ひふみ運用報告
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ひふみアカデミー23年12月運用報告要約|上位30銘柄開示で運用状況の解像度UP!

ひふみアカデミー24年1月要約|上位30銘柄開示で運用状況の解像度UP!
ごつこさん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

投資信託「ひふみ」シリーズを運用しているレオス・キャピタルワークスでは、毎月初旬に先月の運用報告を受益者に向けて発信しています。

発信方法は、月次レポートの資料と動画です。受益者から寄せられる質問に対してもかなりのボリュームで対応しており、毎月全てを見る暇がないという方もいるでしょう。

しかし、運用はお任せでほったらかしでは値動きの振れ幅、暴落、地政学的リスクでマーケットが不安定になった場合、不安になり、解約してしまう場合があります。

せっかく投資を始めたのに、一時の暴落でその後の上昇相場を取り逃す可能性があることはなんとしても避けてもらいたいです。

そこで本記事では投資初心者にもわかりやすく、楽しく私の運用成績も交えながら投資信託「ひふみ」シリーズの運用報告会をまとめてお伝えします。

この記事でわかること

  • 投資信託「ひふみ」シリーズ2023年12月の運用報告要約
  • 40代子育て世代の投資信託「ひふみ」シリーズ29ヶ月目の運用成績
  • 投資信託「ひふみ」シリーズを保有する握力が付く

毎月の運用報告をチェックすることで、経済、企業、投資に興味を持つようになり世の中がカラフルに見える投資家が増えてくれると大変うれしいです。

直販口座開設者にはひふみアカデミー資料がメールで送られてきます。

基準価格が月ベースで5%下落した時はや重大な地政学的リスクや金融危機が起きた場合もメールで状況報告してくれるので安心して長期投資を継続することができます。

5年以上投資継続すると資産形成応援団という制度があり、0.1%~0.4%(銘柄別)信託報酬相当額の還元があります。

口座開設は無料で、新NISAにも対応しています。以下のリンクより申し込み出来ますので是非検討してみてください。

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口座開設方法が分からないという方はこちらをご覧ください。

目次
  1. ひふみ投信運用報告(ひふみプラス・ひふみ年金)
  2. ひふみワールド運用報告(ひふみワールド+、ひふみワールド年金)
  3. ひふみ債券ファンド運用報告(ひふみらいと・まるごとひふみ)
  4. インド出張
  5. ひふみの夜会Q&Aコーナー
  6. 12月までの個人の投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績
  7. まとめ:運用銘柄開示が上位30銘柄になり報告の幅が広がり理解度が上がった
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ひふみ投信運用報告(ひふみプラス・ひふみ年金)

日本市場は円高進行により小幅に安定、TOPIXの配当込み騰落率は-0.23%でした。

一方ひふみ投信の騰落率は-0.20%となり、TOPIXに対しわずかにアウトパフォームしました。

ここからは、ひふみ投信運用報告会の動画を基にどの様な投資戦略を実行したのか投資初心者にもわかりやすく解説します。

ひふみ投信23年12の運用報告要約

  • 1ヶ月騰落率ひふみ投信-0.20% ひふみプラス-0.18% ひふみ年金-0.18%
    (TOPIX配当込-0.23%)
  • 円高への転換を見越し、若干円高方面に有利なようにポートフォリオを作り替え
  • 組入れ銘柄開示上位10銘柄→30銘柄に拡充
  • AIの進展、半導体の回復、大型バリュー株の保有、思い切った成長株への投資
  • インド訪問から投資検討する時期が来たと感じた

12月後半にかけて株価は上昇。わずかにTOPIXよりアウトパフォーム

10月に大きく組み入れ銘柄を入れ替え、11月12月は大きな負けもなくしっかりとしてきた状況。

12月後半にかけ日本市場は円高進行により小幅に安定しました。

現金比率は2.16%で年初来最小比率、アクティブシェアは70%台に回復

ひふみ投信
ひふみ投信
23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月22年12月22年11月22年10月22年9月22年8月22年7月22年6月22年5月22年4月22年3月22年2月22年1月
騰落率-0.20%5.38 %-3.07%-0.14%-0.11%1.81%5.62%3.86%1.19%0.61%1.49%2.74%-3.57%1.26%0.2%-4.18%1.95%2.14%-3.04%0.54%-4.01%4.38%-0.94%-11.70%
現金比率2.16%3.01%8.57%5.48%4.86%3.49%3.95%6.04%6.53%7.74%6.67%5.87%7.26%11.00%10.83%13.40%10.88%11.67%11.79%9.23%13.85%6.23%4.47%10.72%
大型株74.69%74.99%69.81%75.28%75.36%75.83%74.88%71.58%69.69%68.68%69.10%68.23%66.77%63.34%65.58%63.18%64.88%63.55%63.29%65.59%60.93%67.70%64.55%54.87%
中小型株21.58%20.49%19.40%17.42%18.17%19.21%19.69%20.73%22.05%21.83%22.41%24.22%24.15%23.97%21.53%21.10%21.93%22.66%22.64%22.69%22.73%23.57%28.20%31.35%
超小型株1.57%1.51%2.21%1.81%1.61%1.46%1.48%1.65%1.73%1.75%1.82%1.68%1.83%1.69%2.06%2.32%2.32%2.12%2.28%2.49%2.48%2.50%2.78%3.07%
銘柄数198197232307302298297294298291282275273270257265261252251240243262264276
アクティブシェア70.36%68.81%68.77%67.34%67.19%67.03%67.19%70.02%70.66%71.10%72.00%72.48%73.79%75.02%71.39%72.07%71.11%70.98%74.27%73.79%74.47%69.12%70.15%74.72%
基準価額64,836円64,966円61,652円63,604円63,690円63,759円62,625円59,293円57,089円56,418円56,075円55,250円53,774円55,766円55,070円53,054円55,367円54,309円53,172円54,837円54,545円56,821円54,437円54,955円
引用元:ひふみ投信「運用レポート・運用報告書」より

