ひふみ運用報告
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ひふみアカデミー24年6月運用報告要約|TDKの躍進と米国インフレ懸念の動向

ひふみアカデミー24年6月運用報告要約|TDKの躍進と米国インフレ懸念の動向
ごつこさん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

投資信託「ひふみ」シリーズを運用しているレオス・キャピタルワークスでは、毎月初旬に先月の運用報告を受益者に向けて発信しています。

発信方法は、月次レポートの資料と動画です。受益者から寄せられる質問に対してもかなりのボリュームで対応しており、毎月全てを見る暇がないという方もいるでしょう。

しかし、運用はお任せでほったらかしでは値動きの振れ幅、暴落、地政学的リスクでマーケットが不安定になった場合、不安になり、解約してしまう場合があります。

せっかく投資を始めたのに、一時の暴落でその後の上昇相場を取り逃す可能性があることはなんとしても避けてもらいたいです。

そこで本記事では投資初心者にもわかりやすく、楽しく私の運用成績も交えながら投資信託「ひふみ」シリーズの運用報告会をまとめてお伝えします。

この記事でわかること

  • 投資信託「ひふみ」シリーズ2024年6月の運用報告要約
  • 40代子育て世代の投資信託「ひふみ」シリーズ35ヶ月目の運用成績
  • 投資信託「ひふみ」シリーズを保有する握力が付く

毎月の運用報告をチェックすることで、経済、企業、投資に興味を持つようになり世の中がカラフルに見える投資家が増えてくれると大変うれしいです。

直販口座開設者にはひふみアカデミー資料がメールで送られてきます。

基準価格が月ベースで5%下落した時はや重大な地政学的リスクや金融危機が起きた場合もメールで状況報告してくれるので安心して長期投資を継続することができます。

5年以上投資継続すると資産形成応援団という制度があり、0.1%~0.4%(銘柄別)信託報酬相当額の還元があります。

口座開設は無料で、新NISAにも対応しています。

目次
  1. ひふみ投信運用報告(ひふみプラス・ひふみ年金)
  2. ひふみワールド運用報告(ひふみワールド+、ひふみワールド年金)
  3. ひふみ債券ファンド運用報告(ひふみらいと・まるごとひふみ)
  4. ひふみマイクロスコープpro
  5. ひふみ夜会QA
  6. 24年6月投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績
  7. まとめ
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ひふみ投信運用報告(ひふみプラス・ひふみ年金)

6月騰落率
TOPXI配当込み1.45%
  1. ひふみ投信:1.72%
  2. ひふみプラス:1.73%
  3. ひふみ年金:1.74%

2024年6月の日本市場は月末にかけ上昇し、TOPIXの配当込み騰落率は1.45%でした。

ひふみ投信24年6月の運用成績は1.72%となり、TOPIXよりわずかにアウトパフォームしました。

主要な運用実績を以下にまとめました。2022年1月までさかのぼって確認することができます。

ひふみ投信ひふみ投信24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月22年12月22年11月22年10月22年9月22年8月22年7月22年6月22年5月22年4月22年3月22年2月22年1月
騰落率1.72%0.81%-3.54%4.82%5.19%7.03%-0.20%5.38 %-3.07%-0.14%-0.11%1.81%5.62%3.86%1.19%0.61%1.49%2.74%-3.57%1.26%0.2%-4.18%1.95%2.14%-3.04%0.54%-4.01%4.38%-0.94%-11.70%
現金比率1.83%2.59%2.37%1.99%1.48%1.28%2.16%3.01%8.57%5.48%4.86%3.49%3.95%6.04%6.53%7.74%6.67%5.87%7.26%11.00%10.83%13.40%10.88%11.67%11.79%9.23%13.85%6.23%4.47%10.72%
大型株76.46%75.92%75.30%78.57%80.38%78.67%74.69%74.99%69.81%75.28%75.36%75.83%74.88%71.58%69.69%68.68%69.10%68.23%66.77%63.34%65.58%63.18%64.88%63.55%63.29%65.59%60.93%67.70%64.55%54.87%
中小型株20.90%20.67%21.04%18.64%17.15%18.78%21.58%20.49%19.40%17.42%18.17%19.21%19.69%20.73%22.05%21.83%22.41%24.22%24.15%23.97%21.53%21.10%21.93%22.66%22.64%22.69%22.73%23.57%28.20%31.35%
超小型株0.81%0.81%1.29%0.80%0.99%1.26%1.57%1.51%2.21%1.81%1.61%1.46%1.48%1.65%1.73%1.75%1.82%1.68%1.83%1.69%2.06%2.32%2.32%2.12%2.28%2.49%2.48%2.50%2.78%3.07%
銘柄数197187181176176194198197232307302298297294298291282275273270257265261252251240243262264276
アクティブシェア68.11%67.35%68.39%67.32%67.08%69.87%70.36%68.81%68.77%67.34%67.19%67.03%67.19%70.02%70.66%71.10%72.00%72.48%73.79%75.02%71.39%72.07%71.11%70.98%74.27%73.79%74.47%69.12%70.15%74.72%
基準価額75,688円74,406円73,811円76,517円72,995円69,396円64,836円64,966円61,652円63,604円63,690円63,759円62,625円59,293円57,089円56,418円56,075円55,250円53,774円55,766円55,070円53,054円55,367円54,309円53,172円54,837円54,545円56,821円54,437円54,955円
引用元:ひふみ投信「運用レポート・運用報告書」より

