ひふみアカデミー4月|2023年3月度月次報告会要約と個人の運用成績公開
投資信託「ひふみ」シリーズを運用しているレオス・キャピタルワークスでは、毎月初旬に先月の運用報告を受益者に向けて発信しています。
発信方法は、月次レポートの資料と動画です。受益者から寄せられる質問に対してもかなりのボリュームで対応しており、毎月全てを見る暇がないという方もいるでしょう。
しかし、自身が運用はある程度お任せといって投資信託に丸投げでは、値動きの振れ幅が大きくなったり、暴落したり、地政学的リスクでマーケットが不安定になった場合、不安になってしまい解約してしまう場合があります。
せっかく投資を始めたのに、一時の暴落でその後の上昇相場を取り逃す可能性があることはなんとしても避けてもらいたいです。
そこで本記事では投資初心者にもわかりやすく、楽しく私の運用成績も交えながら投資信託「ひふみ」シリーズの運用報告会をまとめてお伝えします。
この記事でわかること
- ひふみアカデミー4月運用報告会の要約
- 投資信託「ひふみ」シリーズ2023年3月の運用成績簡潔に
- 40代子育て世代の投資信託「ひふみ」シリーズ18ヶ月目の運用成績
- 投資信託「ひふみ」シリーズを保有する握力が付く
直販口座開設者にはひふみアカデミー資料がメールで送られてきます。
基準価格が月ベースで5%下落した時はや重大な地政学的リスクや金融危機が起きた場合もメールで状況報告してくれるので安心して長期投資を継続することができます。
5年以上投資継続すると資産形成応援団という制度があり、0.1%~0.4%(銘柄別)信託報酬相当額の還元があります。
口座開設は無料です。以下のリンクより申し込み出来ますので是非検討してみてください。
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はじめに、「レオス上場承認」おめでとうございます!
投資信託「ひふみ」シリーズ運用会社のレオス・キャピタルワークス株式会社が2023年3月22日に、晴れて東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認されました。
2021年8月より、藤野さんの書籍に感銘を受け、当ブログで応援してきたのでとても嬉しく思います。
株式上場とは、企業が発行する株式を証券取引所で売買できるようにすることです。今回レオスが上場する市場区分は、グロース市場です。
以下の表は、上場に関する概要をまとめてみました。
項目 | 内容 | 備考 |
社名 | レオス・キャピタルワークス株式会社 | 2003年創業 代表取締役会長兼社長:藤野 英人 |
証券コード | 7330 | 覚え方「波去れ!」:藤野さんFacebookより |
市場区分 | グロース | 詳細;グロース市場への新規上場審査基準 |
上場日 | 2023/04/25 | 上場承認日 2023/03/22 |
売買単位 | 100株 | 単元未満株取り扱いは未定 SBI証券はやってくれるはず |
主幹事証券会社 | 大和証券株式会社 株式会社SBI証券 | 引受数量が多く、全体的な作業の運営やスケジュール管理など中心的役割を果たす会社 |
発 行 済 株 式 総 数 | 1201万6600株 | 2023 年 3 月 22 日現在 |
売 出 株 放 出 元 | ㈱ISホールディングス SBIファイナンシャルサービシーズ㈱ | SI:274万7900 株 SBI:11万1800 株 |
公 開 価 格 の 決 定 方 法 | ブック・ビルディング方式 | 投資家の需要に応じて公募価格を決定 |
経営理念 | 「資本市場を通じて社会に貢献します」 | 上場前と変わりません |
レオス・キャピタルワークス上場についての詳細は以下の記事でまとめております。
ひふみアカデミー2023年4月の注目トピックス
私が独断と偏見でここだけは、知ってもらいたいというポイントを抜粋しました。詳しい内容を見たい方は読み進めて下さい。
2023年4月ひふみアカデミーの超要約
- ひふみ投信:藤野さん
金融セクターで購入したい銘柄は上場する自社・SBIーHD・住信SBIネット銀行。でも規則で買えない。
- ひふみワールド:湯浅さん
生活防衛・セミパブリックを買い増ししてディフェンシブに
- ひふみらいと:福室さん
AT1債は保有していない
- ひふみの夜会Q&Aコーナー:
レオスの運用メンバーは資産の大半を自社商品にフルBET。一蓮托生で行く!