※大型株:3,000億円以上 ※中小型株:300億円以上3,000億円未満 ※超小型株:300億円未満

先月のアカデミーでは、12月は更に減り、1月からは逆に未来志向の会社や小型株へのウエイトを上げる予定なので増えていくと説明していましたが、12月の銘柄数は先月とあまり変わりなく198銘柄でした。

アクティブ比率は依然70%台に回復しました。アクティブ比率は100%に近いほど指数と乖離する方向に行くのでよりアクティブな運用という指標になります。

ひふみ投信組入れ銘柄上位1位~30位まで開示

12月より組み入れ銘柄開示が上位30銘柄になりました。これで更に運用状況がわかりやすく、信頼してもらうために開示したそうです。

下の銘柄は売り買いの内容がわかってしまうため開示しないそうです。

組入れ上位10銘柄

組入順位/年月23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月
1位村田製作所
2.11 %
村田製作所
2.48 %
三菱UFJ-FG
2.21 %
楽天銀行
2.47 %
東京エレクトロン
2.54%
東京エレクトロン
2.50%
東京エレクトロン
2.45%
東京エレクトロン
2.39%
楽天銀行
2.27 %
アドバンテスト
3.13 %
アドバンテスト
2.80%
三菱UFJ-FG
2.43%
2位M&A総研ホールディングス
2.01%
東京エレクトロン
2.17 %
楽天銀行
2.10 %
東京エレクトロン
2.42 %
楽天銀行
2.09%
楽天銀行
2.38%
楽天銀行
2.30%
楽天銀行
2.27%
ソニーグループ 
2.12%
ソニーグループ
2.00%
三菱UFJ-FG
2.32%
アドバンテスト
2.42%
3位三菱重工業
2.01%
アドバンテスト
2.11 %
ソニーグループ 
1.99 %
三菱UFJ-FG
2.16 %
三菱UFJ-FG
1.97%
ソニーグループ 
2.05%
東京海上-HD
2.04%
ソニーグループ 
2.13%
日本電信電話
1.85%
ディスコ
1.80%
東京海上-HD
1.99%
東京海上-HD
1.90%
4位MICROSOFT CORPORATION
1.95%
MICROSOFT CORPORATION
2.00 %
日本電信電話
1.94 %
ソニーグループ 
1.90 %
ソニーグループ 
1.87%
東京海上-HD
2.04%
ソニーグループ 
2.02%
東京海上-HD
2.08%
東京海上-HD
1.84%
日本電信電話
1.78%
ソニーグループ
1.92%
第一生命-HD
1.86%
5位日本電信電話
1.84 %
三菱重工業
1.98 %
三井住友-FG
1.88 %
日本電信電話
1.84 %
日本電信電話
1.75%
三菱UFJ-FG
1.94%
三菱UFJ-FG
1.83%
日本電信電話
1.73%
東京エレクトロン
1.75%
東京海上-HD
1.74%
三井住友-FG
1.79 %
三井住友-FG
1.82%
6位TOWA
1.84%
ソニーグループ
1.96 %
東京エレクトロン
1.87 %
三井住友-FG
1.56 %
インターネットイニシアティブ
1.45%
日本電信電話
1.69%
日本電信電話
1.79%
三菱UFJ-FG
1.66%
インターネットイシアティブ
1.72%
東京海上-HD
1.74%
日本電信電話
1.79%
日本電信電話
1.79%
7位三菱商事
1.71 %
TOWA
1.95 %
MICROSOFT CORPORATION
1.50 %
インターネットイニシアティブ
1.39 %
三井住友-FG
1.41%
第一生命ホールディングス
1.60%
インターネットイシアティブ
1.56%
インターネットイシアティブ
1.65%
味の素
1.57%
GMOペイメントゲートウェイ
1.65%
第一生命-HD
1.75%
GMOペイメントゲートウェイ
1.77%
8位GMOペイメントゲートウェイ
1.63%
トヨタ自動車
1.90 %
TOWA
1.47 %
トヨタ自動車
1.37 %
MICROSOFT CORPORATION
1.37%
インターネットイニシアティブ
1.51%
第一生命ホールディングス
1.53%
GMOペイメントゲートウェイ
1.55%
三菱UFJ-FG
1.56%
味の素
1.63%
インターネットイニシアティブ
1.70%
ディスコ
1.55%
9位任天堂
1.61%
日本電信電話
1.82 %
ふくおかフィナンシャルグループ
1.44 %
MICROSOFT CORPORATION
1.35 %
メルカリ
1.30%
GMOペイメントゲートウェイ
1.45%
GMOペイメントゲートウェイ
1.52%
アドバンテスト
1.47%
GMOペイメントゲートウェイ
1.52%
三菱UFJ-FG
1.56%
ディスコ
1.55%
味の素
1.55%
10位日立製作所
1.58%
三菱商事
1.71 %
鹿島建設
1.42 %
メルカリ
1.27 %
トヨタ自動車
1.28%
三井住友-FG
1.41%
SMC
1.42%
オリエンタルランド
1.42%
第一生命ホールディングス
1.49%
伊藤忠商事
1.53%
GMOペイメントゲートウェイ
1.64%
インターネットイニシアティブ
1.54%
上位10銘柄合計18.29%20.07%17.83 %17.73 %17.02%18.49%18.46%18.37%17.71%18.53%19.40%18.63%
引用元:ひふみのあゆみより

ここ1年のひふみ組入れ銘柄上位1・2位は大型株の半導体銘柄か金融系がメインでしたが、12月の2位に中小型のM&A総研ホールディングスがランクアップしてきました。

2018年創業、設立3年9カ月でグロース市場に上場。その後2023年東証プライム市場に上がり、時価総額は24年1月時点で2,140憶円。代表取締役社長の佐上峻作さんは30代で若手経営者です。

フィンくん
フィンくん

僕が持っている任天堂が上位にランクインしている!嬉しい!