※大型株:3,000億円以上 ※中小型株:300億円以上3,000億円未満 ※超小型株:300億円未満

ごつこさん
ごつこさん

銘柄数が10増えて197になりました。

ひふみ投信の藤野さんは、24年6月どのような投資行動をとったのかを見ていきましょう。

ひふみ投信24年6月の投資行動
  1. TDKが3位に!老舗企業がインセンティブプランを用いた外国人企業に変革
  2. 不祥事に起因するトヨタ自動車の売却
  3. トヨタ売却資金と現金を成長株へ振り分け

組入れ上位10銘柄|TDKが3位に!老舗企業がインセンティブプランを用いた外国人企業に変革

組入順位/年月24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月
1位トヨタ自動車
2.79%
トヨタ自動車
4.51%
トヨタ自動車
4.87%
トヨタ自動車
4.90%
トヨタ自動車
4.86%
M&A総研ホールディングス
2.17 %
村田製作所
2.11 %
村田製作所
2.48 %
三菱UFJ-FG
2.21 %
楽天銀行
2.47 %
東京エレクトロン
2.54%
東京エレクトロン
2.50%
東京エレクトロン
2.45%
東京エレクトロン
2.39%
楽天銀行
2.27 %
アドバンテスト
3.13 %
アドバンテスト
2.80%
三菱UFJ-FG
2.43%
2位三井住友フィナンシャルグループ
2.09%
三井住友フィナンシャルグループ
2.04%
NVIDIA CORPORATION
2.12%
M&A総研ホールディングス
2.35%
M&A総研ホールディングス
2.42%
MICROSOFT CORPORATION
2.10 %
M&A総研ホールディングス
2.01%
東京エレクトロン
2.17 %
楽天銀行
2.10 %
東京エレクトロン
2.42 %
楽天銀行
2.09%
楽天銀行
2.38%
楽天銀行
2.30%
楽天銀行
2.27%
ソニーグループ 
2.12%
ソニーグループ
2.00%
三菱UFJ-FG
2.32%
アドバンテスト
2.42%
3位TDK
2.01%
三越伊勢丹ホールディングス
1.99%
M&A総研ホールディングス
2.00%
NVIDIA CORPORATION
2.03%
NVIDIA CORPORATION
1.80%
村田製作所
1.99 %
三菱重工業
2.01%
アドバンテスト
2.11 %
ソニーグループ 
1.99 %
三菱UFJ-FG
2.16 %
三菱UFJ-FG
1.97%
ソニーグループ 
2.05%
東京海上-HD
2.04%
ソニーグループ 
2.13%
日本電信電話
1.85%
ディスコ
1.80%
東京海上-HD
1.99%
東京海上-HD
1.90%
4位M&A総研ホールディングス
1.78%
DMG森精機
1.70%
DMG森精機
1.63%
三越伊勢丹ホールディングス
1.53%
村田製作所
1.59%
日本電信電話
1.89 %
MICROSOFT CORPORATION
1.95%
MICROSOFT CORPORATION
2.00 %
日本電信電話
1.94 %
ソニーグループ 
1.90 %
ソニーグループ 
1.87%
東京海上-HD
2.04%
ソニーグループ 
2.02%
東京海上-HD
2.08%
東京海上-HD
1.84%
日本電信電話
1.78%
ソニーグループ
1.92%
第一生命-HD
1.86%
5位第一生命ホールディングス
1.70%
第一生命ホールディングス
1.70%
味の素
1.57%
第一生命ホールディングス
1.60%
三越伊勢丹ホールディングス
1.53%
味の素
1.78 %
日本電信電話
1.84 %
三菱重工業
1.98 %
三井住友-FG
1.88 %
日本電信電話
1.84 %
日本電信電話
1.75%
三菱UFJ-FG
1.94%
三菱UFJ-FG
1.83%
日本電信電話
1.73%
東京エレクトロン
1.75%
東京海上-HD
1.74%
三井住友-FG
1.79 %
三井住友-FG
1.82%
6位ソフトバンクグループ
1.65%
M&A総研ホールディングス
1.60%
MICROSOFT CORPORATION
1.53%
DMG森精機
1.51%
MICROSOFT CORPORATION
1.49%
ダイキン工業
1.75%
TOWA
1.84%
ソニーグループ
1.96 %
東京エレクトロン
1.87 %
三井住友-FG
1.56 %