4月のひふみアカデミーはQ&Aが充実していました。
ひふみ投信運用報告(ひふみプラス、ひふみ年金参考)
運用報告会では各商品ごとにトークテーマを設けています。
本日のトークテーマ
- ひふみ投信:
金融不安への対応/ポートフォリオをより攻撃的に
ひふみワールド:
景気後退も含めた様々なリスクへの対応
ひふみらいと:
米銀破綻の背景/債券市場の見通し
3月は、米国のシリコンバレーバンク破綻、UBSのクレディスイス買収による世界的な金融危機になりうる出来事があり、ひふみがどのような投資行動したのか注目でした。
以下は3月ひふみ投信運用の要約です。
ひふみ投信運用報告23年3月要約
- 1ヶ月騰落率ひふみ投信
0.61%ひふみプラス 0.60%ひふみ年金 0.63%
(TOPIX配当込1.70%) - 銀行セクターを調整
- ChatGPTが新しい時代の起爆剤
- 金融セクターで購入したい銘柄は上場する自社、SBIホールディングス、住信SBIネット銀行。でも規則で買えない。
ひふみ年金がいちばん成績いい。
ひふみ年金の方が信託報酬0.242%安いからね。
3月の投資行動、銀行セクターを調整
3月の運用成績は1ヶ月騰落率ひふみ投信0.61% ひふみプラス0.60% ひふみ年金0.63%でTOPIX配当込1.70%に少し劣後してしまいました。
米国のシリコンバレーバンク破綻の連鎖から中旬に金融セクター中心に下落する展開になりました。その後FRBと米国政府の迅速な対応で下旬には株価が戻ってきました。
ひふみ投信では銀行比率は厚めに保有していました。今回の金融不安において少しやられてしまったが速やかに対処したので傷口は小さく済んだそうです。
銀行株のオーバーウエイトを削り半導体へ振り分けたオペレーションを続けることになりそうです。
地銀株は見極めて投資
シリコンバレーバンク破綻はMBSなどの長期債への投資比率が高買ったこととSNSの発展による取り付け騒ぎの急激な拡大によるものです。
ですから日本の銀行セクター・地銀にへの影響はさほどないとの見解も。
日本は、日銀総裁が植田さんに代わり、徐々に金融緩和の縮小も視野に入っているのでそこまで金融セクターを下げたわけではなかったそうです。
内需銘柄への投資
東京駅や羽田は観光客だけではなく移動が活発になってきている。ホテルも中々取れなくなている。リベンジ消費的な我慢していたから使おうというところがしばらく続くのではと思っているそうです。
今後の展望、ChatGPTが新しい時代の起爆剤になる
2000年からの20年の世界経済を引っ張ってきたのはスマートフォン。
スマホの登場でグローバル経済が一気に加速し、GAFAMといったテック企業が台頭してきました。ある程度成熟してきた。
ChatGPTという新たな成長の起爆剤が出てきて、広い意味でのインターネット革命がおきました。
恐らく日本や世界経済をけん引していくだろうとの見解で、今後の成長に藤野さんはワクワクして楽しみだそうです。
WEB3.0、NFTが派遣を取るとおもっていたけど、わかりやすさで圧倒的にChatGPT(AI)が加速しそうですね。
ひふみ投信直近の保有銘柄
次に3月の保有銘柄上位を見てみましょう。
前月比、現金比率は0.8%上昇、8銘柄増という内容でした。
先に記述したとおり、半導体銘柄へウエイトを移したことで、アドバンテスト、ディスコといった半導体関連銘柄の比率が上昇しました。
ひふみ投信大型株の比率は68.68%台と高めを維持
次にひふみ投信の主な指標を月次レポートより抜粋した表より、大型株の比率を見てみましょう。
ひふみ投信 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 0.61% | 1.49% | 2.74% | -3.57% | 1.26% | 0.2% | -4.18% | 1.95% | 2.14% | -3.04% | 0.54% | -4.01% | 4.38% | -0.94% | -11.70% |
現金比率 | 7.74% | 6.67% | 5.87% | 7.26% | 11.00% | 10.83% | 13.40% | 10.88% | 11.67% | 11.79% | 9.23% | 13.85% | 6.23% | 4.47% | 10.72% |
大型株 | 68.68% | 69.10% | 68.23% | 66.77% | 63.34% | 65.58% | 63.18% | 64.88% | 63.55% | 63.29% | 65.59% | 60.93% | 67.70% | 64.55% | 54.87% |
中小型株 | 21.83% | 22.41% | 24.22% | 24.15% | 23.97% | 21.53% | 21.10% | 21.93% | 22.66% | 22.64% | 22.69% | 22.73% | 23.57% | 28.20% | 31.35% |
超小型株 | 1.75% | 1.82% | 1.68% | 1.83% | 1.69% | 2.06% | 2.32% | 2.32% | 2.12% | 2.28% | 2.49% | 2.48% | 2.50% | 2.78% | 3.07% |
銘柄数 | 291 | 282 | 275 | 273 | 270 | 257 | 265 | 261 | 252 | 251 | 240 | 243 | 262 | 264 | 276 |
基準価額 | 56,418円 | 56,075円 | 55,250円 | 53,774円 | 55,766円 | 55,070円 | 53,054円 | 55,367円 | 54,309円 | 53,172円 | 54,837円 | 54,545円 | 56,821円 | 54,437円 | 54,955円 |
※大型株 :3,000億円以上
※中小型株:300億円以上3,000億円未満
※超小型株:300億円未満
2023年3月は大中小の比率を少し落として現金比率を上げています。
銘柄数が直近一年で最多!