ごつこさん
ごつこさん

任天堂は現在株価急上昇中なので上位に来たのでしょう。

組入れ上位11~20銘柄

組入順位/年月23年12月
11位インターネットイニシアティブ
1.58%
12位三越伊勢丹ホールディングス
1.52%
13位日本航空
1.52%
14位キーエンス
1.51%
15位味の素
1.50%
16位ソニーグループ
1.50%
17位東京エレクトロン
1.49%
18位鹿島建設
1.47%
19位NVIDIA CORPORATION
1.39%
20位SMC
1.35%
引用元:ひふみのあゆみより

先月のひふみアニュアルミーティングで紹介された味の素もしっかりと15位にランクインしていました。

13位の日本航空は、2024年4月より、CA出身の女性社長が誕生するとニュース報道されていました。ダイバーシティ経営で適任者であれば男女出身を問わない姿勢はJTCの変革の象徴になるかもしれません。

【関連記事】
◆日経ビジネス:JAL新社長、異例のCA畑で“巻き込み型” ANAと異なる選任の決め手

組入れ上位20~30銘柄

組入順位/年月23年12月
21位第一生命ホールディングス
1.33%
22位INPEX
1.32%
23位アドバンテスト
1.29%
24位第一三共
1.29%
25位光通信
1.20%
26位SHIFT
1.20%
27位ふくおかフィナンシャルグループ
1.18%
28位スズキ
1.15%
29位ベイカレント・コンサルティング
1.14%
30位三井不動産
1.12%
引用元:ひふみのあゆみより

ダイハツ工業不祥事に対する軽自動車市場の動向を鑑みて、組入れ銘柄28位にスズキ1.15%保有していました。

逆に先月まで上位10銘柄にランクインしていたトヨタ自動車が30位圏外になっていました。恐らく下位で保有はしているとは思いますがバランスを取ったのではないでしょうか。

ごつこさん
ごつこさん

ひふみの夜会Q&Aの質問で、ヘルスケア関連の投資について触れていましたが、第一三共が24位にランクインしていました。認知症予防薬レカネマブを米国申請中のエーザイは効きが疑問視されているので組入れていないと藤野さんは言っていました。

「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表の公表が海外投資家にも好感

2024/01/15 、日本取引所は2023年3月、プライム市場及びスタンダード市場の全上場会社を対象に、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の要請を実施した結果、要請に基づき開示している企業の一覧表を公表しました。

【日本取引所NEWS】
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表の公表について

日本取引所は、日本の上場企業の経営改善に取り組んでおりひふみも投資している企業です。

傘下の東京証券取引所社長の岩永さんは藤野英人さんの古くからの友人で、入社面接時には「儲ける会社にしたい!」「日本企業の株価を上げるのが東証の仕事だ!」という志を持った方だそうです。

一般人からしてみたら、

疑問ごつこさん
疑問ごつこさん

えっ、東京証券取引所ってそもそも設けていいの?上場会社なの?公的な機関だと思っていた。

という認識ではないでしょうか。私はそんな認識でした。しかし実際は東証一部上場企業で証券コード8697がついているプライム市場上場企業です。

株価も日経平均上昇にしっかりと連動しています。

ひふみ投信が投資している上位30銘柄の開示状況を調べてみました。

組入れ銘柄上位30銘柄中20銘柄が開示済みでした。

取り組みの一例をみてみましょう。

  • 資本コストの低減→SDGsファイナンスへの借換えを通じた調達コストの最小化
  • キャッシュ・フロー創出→原料共通化取組み等、定常業務ゼロオペレーション、供給能力、安心&安全、生産性等の向上
  • 資本効率の向上→ポートフォリオの強化による着実な利益成長、コスト削減。適切な財務レバレッジのコントロール
  • 将来成長への市場の信認→石油・天然ガス分野等再生可能エネルギーの安定収益化、水素・アンモニア事業等の推進による将来の成長機会の追求し、市場の信認を得る。

決算説明資料などに資本コスト、PBR、などの内容が記載されていれば、企業は「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」要請を意識していると言えるでしょう。

ひふみの中身を大解剖

ひふみ投信の開示銘柄が30銘柄になったことでもう少し詳しく内藤さんが説明してくれました。アカデミー内では業種別に縦軸を成長性、横軸を投資家選好にした図を提示してくれました。

  • 高成長・人気割高のコンサル、IT、キャッシュレス、半導体も保有
  • 成長期待不人気割安の電子材料、電力、工作機械も保有
  • 持っているけど薄い銘柄は鉄道、印刷など
  • 10年目線で電池、水素関係は今後調査しながら厚くしたい

いずれもバランスよく持っていて特定のテーマに偏らずリスクを分散している様子が伺えます。

ごつこさん
ごつこさん

ひふみの運用方針の一つに、「守りながら増やす」があります。手に汗握らず安眠できるポートフォリオはとても重要です。

わが家のひふみ投信23年12月度運用実績

ひふみ投信最後のパートはわが家の運用実績になります。

毎月の投資額は1万円、12月時点の損益率は12.47%になりました。

グラフ内の赤いラインは評価損益率です。振れ幅があり安定しませんがそれでも淡々と積み上げすることができる理由は以下の4つです。

  • リスク許容の範囲内で投資している
  • 大暴落ではないから
  • 毎月の運用報告を定点観測しているので下落の要因がわかる
  • 投資したお金が日本経済をぐるぐる回って活躍していると実感できる
ごつこさん
ごつこさん