インターネットイニシアティブ
1.45%
日本電信電話
1.69%
日本電信電話
1.79%
三菱UFJ-FG
1.66%
インターネットイシアティブ
1.72%
東京海上-HD
1.74%
日本電信電話
1.79%
日本電信電話
1.79%
7位NVIDIA CORPORATION
1.63%
ダイキン工業
1.59%
ダイキン工業
1.52%
MICROSOFT CORPORATION
1.49%
ニトリホールディングス
1.49%
NVIDIA CORPORATION
1.74%
三菱商事
1.71 %
TOWA
1.95 %
MICROSOFT CORPORATION
1.50 %
インターネットイニシアティブ
1.39 %
三井住友-FG
1.41%
第一生命ホールディングス
1.60%
インターネットイシアティブ
1.56%
インターネットイシアティブ
1.65%
味の素
1.57%
GMOペイメントゲートウェイ
1.65%
第一生命-HD
1.75%
GMOペイメントゲートウェイ
1.77%
8位オリックス
1.61%
味の素
1.49%
第一生命ホールディングス
1.49%
味の素
1.46%
ダイキン工業
1.48%
三越伊勢丹ホールディングス
1.68%
GMOペイメントゲートウェイ
1.63%
トヨタ自動車
1.90 %
TOWA
1.47 %
トヨタ自動車
1.37 %
MICROSOFT CORPORATION
1.37%
インターネットイニシアティブ
1.51%
第一生命ホールディングス
1.53%
GMOペイメントゲートウェイ
1.55%
三菱UFJ-FG
1.56%
味の素
1.63%
インターネットイニシアティブ
1.70%
ディスコ
1.55%
9位DMG森精機
1.56%
QUALCOMM INC
1.48%
日立造船
1.47%
鹿島建設
1.44 %
味の素
1.48%
三菱商事
1.66 %
任天堂
1.61%
日本電信電話
1.82 %
ふくおかフィナンシャルグループ
1.44 %
MICROSOFT CORPORATION
1.35 %
メルカリ
1.30%
GMOペイメントゲートウェイ
1.45%
GMOペイメントゲートウェイ
1.52%
アドバンテスト
1.47%
GMOペイメントゲートウェイ
1.52%
三菱UFJ-FG
1.56%
ディスコ
1.55%
味の素
1.55%
10位味の素
1.47%
ソフトバンクグループ
1.46%
鹿島建設
1.45%
霞ヶ関キャピタル
1.12%
GMOペイメントゲートウェイ
1.47%
鹿島建設
1.63 %
日立製作所
1.58%
三菱商事
1.71 %
鹿島建設
1.42 %
メルカリ
1.27 %
トヨタ自動車
1.28%
三井住友-FG
1.41%
SMC
1.42%
オリエンタルランド
1.42%
第一生命ホールディングス
1.49%
伊藤忠商事
1.53%
GMOペイメントゲートウェイ
1.64%
インターネットイニシアティブ
1.54%
上位10銘柄合計18.29%19.55%19.65%19.72%19.61%18.39%18.29%20.07%17.83 %17.73 %17.02%18.49%18.46%18.37%17.71%18.53%19.40%18.63%
引用元:ひふみのあゆみより

TDKが前月23位から3位にランクアップしました。TDKは、電子部品大手、HDD用磁気ヘッドやセラミックコンデンサ、センサー、二次電池などを展開している企業です。

40代の私としてはカセットテープのCM「Listen to me TDK!」のイメージが強いです。

株価チャートは以下のとおりです。

出典:TradingViewより
ごつこさん
ごつこさん

すごい成長曲線を描いていますね。

今では、小型制御基板やコンデンサーなどを製造している現代の電子機器にかかせない部品を製造している世界的企業に変革しています。

湯浅さんと藤野さん二人で会社訪問したそうです。

湯浅さん曰く、

僕らは90年代から知っていたからカセットテープのイメージ。90年代2000年代初頭から円高の影響を受けだんだんと力を失っていった。

直近は復活してきて、経営の中身が従業員の方々がどのようなインセンティブを持って経営に参画していけるのかというのが大切で、この会社は実は海外が製造拠点なのでほぼ外国人の会社になっているのでインセンティブプランを入れることによって従業員の活力が瞬時に出る仕組みになっている企業になっていると知った。

