひふみワールド | ひふみらいと | 合計 |
取得価額 | 75,001円 | 16,001円 | 4,001円 | 60,003円 |
評価額 | 77,352円 | 17,491円 | 3,973円 | 83,206円 |
評価損益[円] | +2,351円 | +1,490円 | -28円 | +3,203円 |
損益率 | 3.13% | 9.31% | -0.7% | 5.33% |
つみたて期間 | 5ヶ月 | 5ヶ月 | 5ヶ月 | 5ヶ月 |
日本市場が調整相場となり下落したことが要因でひふみ投信の運用はふるいませんでした。詳しくは以下の記事をご覧ください。
iDeCo|20,000円
妻のiDeCoはSBI証券で運用しており、運用方針は下記になります。
- 目的は老後資金と節税対策
- 拠出額20,000円
- 日本と世界に投資
- インデックスファンドとアクティブファンドの組み合わせ
投資先と配分割合は以下のとおりです。
運用商品名 | 雪だるま(全世界) | ひふみ年金 | ひふみワールド年金 |
運用比率 | 40% | 30% | 30% |
運用金額 | 8,000円 | 6,000円 | 6,000円 |
投資形態 | インデックス | アクティブ | アクティブ |
商品タイプ | 内外株式 | 内外株式 | 海外株式 |
信託報酬 | 0.1102% | 0.836% | 1.1% |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
2024年3月時点での運用結果は以下の通りです。
- 資産残高:825,192円
- 拠出金累計:656,730円
- 運用益:168,462円
- 評価損益率:+25.7%
iDeCoは掛け金所得控除があり、運用益以上のお得感があります。退職金が無い方で40代前後の方は新NISAと並行して検討しても良い制度です。
iDeCoは所得や掛け金によって、各世帯の控除額が変わってきます。
SBI証券のホームページには、『かんたん節税シミュレーション』がありますので、是非ご家庭でiDeCoをした場合、控除額がいくらになるか算出してみて下さい。
iDeCoにはメリットデメリットの両方があります。主に以下の点です。
- 毎月の掛け金全額所得控除
- 運用益非課税
- 将来受取時も税制優遇措置(退職金控除・公的年金控除)
- 原則60歳まで引き出し不可
- 加入時の手数料として2,829円
- 口座管理手数料171円/月
- 必ずしも税制上お得になるとは限らない(個人差がある)
iDeCoは老後資金対策です。デメリットである60歳まで引出し不可能は無かったものとして考える事が出来るため長期的に継続するためのメリットにもなり得ます。
急な出費の場合に引き出し出来ないからという理由にならないためにも生活防衛資金は確保した上で無理のない金額から始めましょう。
年に一度掛け金の変更も可能です。一時的に「加入者資格喪失書」を提出し、一時的に掛金の支払いを止める事もできます。ただし、口座の管理手数料171円/月は発生します。
iDeCoチェックポイント
■初月は、2か月分まとめて拠出になるので2か月分口座に入金忘れずに
■初月は運用管理費用が2,829円かかるのでマイナススタート
■iDeCoの目的は老後資金。毎月の上げ下げは気にせず運用。
SBI証券のiDeCoは運営管理費用が0円※1で、使用品ラインナップも豊富でお勧めです。資料請求は無料です。以下のリンクから資料請求できますので是非お試しください。
※1:国民年金基金等に支払う費用は別途発生いたします。
つみたてNISA|3年9ヶ月・3年4ヶ月の運用実績
つみたてNISAの運用期間がついに3年に到達しました。2022年の相場が悪い状況でも継続してつみたてることが出来たのはやはり気持ち的な問題が大きかったと思います。
- 自動的に投資されるため停止するひと手間がかかること
- 近々でまとまったお金を使う予定がないこと
- 余剰資金で運用していたこと
- たくさんの書籍や動画やブログを見て、暴落は必ずやってくることを知った
短期的に利益を追うのではなく、しっかりとした目的(老後資金・教育資金)を定め長期、分散、つみたてすることで、少なくとも下落相場で焦ることは無くなるはずです。
家族合計の2024年4月つみたてNISAの資産合計は以下のようになりました。
項目 | つみたてNISA1 オルカン・S&P500 | つみたてNISA2 オルカン・S&P500 | 合計 |
取得価額 | 1,234,999円 | 1,199,999円 | 2,434,998円 |
評価額 | 1,951,135円 | 1,842,686円 | 3,793,821円 |
評価損益[円] | +716,136円 | +624,749円 | +1,358,823円 |
損益率 | +57.98% | +52.06% | +55.8% |
つみたて期間 | 3年9ヶ月 | 3年4ヶ月 | ― |
今後追加投資は出来ないので、取り崩す機会が出てきた時に必要額を取り崩す予定です。
まとめ
毎月の家計簿、運用に取り組んでいる最中で、資産形成のヒントになりそうなお伝えしていきます。
- 楽天トラベルとふるさと納税の組み合わせで旅行費を節約!
家族旅行などの大きな出費があるときは、楽天トラベルやふるさと納税を活用して宿泊費を抑えましょう。楽天ポイントやマイルも貯まり、さらにお得になります。 - 長期保有で資産を増やす:個別株投資
5月は個別株を数銘柄購入しました。中でも力を入れているのが、SBIレオスひふみです。SBIレオスひふみは、長期保有で資産を増やすことを目的とした投資信託で将来性のある企業です。 - 固定資産税・自動車税の支払い
5月は固定資産税と自動車税の支払いがありました。固定資産税は、前年度よりも3,000円減額されましたが、自動車税17年目に入ったため15%増税で18年目には自動車重量税が53%もUPします。
5月は、楽天トラベルとふるさと納税の組み合わせで旅行費を節約したり、個別株投資で長期的な資産形成を進めたり、充実した月となりました。
今後も、家計簿公開を通して、皆さんに役立つ情報を発信していきます。
このブログ記事が、あなたの家計管理や資産形成のヒントになれば幸いです。
それではまた、ごつこさんでした。
※本記事は、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではございません。くれぐれも投資は自己責任・自己判断でおねがいいたします。
過去の家計簿と資産公開内容は以下の記事にまとめていますので見ていただけると嬉しいです。