信じて託す。お金が働いてくれることを実感できます。

ひふみワールド運用報告(ひふみワールド+、ひふみワールド年金)

以下は12月ひふみワールドの要約です。

ひふみワールド23年12月の運用報告要約

  • ひふみワールド 1.22% ひふみワールド+ 1.22% ひふみワールド年金1.27%
  • 組み入れ銘柄は120まで減少
  • ひふみワールド組入れ銘柄上位1位~30位まで開示
  • インドは昔の中国に似た成長を感じている(長期政権、人口増加、都市の発展、良好な国際関係)

12月は長期金利低下の様相から米国株式は好調でした。そんな中ひふみワールドの運用状況はどうだったのでしょうか。

組み入れ銘柄は120まで減少

ひふみワールドの主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてた表です。

hifumiword
ひふみワールド
23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月22年12月22年11月22年10月22年9月22年8月22年7月22年6月22年5月22年4月22年3月22年2月22年1月
騰落率1.22%9.30%-4.76%-3.78%0.16%-0.09%7.85%7.14%0.02%-0.47%3.34%5.12%-6.13%-2.60%10.08%-6.01%1.01%4.09%-3.24%-0.29%-5.08%6.14%0.34%-10.99%
現金比率3.49%4.07%6.69%3.82%6.40%7.38%2.33%2.11%3.99%6.28%3.46%4.92%4.77%3.03%2.75%3.11%3.79%13.52%13.92%11.97%13.08%11.04%3.40%11.41%
組入れ国比率
1位
アメリカ
67.05%
アメリカ
66.25%
アメリカ
66.27%
アメリカ
68.93%
アメリカ
66.42%
アメリカ
64.04%
アメリカ
67.82%
アメリカ
69.56%
アメリカ
67.42%
アメリカ
65.63%
アメリカ
67.12%
アメリカ
66.68%
アメリカ
67.66%
アメリカ
68.35%
アメリカ
73.27%
アメリカ
73.11%
アメリカ
70.36%
アメリカ
61.57%
アメリカ
60.77%
アメリカ
62.66%
アメリカ
62.83%
アメリカ
64.63%
アメリカ
69.38%
アメリカ
61.70%
組入れ国比率
2位
イタリア
4.99%
イタリア
5.16%
イタリア
4.73%
ドイツ
4.65%
ドイツ
5.04%
ドイツ
5.31%
ドイツ
5.72%
ドイツ
5.33%
ドイツ
5.43%
中国
5.04%
中国
4.85%
ドイツ
5.19%
フランス
4.57%
フランス
4.87%
フランス
3.19%
中国
3.18%
中国
3.37%
ドイツ
3.25%
ドイツ
3.42%
ドイツ
3.64%
ドイツ
3.55%
ドイツ
3.53%
ドイツ
4.52%
ドイツ
3.25%
組入れ国比率
3位
ドイツ
4.99%
ドイツ
4.30%
ドイツ
4.62%
イタリア
4.22%
イタリア
4.24%
イタリア
4.02%
イタリア
3.95%
中国
3.73%
中国
3.23%
ドイツ
4.75%
ドイツ
4.79%
中国
4.18%
ドイツ
4.40%
ドイツ
4.32%
ドイツ
3.16%
フランス
2.61%
フランス
3.20%
フランス
2.95%
フランス
3.11%
フランス
3.19%
イギリス
2.30%
中国
2.26%
中国
2.98%
中国
2.93%
組入れ国比率
4位
フランス
3.49%
フランス
3.28%
フランス
2.76%
イギリス
2.64%
スイス
2.33%
中国
2.97%
中国
3.53%
イタリア
2.85%
スイス
3.06%
スイス
3.68%
スイス
3.86%
スイス
3.78%
スイス
2.74%
スイス
2.73%
中国
2.76%
ドイツ
2.53%
ドイツ
3.17%
中国
2.52%
イギリス
2.43%
イギリス
2.55%
フランス
2.19%
イギリス
2.11%
イギリス
2.24%
フランス
2.32%
組入れ国比率
5位
イギリス
2.77%
イギリス
2.56%
イギリス
2.63%
スイス
2.24%
イギリス
2.31%
イギリス
2.27%
台湾
2.82%
台湾
2.81%
イタリア
2.81%
イタリア
2.49%
イタリア
2.46%
イタリア
2.06%
中国
2.60%
中国
2.53%
スイス
2.41%
スイス
2.35%
スイス
2.32%
イギリス
2.46%
スイス
2.42%
中国
1.95%
オランダ
1.93%
オランダ
2.05%
フランス
2.16%
オランダ
2.00%
銘柄数120140151164154138137155152142144152190198207207211202197194194191201197
基準価額18,631円18,406円16,840円17,681円18,376円18,346円18,363円17,026円15,892円15,889円15,964円15,448円14,695円15,655円16,073円14,601円15,534円15,379円14,775円15,269円15,314円16,134円15,201円15,149円
引用元:ひふみワールド「運用レポート・運用報告書」より
ごつこさん
ごつこさん

何と組入れ国比率順位が3カ月連続同順位になりました。

より自身のある銘柄に集中して投資する行動をとり120銘柄まで絞ってきました。上位銘柄はあまり変わらずに下位の万が一銘柄や被っている銘柄を売却したり削ったりしたそうです。