「たくさんの外国人の労働力を得て復活しているあまり知られていない会社

という訪問した時の印象だったそうです。

藤野さん
藤野さん

車載用パワー半導体などで成功している会社で経営力もすごく時流に合った会社なので投資比率を上げました。

松本さん
松本さん

海外売上比率が9割ということで海外の労働者にいかに働いてもらうかが重要です。

不祥事に起因するトヨタ自動車の売却

5か月連続組み入れ銘柄1位の銘柄1位のトヨタ自動車の比率が前月の4.51%から2.79%までに落ちました。

理由は言わずもがな、相次ぐ不祥事による業績不安からの売却だそうです。

とは言え、日本の時価総額1位を持たないリスクもあるため2.79%保有しているといった状況です。

ごつこさん
ごつこさん

藤野さんも以前のアカデミーで、トヨタは必ずしもガバナンスがしっかりした企業では無いと語っていました。しかし、ここまで酷いとは思わなかったのでしょう。

子会社ダイハツ工業の不正検査問題で国土交通省から行政処分。

2024年6月3日に、国土交通省から型式指定制度に基づく不正行為があったとして行政処分を受けました。

【関連記事】公取委、トヨタ子会社の下請法違反で勧告-トヨタ系不祥事相次ぐ

トヨタ自動車の最大の強みはサプライチェーンマネジメントです。下請け企業との連携を重要視している企業が下請法違反とは。

2024年3月期連結決算営業利益5兆3529億円の裏側には下請け企業の汗と涙の賜物だったと思うと少し残念な気持ちになりました。

トヨタ売却資金と現金を成長株へ振り分け

トヨタ売却資金と現金預金は成長株へ振り分けしたそうです。TDKもその銘柄のひとつであり組み入れ比率が上がっています。

パフォーマンスもよく成功した案件だったそうです。

組入れ上位11~20銘柄|三越伊勢丹・GMOPMGのウエイトを下げた

組入順位/年月24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月
11位QUALCOMM INC
1.42%
オリックス
1.13%
三井不動産
1.41%
INPEX
1.42%
ソフトバンクグループ
1.44%
日本航空
1.59%
インターネットイニシアティブ
1.58%
12位村田製作所
1.39%
NVIDIA CORPORATION
1.44%
三越伊勢丹ホールディングス
1.37%
ソフトバンクグループ
1.41%
第一生命ホールディングス
1.39%
第一生命ホールディングス
1.55%
三越伊勢丹ホールディングス
1.52%
13位三越伊勢丹ホールディングス
1.37%
ふくおかフィナンシャルグループ
1.37%
ELI LILLY AND COMPANY
1.35%
ダイキン工業
1.39%
インターネットイニシアティブ
1.37%
ニトリホールディングス
1.53%
日本航空
1.52%
14位東京海上ホールディングス
1.36%
日立造船
1.32%
日本航空
1.34%
三井不動産
1.39%
日本航空
1.34%
INPEX
1.50%
キーエンス
1.51%
15位鹿島建設
1.29%
霞ヶ関キャピタル
1.31%
インターネットイニシアティブ
1.32%
GMOペイメントゲートウェイ
1.35%
DMG森精機
1.33%
インターネットイニシアティブ
1.48%
味の素
1.50%
16位日本製鋼所
1.29%
村田製作所
1.27%
MQUALCOMM INC
1.30%
日本航空
1.34%
ELI LILLY AND COMPANY
1.33%
ファナック
1.41%
ソニーグループ
1.50%
17位ふくおかフィナンシャルグループ
1.27%
鹿島建設
1.26%
ソフトバンクグループ
1.29%
インターネットイニシアティブ
1.34%
鹿島建設
1.33%
ソニーグループ
1.40%
東京エレクトロン
1.49%
18位GMOペイメントゲートウェイ
1.25%
東京海上ホールディングス
1.25%
三井住友フィナンシャルグループ
1.28%
ニトリホールディングス
1.33%
INPEX
1.27%
GMOペイメントゲートウェイ
1.38%
鹿島建設
1.47%
19位三井不動産
1.25%
日本航空
1.25%
ふくおかフィナンシャルグループ
1.27%
ELI LILLY AND COMPANY
1.32%
大阪ソーダ
1.25%
三菱重工業
1.34%
NVIDIA CORPORATION
1.39%
20位日立造船
1.23%
三井不動産
1.25%
村田製作所
1.25%
日立造船
1.23%
TOWA
1.20%
スズキ
1.31%
SMC
1.35%
引用元:ひふみのあゆみより