わが家のひふみ投信23年3月度運用実績は
ひふみ投信最後のパートはわが家の運用実績になります。
つみたて初めて1年9か月経過しました。2022年3月から毎月10,000円に設定して投資する方針を固め、スポットで追加投資するスタイルにしました。
ひふみ投信の復調に連動し、わが家の評価損益も少しずつですが上向いてきております。3月の損益率は0.676%でした。
2021年10月以来のプラス!
約17か月ぶりのプラス評価額でした。それでも全然売ろうと思ったことやドキドキしたことは一度もありませんでした。
その理由は以下の4っつです。
- リスク許容の範囲内で投資している
- 大暴落ではないから
- 毎月の運用報告を定点観測しているので下落の要因がわかる
- 投資したお金が日本経済をぐるぐる回って活躍していると実感できる
信じて託す。お金が働いてくれることを実感できます。
ひふみワールド運用報告(ひふみワールド+、ひふみワールド年金の参考)
運用報告会では各商品ごとにトークテーマを設けています。
本日のトークテーマ
ひふみ投信:
金融不安への対応/ポートフォリオをより攻撃的に
ひふみワールド:
景気後退も含めた様々なリスクへの対応
ひふみらいと:
米銀破綻の背景/債券市場の見通し
3月は、米国のシリコンバレーバンク破綻、UBSのクレディスイス買収による世界的な金融危機になりうる出来事があり、ひふみがどのような投資行動したのか注目でした。
初めにトークテーマのハイライトをお伝えします。
湯浅さんのお話はとても独自性があり又本質を突いた内容が多いので聴く側としても熱くなって聴いてしまいます。湯浅さん珠玉の一言コーナーをお試しで書いてみました。
ポートフォリオがもう寝てても大丈夫 っていうポートフォリオを常に私は目指し ています。
私たちが安心して投資できるのも運用メンバーとスタッフのおかげです。
以下は3月ひふみワールドの要約です。
ひふみワールド運用報告23年3月要約
- 単月運用成績ひふみワールド
-0.47%ひふみワールド+ -0.49%
ひふみワールド年金-0.42% - 現金を増やした
- 生活防衛・セミパブリックを買い増ししてディフェンシブに
- 成長企業にも引き続きBETしている(若干落ちたけどいつか上がる)
3月の投資行動
金融不安の影響により株市場は下落も月後半はFED,米政府の迅速な対応で持ち直しました。ひふみワールドは、シリコンバンク銀行破綻には驚いたそうです。
景気が良くないことは想定していたので一歩遅れですが現金比率を高めていたそうです。そして、景気悪化時にでも堅調な生活防衛企業やセミパブリック企業への買い増しをしてディフェンシブにシフトしたそうです。
それでも成長企業の半導体・製造企業へは投資し続けているそうです。いつかバンと戻るまでに待つことが重要とのことです。
「稲妻が輝く瞬間」をじっと待ちましょう
直近保有上位10銘柄、現金比率を
次に1月の組み入れ上位10銘柄構成を見てみましょう。
保有銘柄が142とをさらにしぼり、集中化させています。現金比率も6.28%と資金を逃がしています。
UBSのクレディスイス買収の国スイスが組入れ国比率4位を維持
次にひふみワールドの主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。
ひふみワールド | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | -0.47% | 3.34% | 5.12% | -6.13% | -2.60% | 10.08% | -6.01% | 1.01% | 4.09% | -3.24% | -0.29% | -5.08% | 6.14% | 0.34% | -10.99% |
現金比率 | 6.28% | 3.46% | 4.92% | 4.77% | 3.03% | 2.75% | 3.11% | 3.79% | 13.52% | 13.92% | 11.97% | 13.08% | 11.04% | 3.40% | 11.41% |
組入れ国比率ベスト5 1位 | アメリカ 65.63% | アメリカ 67.12% | アメリカ 66.68% | アメリカ 67.66% | アメリカ 68.35% | アメリカ 73.27% | アメリカ 73.11% | アメリカ 70.36% | アメリカ 61.57% | アメリカ 60.77% | アメリカ 62.66% | アメリカ 62.83% | アメリカ 64.63% | アメリカ 69.38% | アメリカ 61.70% |