景気減速を織り込みつつも、世界的に戦争も含め市場は慣れてきたのではないかと判断して現預金比率は3.49%と下げて投資比率を上げ銘柄を絞りさらにアクセルを踏んだ状態です。

ひふみワールド組入れ銘柄上位1位~30位まで開示

ひふみワールドも上位30銘柄まで開示されました。12月の組み入れ銘柄上位10社は以下のとおりです。

組入れ上位10銘柄

組入順位/年月23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月
1位FERRARI NV
3.98%
FERRARI NV
4.43 %
FERRARI NV
3.96 %
FERRARI NV
3.71 %
FERRARI NV
3.77%
FERRARI NV
3.62%
FERRARI NV
3.60%
2位MICROSOFT CORPORATION
3.87%
MICROSOFT CORPORATION
4.01 %
MICROSOFT CORPORATION
3.06 %
INTUIT INC
2.23 %
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.49%
PALO ALTO NETWORKS, INC
3.43%
PALO ALTO NETWORKS, INC
3.49%
3位AMAZON.COM, INC
2.44%
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.42 %
INTUIT INC
2.23 %
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.13 %
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.36%
ORACLE CORPORATION
2.70%
ORACLE CORPORATION
2.73%
4位PALO ALTO NETWORKS, INC
2.42%
AMAZON.COM, INC
2.23 %
AMAZON.COM, INC
2.19 %
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.05 %
AMAZON.COM, INC
2.22%
INTUIT INC
2.66%
AMAZON.COM, INC
2.63%
5位TAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE, INC
2.00%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.05 %
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.19 %
AMAZON.COM, INC
1.98 %
INTUIT INC
2.20%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.52%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.49%
6位DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
1.90%
CBOE GLOBAL MARKETS INC
1.78 %
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.12 %
ORACLE CORPORATION
1.95 %
ORACLE CORPORATION
2.08%
ACCENTURE PLC
2.24%
INTUIT INC
2.37%
7位CBOE GLOBAL MARKETS INC
1.73%
NOVO NORDISK AS
1.70 %
DELL THECHNOLOGIES INC
1.95 %
INTEL CORPORATION
1.94 %
NETFLIX, INC
1.82%
TETRA TECH, INC
2.22%
INFINEON TECHNOLOGIES AG
2.22%
8位EMERSON ELECTRIC CO
1.69%
EMERSON ELECTRIC CO
1.58 %
NETFLIX, INC
1.93 %
DELL THECHNOLOGIES INC
1.91 %
THE HERSHEY CO
1.71%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
2.15%
ACCENTURE PLC
2.19%
9位NOVO NORDISK AS
1.69%
NETFLIX, INC
1.52 %
EMERSON ELECTRIC CO
1.73 %
EMERSON ELECTRIC CO
1.81 %
EMERSON ELECTRIC CO
1.71%
AMAZON.COM, INC
2.08%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
2.13%
10位NETFLIX, INC
1.52 %
THE HERSHEY CO
1.51 %
TETRA TECH, INC
1.65 %
THE HERSHEY CO
1.71%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
1.64%
INFINEON TECHNOLOGIES AG
1.81%
TETRA TECH, INC
2.11%
上位10銘柄合計23.24 %23.22 %23.01 %21.43 %22.01%25.44%25.95%
引用元:ひふみワールド「運用レポート・運用報告書」より

初ランクイン5位のTAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE, INCは、ゲームソフトウェア開発の会社だそうです。

TAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE, INCはひふみワールド4つのポートフォリオ世界観で言うところのブランド分野にあたります。

ブランド
ラグジュアリー、顧客ロイヤリティ、価格決定力
テクノロジー
DX、セキュリティ、半導体
資本財
自動化、制御、反グローバル化、エネルギー効率
ヘルスケア
生活習慣病、医療技術、医療サービス

日本法人もあり、ゲームは発売されているらしく、NBA®2Kなどのバスケゲームは私もやったことがあります。実名なのでプレイしていて楽しいゲームです。

10年前にデモ映像が出た時にこれは売れるぞと思っていたそうですがひふみワールドがローンチしていたと時でミスった部分があったそうです。

そこで今回長年開発していたゲームが来年あたり出るらしく、デモ映像でも相当期待があるそうで、今度は逃さないぞということで先読みで組み入れているそうです。

組入れ上位11~20銘柄

組入順位/年月23年12月
11位THE HERSHEY CO
(ハーシー)
1.46%
12位ABB LTD
(エービービー)
1.45%
13位MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.39%
14位MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
1.36%
15位CME GROUP INC
(CMEグループ)
1.33%
16位NFINEON TECHNOLOGIES AG
(インフィニオンテクノロジーズ)
1.29%
17位MICRON TECHNOLOGY,INC
(マイクロン・テクノロジー)
1.26%
18位TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFACTURING-ADR
(タイワン・セミコンダクター)
1.28%
19位ARISTA NETWORKS, INC
(アリスタネットワークス)
1.24%
20位WILLIAMS COS INC
(ウィリアムズ・カンパニーズ)
1.19%
引用元:ひふみのあゆみより
ごつこさん
ごつこさん

知らない銘柄ばかり、18位は熊本に半導体工場を建設した世界一の半導体製造企業TSMCです。

組入れ上位20~30銘柄

組入順位/年月23年12月
21位QUALCOMM INC
(クアルコム)
1.19%
22位ADVANCED MICRO DEVICES, INC
(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)
1.18%
23位AMERICAN EXPRESS COMPANY
(アメリカン・エキスプレス)
1.16%
24位ROLLS-ROYCE HOLDINGS PLC
(ロールス・ロイス)
1.14%
25位APPLIED MATERIALS, INC
(アプライドマテリアルズ)
1.13%
26位ASML HOLDING NV-NY REG SHS
(ASMLホールディング)
1.11%
27位NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.07%
28位SPOTIFY TECHNOLOGY SA
(スポティファイ・テクノロジー)
1.05%
29位AIRBUS SE
(エアバス)
1.04%
30位GLOBALFOUNDRIES INC
(グローバルファンドリーズ)
1.04%
引用元:ひふみのあゆみより
ごつこさん
ごつこさん