5月3位から6月13位になった三越伊勢丹ホールディングスは非常に株価が良かったので売却し若干ウエイトを下げた投資行動を実施。

5月30位圏外だったGMOペイメントゲートウェイの比率を少し上げたそうです。

組入れ上位20~30銘柄|霞ヶ関キャピタルの比率が落ちた理由

組入順位/年月24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月
21位光通信
1.22%
INPEX
1.23%
ニトリホールディングス
1.24%
三井住友フィナンシャルグループ
1.22%
三井住友フィナンシャルグループ
1.19%
キーエンス
1.30%
第一生命ホールディングス
1.33%
22位INPEX
1.18%
九電工
1.18%
INPEX
1.22%
QUALCOMM INC
1.21%
三井不動産
1.19%
三井不動産
1.28%
INPEX
1.32%
23位日本航空
1.18%
TDK
1.13%
九電工
1.22%
ふくおかフィナンシャルグループ
1.18%
ふくおかフィナンシャルグループ
1.18%
三井住友フィナンシャルグループ
1.27%
アドバンテスト
1.29%
24位大阪ソーダ
1.14%
日本製鋼所
1.12%
東京海上ホールディングス
1.16%
村田製作所
1.17%
QUALCOMM INC
1.15%
光通信
1.26%
第一三共
1.29%
25位インターネットイニシアティブ
1.13%
三井金属鉱業.
1.11%
霞ヶ関キャピタル
1.14%
九電工
1.15%
キーエンス
1.14%
ふくおかフィナンシャルグループ
1.16%
光通信
1.20%
26位三井金属鉱業.
1.11%
ブリヂストン
1.10%
ブリヂストン
1.14%
光通信
1.14%
光通信
1.14%
大阪ソーダ
1.15%
SHIFT
1.20%
27位ソニーグループ
1.08%
インターネットイニシアティブ
1.08%
オリックス
1.13%
オリックス
1.11%
ショーボンドホールディングス
1.13%
アドバンテスト
1.14%
ふくおかフィナンシャルグループ
1.18%
28位九電工
1.07%
光通信
1.07%
三井金属鉱業.
1.10%
ショーボンドホールディングス
1.09%
SHIFT
1.13%
プレミアムウォーターホールディングス
1.11%
スズキ
1.15%
29位第一三共
1.06%
HOYA
1.05%
光通信
1.08%
東京海上ホールディングス
1.06%
霞ヶ関キャピタル
1.12%
ショーボンドホールディングス
1.11%
ベイカレント・コンサルティング
1.14%
30位HOYA
1.01%
ソニーグループ
1.04%
ファナック
1.08%
ブリヂストン
1.05%
三菱商事
1.12%
九電工
1.11%
三井不動産
1.12%
引用元:ひふみのあゆみより

ひふみの夜会Q&Aコーナーで、霞ヶ関キャピタルの比率を下げた理由を質問された方がいました。

出典:TradingViewより 霞ヶ関キャピタル株価チャート
藤野さん
藤野さん

かなり上昇したところが大きいので比率を下げました。下がったら買い戻すということはどの銘柄でも実施しています。

極端に比率が大きくならないように調整する必要があるのですね。

今後注目のトレンド

藤野さんが今後注目しているトレンドは以下の2点でした。

  1. G7トップの交代が想定される
  2. 米国のインフレ懸念

一点目はG7のトップが今後1年以内で交代の可能性があり、政治的な動乱期に入ることで価値観の変化が考えられるため、議論しつつポートフォリオの中に入れていくそうです。

G7とは、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7か国です。

日本の自民党総裁選は9月(岸田首相どうなる?)、米国大統領選は11月(バイデンVSトランプ)、フランス7月解散総選挙マクロン大統領与党敗退など、注目されるイベントがある年です。

二点目は、米国の深刻なインフレ事情です。いくら日本より賃金が高いとはいえ、急激なインフレに、貧困層はもとより一般の年収が高い層ですら生活するのが大変な状況で、イライラが募っています。

ヨーロッパでも同じ状況なのでインフレが大きなテーマになる中で適切な運用をしたいと考えているそうです。

iDeCo運用分も合算!わが家のひふみ投信24年6月度運用実績

ひふみ投信最後のパートはわが家の運用実績になります。

わが家のひふみ投信24年6月運用実績
わが家のひふみ投信24年6月運用実績

2024年1月からは新NISAで運用します。毎月の投資額は1万5千円です。ひふみ年金は5,948円です。

以下は新NISA運用分、特定口座運用分、iDeCo運用分を合算したひふみ投信の運用成績運用成績です。

  • 投資元本:607,108円
  • 評価額 :735,788円
  • 評価損益:128,680円
  • 評価損益率:21.20%

我が家のポートフォリオからすると、日本株の比率はまだまだ低く、もう少し比率を高めたいと考えています。

ひふみ投信、ひふみマイクロスコープpro、個別株の3つのスタンスで比率調整します。

ひふみワールド運用報告(ひふみワールド+、ひふみワールド年金)