組入れ国比率ベスト5 2位 | 中国 5.04% | 中国 4.85% | ドイツ 5.19% | フランス 4.57% | フランス 4.87% | フランス 3.19% | 中国 3.18% | 中国 3.37% | ドイツ 3.25% | ドイツ 3.42% | ドイツ 3.64% | ドイツ 3.55% | ドイツ 3.53% | ドイツ 4.52% | ドイツ 3.25% |
組入れ国比率ベスト5 3位 | ドイツ 4.75% | ドイツ 4.79% | 中国 4.18% | ドイツ 4.40% | ドイツ 4.32% | ドイツ 3.16% | フランス 2.61% | フランス 3.20% | フランス 2.95% | フランス 3.11% | フランス 3.19% | イギリス 2.30% | 中国 2.26% | 中国 2.98% | 中国 2.93% |
組入れ国比率ベスト5 4位 | スイス 3.68% | スイス 3.86% | スイス 3.78% | スイス 2.74% | スイス 2.73% | 中国 2.76% | ドイツ 2.53% | ドイツ 3.17% | 中国 2.52% | イギリス 2.43% | イギリス 2.55% | フランス 2.19% | イギリス 2.11% | イギリス 2.24% | フランス 2.32% |
組入れ国比率ベスト5 5位 | イタリア 2.49% | イタリア 2.46% | イタリア 2.06% | 中国 2.60% | 中国 2.53% | スイス 2.41% | スイス 2.35% | スイス 2.32% | イギリス 2.46% | スイス 2.42% | 中国 1.95% | オランダ 1.93% | オランダ 2.05% | フランス 2.16% | オランダ 2.00% |
銘柄数 | 142 | 144 | 152 | 190 | 198 | 207 | 207 | 211 | 202 | 197 | 194 | 194 | 191 | 201 | 197 |
基準価額 | 15,889円 | 15,964円 | 15,448円 | 14,695円 | 15,655円 | 16,073円 | 14,601円 | 15,534円 | 15,379円 | 14,775円 | 15,269円 | 15,314円 | 16,134円 | 15,201円 | 15,149円 |
現金比率を6.28%まで上げてきました。金融不安時に現金比率を一時8%程度まで上げたと湯浅さんが言っていました。
わが家のひふみワールド3月度運用実績
ひふみワールドは2022年の1月からスタートしました。初月はある程度資金を入れ、その後は定期積立に切替て、3,500円で運用しています。
3月までの損益率は1.96%でした。世界経済回復基調に併せてわがやのひふみワールドも上昇していくと嬉しい限りです。
ひふみ債券ファンド運用報告(ひふみらいと・まるごとひふみ)
ひふみグローバル債券マザーファンド月次運用報告要約は以下のとおりです。
ひふみグローバル債券マザーファンド運用報告23年3月要約
- 3月運用成績
1.66% - AT1債は保有していない
- クレジットリスク以前から取っており功を奏した
- 欧米の銀行社債にしてはパフォーマンス良くなかった
金利・債券について最近話題ががつきません
金融不安の背景を簡単に解説
米国銀行破綻を発端とした金融不安の背景を新しく仲間になった高畠さんが説明してくれました。
コロナの発生にさかのぼります。順に箇条書きします。
- コロナ発生により米国の企業や個人が痛手を受ける
- 米国政府が財政出動し現金給付等で手厚い支援
- 将来が不安で消費に回せず銀行に預ける
- 銀行の預金は急増
- 銀行は預金が増えた分何かで運用する必要がある
- 借り手側がコロナで委縮しているので貸付出来ない
- 国債や住宅ローン担保証券といった債券を買う事に
- コロナが一段落し経済が急回復
- 米当局はインフレ退治で利上げを進め米国の金利は急上昇
- 金利が上がると債券価格は下がる
- 米国の銀行は金利水準が低い時に債券購入のため含み損が拡大
- 含み損を抱える銀行に預金者は不安になる
- 金利上昇に伴い預金よりもMMF(*1)で運用した方が儲かるんじゃないと気付く
- 預金の流出に拍車がかかった
- シリコンバレーバンクは含み損額が大きい
- 仮想通貨周りの銀行が破綻きっかけで預金者の不安が高まり
- 預金の取り付け騒ぎが起きて破綻に追い込まれた
*1:MMF(マネー・マーケット・ファンド)短期金融商品を中心に運用される商品で元本を維持し流動性を保ちなが利益が狙える商品
あとから考えると納得の流れも当時は予測できなかったのでしょうかね。
個人でも常に未来は想定外のことが起こりうると思って行動することが必要ですね。
ひふみグローバル債券マザーファンド保有の社債への影響は?