23位のアメリカン・エキスプレスはクレカ決済セクターで11月のひふみアカデミーで詳しい儲けのしくみを開設していました。以下の記事をご覧ください。

【関連記事】
◆ひふみアカデミー11月要約|ラヒミアンさんの紹介と注目の決済処理セクター

インドは昔の中国に似た成長を感じている(長期政権、人口増加、都市の発展、良好な国際関係)

アナリストパートとして周さんがインド株に注目する理由を説明してくれました。

周さんがインドに注目してお話する理由は以下の2つです。

  1. ここ数年のインド市場が昔の中国に似てきたと感じたため
  2. 藤野さん、湯浅さんがインド出張に行ったことでインドへの投資妙味をお伝えしたいから

周さん曰く、インド市場の成長を感じさせる要因が複数あるそうです。それぞれ図表を使って解説してくれました。

  1. ンドの経済が近年、過去の中国のように成長していると感じている。具体的には、インドは昔の中国のように高い成長率を達成している
  2. モディ首相による長期政権が構造改革を支えている。安定した政府は経済成長に不可欠。
  3. 増加中の労働人口と安い人件費が、製造業の発展に寄与している。2050年までに人口が17億人近くになると予想されている。
  4. インドは良好な国際関係を保ち、米中の対立の中で外資の流入を促している。この流入は経済成長に寄与している。
  5. ンドの都市化率の上昇は、住宅や商業施設の需要を拡大し、経済成長を促進する。
  6. ンドの不動産市場は、中国のようなバブルのリスクが低く、大きな成長ポテンシャルがある。
  7. 都市人口の増加に伴い、インフラ整備の必要性が高まっている。
  8. 中間所得層の拡大は消費関連セクターの成長が期待できる。
ごつこさん
ごつこさん

確かにひと昔前の中国や日本の高度経済成長期を彷彿させるような状況ですし、何よりも人口が日本の比ではありませんから、先進国は虎視眈々と投資機会を狙っていることでしょう。

いずれひふみワールドやひふみ投信もインド市場を視野に入れた投資をするかもしれませんね。

わが家のひふみワールド12月度運用実績

12月までの損益率は15.94%になりました。かなり調子が良いです。2024年からは投資額を1000円上げる予定です。

ひふみ債券ファンド運用報告(ひふみらいと・まるごとひふみ)

ひふみ債券ファンド月次運用報告会は12月から動画配信となりました。

ひふみ債券ファンド23年12月

  • ひふみ投信マザーファンド-0.12%ひふみワールファンド1.34%ひふみグローバル債券マザーファンド2.26%
  • ひふみらいと:2.05%
  • まるごとひふみ15(株式15%):1.95%
  • まるごとひふみ50(株式50%):1.29%
  • まるごとひふみ100(株式100%):0.35%
  • 超長期国債の保有でリターン向上
ごつこさん
ごつこさん

債券ファンドは2カ月連続プラス運用!

ひふみグローバル債券マザーファンド主要数値表

次にひふみライト(ひふみグローバル債券マザーファンド)の主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。


hifumilight
ひふらいと
(ひふみグローバル債券マザーファンド)
23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月22年12月22年11月22年10月22年9月22年8月22年7月22年6月22年5月22年4月22年3月22年2月22年1月
騰落率2.05%3.76%-1.87%-2.30%-1.17%-1.04%0.65%0.14%0.03%1.47%0.12%1.70%-1.86%1.07%-0.74%-3.62%-1.35%1.91%-2.43%-0.67%-1.99%-0.37%-1.35%-1.96%
現金比率19.69%19.24%20.15%19.89%19.97%21.48%14.86%5.14%19.82%24.23%10.93%13.16%13.14%14.27%10.09%10.81%12.24%15.72%12.71%24.53%23.04%26.78%32.85%27.37%
国債比率54.79%54.72%52.93%53.60%54.69%21.48%57.25%54.94%54.34%52.60%52.83%52.05%49.19%50.56%50.57%50.75%50.82%48.39%48.11%47.84%47.76%47.08%54.84%58.22%
住宅ローン担保証券比率9.22%9.22%9.67%9.65%9.42%9.55%9.55%9.11%8.71%6.25%6.31%6.18%9.14%9.17%9.56%9.42%9.66%9.49%9.84%9.14%8.89%9.12%4.51%6.50%
特殊債比率1.49%1.50%1.51%1.48%1.42%1.81%1.77%2.99%2.88%2.87%2.91%2.85%2.81%2.78%2.93%2.90%2.76%2.69%5.46%5.03%7.76%7.43%6.94%5.40%
社債比率28.56%28.89%29.39%28.75%27.68%26.35%26.12%24.82%23.68%23.38%24.17%22.87%22.96%22.77%23.97%23.33%21.74%20.90%21.14%12.94%9.89%7.04%5.31%5.15%
国際機関債比率1.32%1.29%1.26%1.24%1.23%1.81%1.18%1.13%1.08%1.07%1.05%1.04%1.03%1.04%1.08%1.06%1.04%1.04%1.01%0.96%0.94%0.83%0.79%0.77%
債券先物取引比率-17.29%-16.98%-16.91%-16.66%-16.43%-16.13%-12.68%-12.34%-12.24%-2.36%-2.16%-6.06%-3.40%
地方債比率2.22%2.12%2.00%2.05%2.02%1.95%1.95%1.86%1.83%2.87%1.81%1.84%1.72%1.78%1.79%1.74%1.74%1.77%1.72%1.72%1.71%1.72%0.83%
資産別比率
海外債券/国内債券
74.90%/22.70%75.55%/22.20%75.11%/21.65%74.69%/22.08%74.71%/21.74%72.65%/22.00%74.9%/22.92%72.31%/22.55%65.95%/22.06%65.95%/22.06%68.30%/20.77%65.76%/21.08%63.94%/22.92%64.45%/23.64%66.57%/23.34%65.92%/23.27%64.59%/23.18%61.80%/22.48%67.09%/20.20%57.44%/20.19%データ無しデータ無しデータ無しデータ無し
銘柄数343635363637383736363735343434353534383331272727
基準価額9,206円9,021円8,694円8,860円9,069円9,176円9,257円9,197円9,178円9,178円9,045円9,034円8,883円9,051円8,936円8,977円9,314円9,441円9,264円9,495円9,559円9,753円9,789円9,923円
引用元:ひふみらいと「運用レポート・運用報告書」より