6月騰落率
  1. ひふみワールド4.40%
  2. ひふみワールド+4.41%
  3. ひふみワールド年金:4.45%

2024年6月の米国市場動向はNVIDIAが時価総額で世界最大の銘柄になるなど、相変わらずハイテク株が強くS&P500、NASDAQも堅調に推移する中、ひふみワールド24年6月の運用成績は4.40%上昇とこちらも堅調に推移。

それではひふみワールドの湯浅さんは、24年6月どのような投資行動をとったのかを見ていきましょう。

ひふみワールド24年6月の投資行動
  1. 米国景気動向先行き懸念から現金比率を高めリスク管理
  2. 米国の強いインフレ考慮した消費関連銘柄への投資
  3. PER60倍になったフェラーリの比率を下げた

米国景気動向先行き懸念から現金比率を高めリスク管理

ひふみワールドの主な指標と組み入れ国比率は以下のとおりです。

hifumiwordひふみワールド24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月22年12月22年11月22年10月22年9月22年8月22年7月22年6月22年5月22年4月22年3月22年2月22年1月
騰落率4.40%2.68%1.29%4.89%7.05% 5.90%1.22%9.30%-4.76%-3.78%0.16%-0.09%7.85%7.14%0.02%-0.47%3.34%5.12%-6.13%-2.60%10.08%-6.01%1.01%4.09%-3.24%-0.29%-5.08%6.14%0.34%-10.99%
現金比率7.96%6.18%5.33%3.43%4.47%5.59%3.49%4.07%6.69%3.82%6.40%7.38%2.33%2.11%3.99%6.28%3.46%4.92%4.77%3.03%2.75%3.11%3.79%13.52%13.92%11.97%13.08%11.04%3.40%11.41%
組入れ国比率
1位
アメリカ
65.56%
アメリカ
66.18%
アメリカ
67.45%
アメリカ
70.74%
アメリカ
65.50%
アメリカ
66.40%
アメリカ
67.05%
アメリカ
66.25%
アメリカ
66.27%
アメリカ
68.93%
アメリカ
66.42%
アメリカ
64.04%
アメリカ
67.82%
アメリカ
69.56%
アメリカ
67.42%
アメリカ
65.63%
アメリカ
67.12%
アメリカ
66.68%
アメリカ
67.66%
アメリカ
68.35%
アメリカ
73.27%
アメリカ
73.11%
アメリカ
70.36%
アメリカ
61.57%
アメリカ
60.77%
アメリカ
62.66%
アメリカ
62.83%
アメリカ
64.63%
アメリカ
69.38%
アメリカ
61.70%
組入れ国比率
2位
イギリス
5.33%
イギリス
5.63%
ドイツ
5.26%
ドイツ
5.51%
イタリア
6.79%
イタリア
5.22%
イタリア
4.99%
イタリア
5.16%
イタリア
4.73%
ドイツ
4.65%
ドイツ
5.04%
ドイツ
5.31%
ドイツ
5.72%
ドイツ
5.33%
ドイツ
5.43%
中国
5.04%
中国
4.85%
ドイツ
5.19%
フランス
4.57%
フランス
4.87%
フランス
3.19%
中国
3.18%
中国
3.37%
ドイツ
3.25%
ドイツ
3.42%
ドイツ
3.64%
ドイツ
3.55%
ドイツ
3.53%
ドイツ
4.52%
ドイツ
3.25%
組入れ国比率
3位
ドイツ
2.96%
ドイツ
4.50%
イタリア
4.70%
イタリア
5.07%
ドイツ
5.15%
ドイツ
4.75%
ドイツ
4.99%
ドイツ
4.30%
ドイツ
4.62%
イタリア
4.22%
イタリア
4.24%
イタリア
4.02%
イタリア
3.95%
中国
3.73%
中国
3.23%
ドイツ
4.75%
ドイツ
4.79%
中国
4.18%
ドイツ
4.40%
ドイツ
4.32%
ドイツ
3.16%
フランス
2.61%
フランス
3.20%
フランス
2.95%
フランス
3.11%
フランス
3.19%
イギリス
2.30%
中国
2.26%
中国
2.98%
中国
2.93%
組入れ国比率
4位
スイス
2.95%
イタリア
2.83%
イギリス
3.96%
イギリス
3.49%
フランス
4.50%
フランス
3.89%
フランス
3.49%
フランス
3.28%
フランス
2.76%
イギリス
2.64%
スイス
2.33%
中国
2.97%
中国
3.53%
イタリア
2.85%
スイス
3.06%
スイス
3.68%
スイス
3.86%
スイス
3.78%
スイス
2.74%
スイス
2.73%
中国
2.76%
ドイツ
2.53%
ドイツ
3.17%
中国
2.52%
イギリス
2.43%
イギリス
2.55%
フランス
2.19%
イギリス
2.11%
イギリス
2.24%
フランス
2.32%
組入れ国比率
5位
イタリア
2.82%
フランス
2.81%
フランス
2.82%
フランス
2.84%
イギリス
2.55%
スイス
2.68%
イギリス
2.77%
イギリス
2.56%
イギリス
2.63%
スイス
2.24%
イギリス
2.31%
イギリス
2.27%
台湾
2.82%
台湾
2.81%
イタリア
2.81%
イタリア
2.49%
イタリア
2.46%
イタリア
2.06%
中国
2.60%
中国
2.53%
スイス
2.41%
スイス
2.35%
スイス
2.32%
イギリス
2.46%
スイス
2.42%
中国
1.95%
オランダ
1.93%
オランダ
2.05%
フランス
2.16%
オランダ
2.00%
銘柄数128129119118114118120140151164154138137155152142144152190198207207211202197194194191201197
基準価額24,057円23,042円22,440円22,155円21,123円19,731円18,631円18,406円16,840円17,681円18,376円18,346円18,363円17,026円15,892円15,889円15,964円15,448円14,695円15,655円16,073円14,601円15,534円15,379円14,775円15,269円15,314円16,134円15,201円15,149円
引用元:ひふみワールド「運用レポート・運用報告書」より