前提、米国政府、FEDが預金保護を明示したので市場は落ち着いています。金利も低下傾向にあるため銀行の連鎖破綻は回避できたのではとの見解でした。
債券ファンドが保有している社債については以下の様に述べておりました。
- 先進国中心の大手銀行が発行している社債
- AT1や劣後債といった今回下落している物ではない
- 無担保のシニア債券と言われる安心感のあるクラスの社債
以下のグラフは小規模、大手銀行の預金推移です。
右手のグラフを見ると、オレンジ色の大手銀行預金については下がっていないことがわかります。
大手銀行は収益が多様化しているので比較的安定しているそうです。
3月の投資行動
3月の投資行動は、基本的に出し入れは少なかったそうです。
- クレジットリスク以前から取っており功を奏した
- 欧米の銀行社債にしてはパフォーマンス良くなかった
- 米国利上げはもうちょっとで終わりで基本下がるだけなのでロング継続
- 日本国債は大胆に外したオペレーション
ワタシも米国社債や国債はこれから上昇すると思って買い迎えています。
ひふみグローバル債券マザーファンド主要数値表
次にひふみライト(ひふみグローバル債券マザーファンド)の主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。
ひふらいと (ひふみグローバル債券マザーファンド) | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 1.47% | 0.12% | 1.70% | -1.86% | 1.07% | -0.74% | -3.62% | -1.35% | 1.91% | -2.43% | -0.67% | -1.99% | -0.37% | -1.35% | -1.96% |
現金比率 | 24.23% | 10.93% | 13.16% | 13.14% | 14.27% | 10.09% | 10.81% | 12.24% | 15.72% | 12.71% | 24.53% | 23.04% | 26.78% | 32.85% | 27.37% |
国債比率 | 52.60% | 52.83% | 52.05% | 49.19% | 50.56% | 50.57% | 50.75% | 50.82% | 48.39% | 48.11% | 47.84% | 47.76% | 47.08% | 54.84% | 58.22% |
住宅ローン担保証券比率 | 6.25% | 6.31% | 6.18% | 9.14% | 9.17% | 9.56% | 9.42% | 9.66% | 9.49% | 9.84% | 9.14% | 8.89% | 9.12% | 4.51% | 6.50% |
特殊債比率 | 2.87% | 2.91% | 2.85% | 2.81% | 2.78% | 2.93% | 2.90% | 2.76% | 2.69% | 5.46% | 5.03% | 7.76% | 7.43% | 6.94% | 5.40% |
社債比率 | 23.38% | 24.17% | 22.87% | 22.96% | 22.77% | 23.97% | 23.33% | 21.74% | 20.90% | 21.14% | 12.94% | 9.89% | 7.04% | 5.31% | 5.15% |
国際機関債比率 | 1.07% | 1.05% | 1.04% | 1.03% | 1.04% | 1.08% | 1.06% | 1.04% | 1.04% | 1.01% | 0.96% | 0.94% | 0.83% | 0.79% | 0.77% |
債券先物取引比率 | -12.24% | – | – | – | -2.36% | – | – | – | – | – | -2.16% | – | – | -6.06% | -3.40% |
地方債比率 | 2.87% | 1.81% | 1.84% | 1.72% | 1.78% | 1.79% | 1.74% | 1.74% | 1.77% | 1.72% | 1.72% | 1.71% | 1.72% | 0.83% | – |
資産別比率 海外債券/国内債券 | 65.95%/22.06% | 68.30%/20.77% | 65.76%/21.08% | 63.94%/22.92% | 64.45%/23.64% | 66.57%/23.34% | 65.92%/23.27% | 64.59%/23.18% | 61.80%/22.48% | 67.09%/20.20% | 57.44%/20.19% | データ無し | データ無し | データ無し | データ無し |
銘柄数 | 36 | 37 | 35 | 34 | 34 | 34 | 35 | 35 | 34 | 38 | 33 | 31 | 27 | 27 | 27 |
基準価額 | 9,178円 | 9,045円 | 9,034円 | 8,883円 | 9,051円 | 8,936円 | 8,977円 | 9,314円 | 9,441円 | 9,264円 | 9,495円 | 9,559円 | 9,753円 | 9,789円 | 9,923円 |
※種別比率・組入れ銘柄数はひふみグローバル債券より引用
※基準価格・騰落率はひふみらいとより引用
※ひふみらいとは、ひふみ投信マザーファンド・ひふみワールドファンドが各5%組み入れられております。
Q&Aの回でも触れていますが、クレディ・スイスで問題になったAT1債(CoCo債)と呼ばれる債券の価値がゼロになったことで債券市場がざわつきました。
そこで、私はひふみでも特殊債(AT1債)を保有しているか質問してみたところ、持ってないとの返事でした。
中国の政府系機関が投資している比率の高い特殊債券を保有しているそうです。
【関連ニュース】MUFG、クレディSのAT1債950億円を富裕層に販売ー無価値
少し投資判断を間違っていた場合、上記のニュースの様にリスクの低い債券なのに無価値になるリスクがあったということです。
資本金の返済に関して通常、株主よりも債権保有者が上位になります。
しかし、クレディ・スイスのAT1債(約2兆2800億円)は政府の融資が入った段階で無価値になるというトリガー条項が入っていたためAT1債<株主という構造になってしまったそうです。
通常の国債や社債とは仕組みが異なる特殊な状況ってこと。
ひふみらいと、まるごとひふみについて
- ひふみらいと:1.47%
- まるごとひふみ15(株式15%):1.36%
- まるごとひふみ50(株式50%):0.90%
- まるごとひふみ100(株式100%):0.16%
ひふみグローバル債券マザーファンドの運用成績が債券にしては珍しく大幅上昇。
逆にひふみ投信とひふみワールドの成績が落ち込んだたため、債券の組入比率が高いほどリターンが大きくなりました。
株と債券の年次リターンの推移について
2022年は債券版リーマンショックと言われるくらい下落しました。2023年は米国の金利上昇の終わりも見えつつあり、徐々に債券価格は上昇しつつあります。
上のグラフは過去20年間の株と債券の年次リターンの推移のグラフです。
過去のデータを見る限り、いかに昨年の債券市場が異例だったかがわかります。
下落の要因はインフレ抑制のための世界的な金利急上昇のためです。
世界の中央銀行の金利操作で世界経済がコントロールされているなんで投資を学ぶまでは知る由もありませんでした。
2023年は株も債券も現状プラスのリターンになっていました。
株と債券のリターンの季節性(アノマリー)ってなに?