※種別比率・組入れ銘柄数はひふみグローバル債券より引用
※基準価格・騰落率はひふみらいとより引用
※ひふみらいとは、ひふみ投信マザーファンド・ひふみワールドファンドが各5%組み入れられております。

基準価格は9千円台に回復しました。

長期金利が下定価し、債券相場は日米共に上昇しました。米国ではFRBのハト派発言により、2024年の利下げ期待が大きく市場では織り込まれた値動きになりましたが直近1月では雇用や景気が根強い指標が出たため金利低下の期待感が薄れてしまいました。

我が家のひふみらいと23年12月度運用実績

12月までの損益率は-1.96%まで回復してきました。おそらく来年には回復しているのではないかと予想しています。株高、債券高の状況になれば合算の資産も増えていくでしょう。

インド出張

藤野さんと湯浅さんがインドに出張しました。政治、経済、文化について端的にまとめて報告してくれましたので一部要約しました。

政治
  • 藤野さん
    モディ首相について、現地の人々は独裁者としての印象を持っている。首相官邸周辺の厳重な警備状況がそのイメージを強化している。
  • 湯浅さん
    モディ政権の下で前政権の政策が引き継がれているが、実際には「中身がない」との声も聞かれた。
  • モディはヒンドゥーナショナリストとして知られ、その政治スタイルに懸念。
経済
  • 藤野さん
    デリでは貧困層、中流層、富裕層の各階層がそれぞれ成長している様子が見られた。例えば、異なる価格帯のコーヒーチェーンが成功を収めている。
  • 富裕層が利用するショッピングモールは非常に清潔で、日本並みのサービスが提供されていた。物価は日本よりも高い場合があった。
  • 湯浅さん
    スラム地区でも多くの人がスマートフォンを使用しており、前政権からのデジタル環境提供の政策がモディ政権下で継続されている。これにより国民の医療ベネフィットの提供や統計の精度向上に寄与。
  • インドの人口は17億人に達する可能性があり、中国と比較して人口が増加している。この人口動態は投資の観点から重要。
文化
  • 藤野さん
    インドは食の多様性が豊かで、日本人の一般的なカレーのイメージにとらわれるべきではない。
  • 日本企業は英語が通じるためヒンディー語を学ばないが、韓国企業はヒンディー語を学んで現地に進出している。文化や言語への適応がビジネス成功に影響していると感じた。
  • 湯浅さん
    モディ政権下でのメディアコントロールや政策の実行方法について、本当の民主主義ではない可能性が指摘されている。
ごつこさん
ごつこさん

貧困層へのスマホ支給で医療ベネフィットや統計の精度が上がったという話や、インドのカレーは日本のおでんや煮物と一緒で、他国から見れば同じようで同じでないという話が政策で国は変わること、異なる文化への理解が世界への投資を考える時にとても重要なのだと思いました。

私は新興国への投資を個別でやるつもりは無いので、ひふみを通してインドや他新興国の動向を見守っていきたいと思います。

ひふみの夜会Q&Aコーナー

ひふみアカデミーQ&Aで、受益者と運用メンバーの本音のぶつかり合いから出るトークが充実しており、運用メンバーの深い思考を鑑みることができます。

そして時折入るジョークや笑いがとても魅力なコーナーです。

各質問内容を私なりに咀嚼しながら書いています。一字一句もれなくそのまま記載しているわけではありませんので、その点はご了承ください。

【DAY1】ひふみ投信、ひふみプラスについて

Q
お正月の大地震に心を痛めています。緊急災害時はお正月でも運営チームは緊急会議をしますか?

藤野さん:スラックを使用し、震災発生後にリアルタイムで情報交換。災害の影響と金融市場への影響を議論した。航空機衝突事故でJALがもし犠牲者が出ていた場合、株価には大きな影響があった可能性があった。CAさんは乗客を救ったが、株主も救った。

能登半島地震、羽田空港衝突事故など正月から大変不幸な天災や事故が起こり、お亡くなりになられた方には心よりご冥福をお祈りいたします。

Q
個別銘柄についての話が運用者やアナリストにとって楽しいか

内藤さん:個別銘柄の話は楽しい。自分が取材した企業に投資できることがファンドマネージャー職の素晴らしい部分と感じている。

ごつこさん
ごつこさん

投資信託だけでは無く、興味ある企業の株を買ってみると自然とその企業が気になり楽しくなります。

Q
新NISAで何千憶円という資金がオルカンに流れているというニュースが出ています。日本人は日本にも投資すべきだと思う一方で将来笑うのはオルカン勢かなという思いもありモヤモヤしています。米国株、世界株集中をどう見ておられますか。