現金比率が7%となり、米国比率も徐々に下がってきました。

米国のインフレ懸念からの景気動向をかんがえてリスク管理しているそうです。また、湯浅さんは大手アメリカの証券会社ベア派のストラテジスト相次いで解任されたことが気がかりだと言っていました。

ごつこさん
ごつこさん

ベア(熊)は弱気、ブル(牛)は強気を意味する投資界隈の言葉です。

そういう時はプラスに見直される可能性があるが、そういう時がピークという可能性もあるという両面を考えてしまうそうです。

6月のひふみワールド運用報告書でも湯浅さんはバブルについて言及していました。一部引用します。

バブルとは何でしょうか。一般的には資産価格が平常時の水準を大きく上回り、正当化することが困難な水準にあることを指すと考えられます。

成長余地とはかけ離れた水準のPER(株価収益率)で取引されたり、そもそも黒字になる見込みのない企業にとんでもない時価総額が付与されたりしていました。

もうひとつの側面があります。それは「業績」です。ある企業や産業の売上や利益が急拡大してはいるが、その水準が持続的ではない状況のことを指します。

例えばリーマンショックに至る前の2005年〜2007年の金融セクターは、まさしく「業績」面でバブルといって差し支えのない状況にありました。このバブルを作ったのは規制の欠如でした。中身をろくに見ないまま証券化商品が粗製乱造され、今であれば融資がされないような属性の企業や人々にも巨額の融資が実行されるなど、金融業界は一時的に非常に高い利益を享受していました。「クレジットバブル」とも呼ばれる現象です。

今まさに我々の眼前には、生成AIへの投資のためにさまざまな会社が空前の受注、利益を叩き出しています。概ね現時点での成長見通しからすると評価はバブルとは言い難いとされています。それ故に、この生成AI関連銘柄の業績がバブルかどうか、弾けるとすれば何がきっかけになるのか、についてよく吟味していく必要が出ているように見えます。

6月、時価総額世界一に躍り出たNVIDIA、X界隈では「一生一緒にNVIDIA」なんていうフレーズもトレンドワードになるなどAIバブル到来かと想像される状況でした。

私たち一般投資家も、常に暴落は来る。バブルはいつかはじけるという認識を持ち、浮かれず奢らず常に冷静な判断力を養う必要があるのかもしれません。

米国の強いインフレ考慮した消費関連銘柄への投資

湯浅さんも、藤野さんと同様に米国のインフレ状況に強い関心を持っているようです。

いろいろな人と話をしていても今のアメリカの環境というのは中々理解できないところがあるそうです。

金利を上げてしばらく経ってもその効果がない状況。FRBは利下げを示唆しつつも伸ばしに伸ばしていて何か変化があるのだろうがその変化が何なのかはわかっていないません。