では、2023年今後はどうかということで、月ごとの季節性リターンをレオス運用メンバーは調べてくれました。
よく聞くアノマリーは、セルインメイと夏枯れ相場です。
投資を始めた当初勉強でよく聞くことがありましたが、私の運用スタイルが短期中期的に売買するスタイルではないことから、あまりアノマリーを気にすることはありませんでした。
1月効果も良く知られるアノマリーですが、実は1990年代のころのアノマリーだそうで今は当てはまらないそうです。
3月4月のリターンが多いのは米国の税金還付金が入り、その資金で投資行動に及ぶからではないかとの理由があるそうです。
5月から8月は、セルインメイなどと呼ばれ、多くの投資家が夏休みをとるからだと言われています。
年末に向けた株価の上昇は年末ラリーと言われ、ヘッジファンドの買い向かいやクリスマス商戦に伴う買いのためとも言われています。
債券のアノマリーはあるのかというと、株式ほどアノマリーはありません。
相場にいるのは長期投資家だけでは無いので様々な思惑が株価の値動きに反応します。
まるごとひふみファンドマネージャー岡田さんの想いを共有
まるごとひふみファンドマネージャー岡田さんが23年3月のひふみアカデミーでバランスファンドに投資する意義を熱く語ってくれました。
- 期待リターンだけを考慮するのであれば株式100%が合理的
- 人間は感情の生き物。株式100%では値動きの大きさが嫌になる人も
- バランスファンドは心穏やかに投資を継続する手段の一つとして有効
わが家はひふみらいと以外にも米国長期国債ETFを購入しています。
理由は岡田さんが語られている通り心穏やかに安眠できる投資を継続するため。
暴落時のバッファーとするためです。怖くなりろうばい売りが一番投資行動としてはNGです。
毎日安心して眠りたい。
チャールズエリス著書「敗者のゲーム」にこんな一文があります。
過去109年間で、ベスト10日を逃しただけで、この間の利益の3分の2を失うという。長期的にみて投資家が失敗する原因の一つは、激しい相場に遭遇してパニックに陥り、上記のような最大の上げ相場に参加する機会を自ら放棄してしまうことだ。この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に居合わせなければならないということだ。相場のタイミングに賭ける投資家は間違っており、決して考えてはいけない。
引用元:チャールズ・エリス著「敗者のゲーム」P40-41より
安心して寝ている時に「稲妻」が輝いて市場が上昇しているのが理想じゃないでしょうか。
投資には性格が出ますので、少しでも怖いと思ったら一度立ち止まって考えてみて下さい。
常にマーケットに居座ることが重要です。
もし、投資に興味を持った。これから始めてみたい。と思った投資初心者の方は以下のセミナーレビュー記事をご覧ください。初めての投資に必要な3つのことをしっかりとお伝えしています。
ひふみらいと、まるごとひふみシリーズの記事をリニューアルしました。設定した経緯を踏まえて解説していますので是非読んでみてください。
我が家のひふみらいと23年3月度運用実績
2022年1月に新たにひふみらいとも運用開始しました。ひふみ投信、ひふみワールドより小額ですが、安定した長期運用を目指すのであれば、債券・国際への投資は必要と思い、運用開始しました。
2022年3月からは債券、国際、通貨へも分散投資する意味で1500円積立設定に変更しました。損益率は-3.66%となりました。
37年分のデータを見ても22年度の債券市場は異常事態で、23年も金利は今だ上昇局面のためしばらくはこの流れが続くでしょう。
ひふみの夜会Q&Aコーナー
ひふみ直販ユーザーから毎回多数の質問に対して運営メンバーが真摯に応えるコーナーです。
【大質問1】23年4月25日レオス上場について
藤野さん:ひふみの80%から90%は個人の投資に支えられている異例の運用会社。なので会社の株主も個人に支えてもらいたいと思っている。これから全国回って価値をお伝えし何かレオス関連の株や商品を買ってもらいたい。そうやって国民の人たちに支えられる会社になっていこう。結果的に5年10年後何を持ってもお金持ちになった。かつ日本を支えた。という風になれたらいいかなと思っています。4/25は上場する株価の第一日目。安くてもいいと思っている。長く持ってもらって上がればいいと思っています。
きっと国民に愛される、支持される会社になりますよ。
【大質問2】利上げ、金融不安の情勢について
福室さん:利下げはかなり織り込まれている。利下げが起こっているような場面にな当然全体の金利も変わっていればくだろうというは思っている。特にアメリカに関しては金利リスク多めというところをきっちりキープしていきたいなと思ってます。
アメリカの急激な金利上昇の終わりは少しずつ見えてきている状況です。以下は元日経新聞エース記者の後藤達也さんのツイートです。
あくまでも予測の範囲ですが、23年後半にかけて米国金利は下降する予測になっております。