藤野さん:別にオルカンを敵視しているわけでもなくオルカンが全然ダメだと思っているわけでもないが、相対的にこれからの日本はかなり良いだろうと思うし世界的に見ても今日本は最も魅力的な国になっていると思う。米国特にサンフランシスコなんかは治安が悪くて歩けない。日本人は自国を過小評価している。

ごつこさん
ごつこさん

私もオルカンには投資していますし、ひふみもオルカンも長短ありますから私はどちらにも投資しています。オルカンは各国の市場状況により変わるので日本株が調子よければ当然比率は上がってきます。

Q
藤野さんの新刊「日経平均10万円の時代が来る!」は運用メンバーは読みますか?また、藤野さんの書籍で運用メンバーのおすすめの書籍を教えて下さい。

内藤さん:コロナになってからの入社で、企業取材やミーティングが多かったのですが、藤野さんの書籍の中で「スリッパの法則」が凄い役に立った。全部真似したら藤野さんになってしまうが、今は私の中のスリッパの法則があり出来上がっているのがいいなぁと思う。

三宅さん:私は「日経平均10万円の時代が来る!」の図表とかお手伝いしたのでじっくりと隅から隅まで構成含めて手伝わせてもらいました。

ごつこさん
ごつこさん

私の質問が採択されました!嬉しい!内藤さんの「私の中のスリッパの法則がある」という言葉を引き出せたのはファインプレーだと思っています。私の書籍レビュー記事も是非読んでみて下さい。
◆新NISAでインフレ時代を生き抜く!藤野英人著『日経平均10万円時代が来る!』徹底レビュー

【DAY2】ひふみワールドについて

Q
グロース株とバリュー株のどちらが好きですか?

湯浅さん:当然グロース株の方が圧倒的に得意で好き。しかしバリュー株もすきだからこそよく見てポートフォリオに反映させたい。

周さん:注目しているのはバリュー株。なぜなら過去10年間はグロース相場。その前10年はゴリゴリのバリュー相場で長い目で見るとサイクルなのでバリュー相場もチャンスが来る可能性がある。

Q
湯浅さんのコメントを興味深く読みました。「主流派の予測で外れる」ということと「その中でこうレオスは当てに 行ける」というとこについて詳しく教えてください。

ひふみのあゆみひふみワールド2023年12月度月次ご報告書を読んでの質問です。一部引用します。

大抵の予想は金融業界のプロフェッショナルを納得させるような極
めて合理的と考えられる根拠や補足材料に支えられています。それで
も主流派の予想は外れてしまうのです。それは、この経済があまりに
も複雑で、取るに足らないと当初は無視していた材料が後に極めて重
要な要素として浮かび上がったり、無視する以前に気づけていない要
素が後に重要な役割を果たすことがあるからです。
それゆえ、市場の主流派に対して建設的に批判的な視点を持ちチャ
レンジし続けることがアルファ(市場の平均値からの超過リターン)
の源泉となりえます。この広い市場は、いつもどこかでさまざまな人
が予想というチャレンジを絶え間なく繰り返すことでダイナミズムを
成立させています。私たちレオスも全力を尽くして予想という営みを
続け、お客様に価値を提供していく所存です。

湯浅さん:主流派の予想が外れるというのは、そうとは限らないが多くの発言力のある人たちはポジショントークもあると思う。どこかにティルトしないというのが大事。

僕らがあてに行けるかはわかりませんが、自分の考えていることは間違えてるかもしえないという事を常に考えながら穴を塞ぎに行かなきゃいけない。

ごつこさん
ごつこさん

クリティカルシンキング(批判的思考)ですね。私この考え方好きで、物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、多様な角度から検討し、論理的・客観的に理解することをで予想外の問題を解決する行動になります。

12月までの個人の投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績

12月の個人の投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績も3銘柄合計でプラス圏内を維持するようになり順調です。

3銘柄合計投資成績は以下のとおりです。

  • 投資元本483,008円
  • 評価額541,226円
  • 評価損益率12.053%

大好きな会社に運用を任せて日本の成長企業に間接的に投資出来、リターンを貰えるだけでも幸せなことだと思っています。

2024年1月からは新NISAにて運用します。投資金額も15,000円から20,000円に増やす予定です。その分インデックスファンドの積立を減額します。

まとめ:運用銘柄開示が上位30銘柄になり報告の幅が広がり理解度が上がった

2DAY制になってからひふみ投信、ひふみワールドが分かれてかつ、運用銘柄開示が上位30銘柄になり報告の幅が広がり理解度が上がりました。

これを毎月開催する労力は相当なものだと予測されます。

24年1月新NISAが始まり日本の株式市場はバブル崩壊以降高値を更新し絶好調です。

【関連記事】新NISA積み立て予約、月2000億円規模に ネット証券5社

それではまた、来月の報告会でお会いしましょう。

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2023年12月のひふみアカデミー情報は以下の記事をご覧ください。

我が家の家計簿・投資実績・資産も公開しています。子育て世代の資産形成を試行錯誤しながら取り組んでいる過程を発信しています。失敗した内容も記事にしていますので参考になれば幸いです。

3年間の資産形成で得た役立つアイテムやサービスやアプリをまとめました。以下の記事からご覧ください。

※本記事は、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではございません。くれぐれも投資は自己責任・自己判断でおねがいいたします。

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ごつこさん
ごつこさん
資産形成ブロガー
資産形成歴4年目。総資産2,000万円達成した筆者が家族で楽しく資産形成している実践記事を配信中。「ブログを通じて社会に貢献」を当ブログの理念とし日々邁進。
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