ここで思い出してほしいのは、金利と債券価格はシーソーの関係です。金利が下がれば債券価格は上昇するのがセオリーです。
つまりはそういうことです。
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福室さん:日本のジャンルでいう特殊債という括りでいえばひとつ持っている。やばいものではなく、中国の国債よりもそれなりに金利が高いものでマーケットではほとんど国債と思って取引している銘柄。中国政府が95%保有し、残り5%が政府系ファンドがほゆうしている。基本的には安心していただきたい。
まもりながらふやす。ひふみの債券ファンドは守りの要です。
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福室さん:一概に言うのも難しいですが、まあ世界動かしているのはアメリカなのかな。転換点の話もありますが利下げよりも早くマーケットは折り込むので、大きな意味で注目するポイントとしてはその辺でいいのかなという風に思っています。
どうやら本間様のファンがいるようです。若手三人衆のうち志願して債券担当になった方です。
- 株式戦略部森山治紀さん:ITに詳しくデータ分析に強い(オルタナティブデータ活用したい)
- 株式戦略部松本凌佳さん:本日お休みで詳細不明
- 債券戦略部本間雄輝さん:絶対債券戦略部がいい!と進言した芯が強い方
【大質問3】日本株式の情勢について
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佐々木さん:何なんすかね?それが分かれば苦労しないんですけど。商社株はインフレヘッジで持っている。商社が見てたら怒るかもしれないですけど、アベノミクスあたりから投資のリターンが良くなく、バランスシートが大きくなりすぎてキャッシュをため込んでお金返せになったので、バイバック(自社株買い)なり配当金なりで投資家にお金を返すようになったところで評価が進んでそこにインフレが来たので山を持っている食料関係の商社が強くなっている。バフェットはバリュー投資家でも何でもなくいい会社をいい値段で買う手法。バフェットがそうしてくるかはわからないが、日本大型株のPBR一倍割れ銘柄で割安な銘柄はあり、ガバナンス改革も進んでることはある。
バフェットさんは「投資の神様」と言われている方
【関連記事】バフェット氏来日、次の投資先に世界が注目 まとめ読み
コロナ禍において、日本の5大商社株買い増しで話題になりましたが、23年4月に来日。日本株に追加投資の意向を示したそうです。
PBR1倍については先月ひふみアカデミーでも話になりました。以下のリンクからご覧ください。
【関連記事リンク】東証再編の変化、PBR1倍以下にメス(3月ひふみアカデミー要約)
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藤野さん:銀行株は少しオーバーウエイトも離脱先を生保や損保やリースに移すという考え方もある。地銀株そのものよりも九州(熊本)が熱いので恩恵を受ける地銀を個別で拾っていきたい。
【大質問4】ひふみワールドについて
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高橋さん:明確に負けた時期がある。21年末から22年3月の3・4か月です。米国の急な利上げでグロース株が大きく下がった時期。ひふみはグロースで勝負してきた経験がありバリューに全寄せは出来なかった。ハイグロースを除いたバリューも入れたグロース寄りのスタイルを維持した。その後についてもどうにかこうにか相場についていっている。今後についてもBOX圏の相場は難しい。どうにかついていってい24年度ガーンとあがればいいなと思っています。10年後を見据えて考えている。
では、チャートで見比べてみましょう。
高橋さんのおっしゃる通り、2021年12月から劣後してきてボックス相場になり上振れあぐんでいます。グロース銘柄の停滞(NASDAQ)の落ち込みが激しい時期でした。
Twitter界隈でもNSADAQのレバレッジをかけた商品通称レバナス投資が早ていましたが、この時期頃から成りをひそめてしまっていました。
【大質問5】新NISA・その他について
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藤野さん:新NISAについては大きな改革になる。ただし、ネット証券と窓口型では温度差がある。お客様のそうはあまり関心がない。ネット証券は若い層を抑えており、積立投資枠と成長投資枠があるので20代30代の若い層でドーンと増える可能性がある。富裕層は何億も持っているならば1800万円はあまり関係ない。90兆円くらいの日本の投資余力の恩恵を享受できるのはネット証券。証券業界ではNISA枠を2つ以上作らせてくれと要望をだしているけれども難しと思います。ネット証券は品揃え、手数料、利便性で有利。既存の証券会社を殺す可能性がある。やるべきことは品揃えを増やすこと。自社商品や系列商品の取り扱いではダメなんだと思う。
証券会社・運用会社の寡占化が起こらないといいですが。
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藤野さん:私の資産の大半がレオス株とひふみです。他の株・投信は持っていませんし現金はほとんど保有していません。
八尾さん:資産はレオスにフルBET。ワインはおなかに入るだけ。
高橋さん:毎月23000円のiDeCo半分の内25%をひふみプラスとひふみワールド、他社の債券ファンドを50%組み入れてバランスファンドを作っている。直販使わずに楽天証券で毎月5万円ポイント目当てでひふみワールド+を購入しています。持株会で5万円MAX投資している。
高橋さん、楽天証券とかiDeCoとか生々しい正直なご回答ありがとうございました。
レオス社員は、上場にあたりストックオプションで自社株を購入できます。有価証券報告書を見ていただくとファンドマネージャーや従業員の方がどれだけ購入しているか確認できます。
【レオスIPO】JPX新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
ひふみにフルBETというのは噓偽りないと考えています。
てのひらひふみ【ひふみ投信直販口座管理アプリ】
2022年11月30日に投資信託「ひふみ」シリーズ直販専用アプリがリリースしました。どなたでも気軽にアクセス管理できるようになりました。詳細記事をアップしましたので参考にしてみてください。
ひふみ投信の無料の口座開設はこちらから
口座開設方法が分からないという方はこちらをご覧ください。
ひふみアニュアルミーティング2022アーカイブ動画
投資信託「ひふみ」シリーズの一年間の振り返り報告会です。購入している全ての方々、これから購入を検討しようと思っている方々にとても関係のある重要な会合です。
私もリアル会場に参加し、運用メンバーの熱量を感じてきました。
同じくひふみが大好きな方や謎の老人も登場する面白く読める記事にまとめています。時間が無い方に向けて5時間以上にも渡る報告会の要点を凝縮してお届けしますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
SBI証券iDeCoで「ひふみ年金」「ひふみワールド年金」運用始めました
1月からはiDeCoでひふみ年金、ひふみワールド年金も始める予定です。2銘柄共に、直販や証券会社で運用するよりも信託報酬は割安に設定されています。
信託報酬は直販の信託報酬(資産形成応援団を除く)よりも低いです。所得税控除、受け取り時控除の税制優遇を教授できる方であれば検討の余地はあります。投資信託「ひふみ」シリーズをiDeCoで運用するのであればSBI証券がおすすめです。
- 口座開設手数料
無料 - 運営管理手数料
無料 - 多彩な商品ラインナップ
アセットロケーションで運用先を考える
アクティブファンドは信託報酬が高いところが利用者に最初に敬遠されがちですが、税制優遇される枠で運用するのであればむしろ期待リターンが高い銘柄を選定したほうが有利になります。
以下の大江英樹さんのコラムがとても参考になりますのでよかったら参考にしてみてください。商品をどこで運用するかを決めることを、アセット・ロケーションと言うそうです。
まとめ
4月はレオス上場の話題もあり、金融不安情勢も相まってボリューム満天の報告会になりまた。
2023年4月ひふみアカデミーの超要約
- ひふみ投信:藤野さん
金融セクターで購入したい銘柄は上場する自社・SBIーHD・住信SBIネット銀行。でも規則で買えない。
- ひふみワールド:湯浅さん
生活防衛・セミパブリックを買い増ししてディフェンシブに
- ひふみらいと:福室さん
AT1債は保有していない
- ひふみの夜会Q&Aコーナー:
レオスの運用メンバーは資産の大半を自社商品にフルBET。一蓮托生で行く!
藤野さんの、銀行セクターで購入したい銘柄はレオス(自社)・住信SBIネット銀行・SBIーHD。でも買えないと言った点がSBIの成長を予感させる言葉だったなと感じました。
それと、Q&Aコーナーでの運用メンバーのひふみ商品購入状況も聞けて良かったです。今後も保有し続けるモチベーションにもなりました。
そして、2023年4月16日はレオス創立20周年だそうです。まだまだ成長するレオスと一緒に成長しましょう。
それではまた、来月の報告会でお会いしましょう。
ひふみ投信の無料の口座開設はこちらから
2022年2月の運用情報は以下の記事をご覧ください。
我が家の家計簿・投資実績・資産も公開しています。子育て世代の資産形成を試行錯誤しながら取り組んでいる過程を発信しています。失敗した内容も記事にしていますので参考になれば幸いです。
3年間の資産形成で得た役立つアイテムやサービスやアプリをまとめました。以下の記事からご覧ください。
※本記事は、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではございません。くれぐれも投資は自己責任・自己判断でおねがいいたします。