401Kの年金資産がミリオンダラーになったなどの資産効果が今まで以上にあるとは言えそれも多くの人出はない。

物価の高騰で生活の苦しさが徐々に出てくるという方向性はそんなに間違いではないと考え少し慎重に考えたうえで、コストコやウォルマートなどの消費関連の生活防衛ができるところを購入しているそうです。

ごつこさん
ごつこさん

米国では多くの州や都市が一定金額以下の窃盗に対して刑事罰を軽減する、または処罰を控える方針を採用しているそうです。メンバー制のディスカウントショップであればその被害が少ない可能性があるから投資していると湯浅さんは言ってました。

そんな制度があるなんて知らなかったので勉強になります。

組入れ上位10銘柄|PER60倍になったフェラーリの比率を下げた

組入順位/年月24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月
1位MICROSOFT CORPORATION
(マイクロソフト)
2.68%
MICROSOFT CORPORATION
(マイクロソフト)
2.90%
FERRARI NV
(フェラーリ)
3.68%
FERRARI NV
(フェラーリ)
4.02%
FERRARI NV
5.53%
MICROSOFT CORPORATION
4.24%
FERRARI NV
3.98%
FERRARI NV
4.43 %
FERRARI NV
3.96 %
FERRARI NV
3.71 %
FERRARI NV
3.77%
FERRARI NV
3.62%
FERRARI NV
3.60%
2位AMAZON.COM, INC
(アマゾン)
2.60%
ARM HOLDINGS PLC
(アーム・ホールディングス)
2.60%
MICROSOFT CORPORATION
(マイクロソフト)
2.88%
MICROSOFT CORPORATION
(マイクロソフト)
3.94%
MICROSOFT CORPORATION
4.12%
FERRARI NV
4.15%
MICROSOFT CORPORATION
3.87%
MICROSOFT CORPORATION
4.01 %
MICROSOFT CORPORATION
3.06 %
INTUIT INC
2.23 %
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.49%
PALO ALTO NETWORKS, INC
3.43%
PALO ALTO NETWORKS, INC
3.49%
3位CROCS INC
(クロックス)
2.29%
AMAZON.COM, INC
(アマゾン)
2.39%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
(ポルシェ)
2.80%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
(ポルシェ)
3.25%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
3.09%
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.84%
AMAZON.COM, INC
2.44%
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.42 %
INTUIT INC
2.23 %
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.13 %
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.36%
ORACLE CORPORATION
2.70%
ORACLE CORPORATION
2.73%
4位ARM HOLDINGS PLC
(アーム・ホールディングス)
2.19%
FERRARI NV
(フェラーリ)
2.04%
AMAZON.COM, INC
(アマゾン)
2.47%
AMAZON.COM, INC
(アマゾン)
3.00%
AMAZON.COM, INC
3.00%
AMAZON.COM, INC
2.54%
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.42%
AMAZON.COM, INC
2.23 %
AMAZON.COM, INC
2.19 %
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.05 %
AMAZON.COM, INC
2.22%
INTUIT INC
2.66%
AMAZON.COM, INC
2.63%
5位NOVO NORDISK AS
(ノボ・ノルディスク)
2.03%
NOVO NORDISK AS
(ノボ・ノルディスク)
2.01%
VERTIV HOLDINGS CO
(バーティブ・ホールディングス)
2.19%
CONSTELLATION ENERGY CORPORATION
(コンステレーション・エナジー)
2.14%
NETFLIX, INC
2.58%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.30%
TAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE, INC
2.00%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.05 %
PALO ALTO NETWORKS, INC
2.19 %
AMAZON.COM, INC
1.98 %
INTUIT INC
2.20%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.52%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.49%
6位MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
1.98%
MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
2.01%
AMERICAN EXPRESS COMPANY
(アメリカン・エキスプレス)
1.97%
VERTIV HOLDINGS CO
(バーティブ・ホールディングス)
2.10%
NOVO NORDISK AS
2.26%
NETFLIX, INC
2.11%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
1.90%
CBOE GLOBAL MARKETS INC
1.78 %
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
2.12 %
ORACLE CORPORATION
1.95 %
ORACLE CORPORATION
2.08%
ACCENTURE PLC
2.24%
INTUIT INC
2.37%
7位EMERSON ELECTRIC CO
(エマソン・エレクトリック)
1.78%
CROCS INC
(クロックス)
1.86%
NOVO NORDISK AS
(ノボ・ノルディスク)
1.97%
AMERICAN EXPRESS COMPANY
(アメリカン・エキスプレス)
2.08%
AMERICAN EXPRESS COMPANY
2.04%
CBOE GLOBAL MARKETS INC
1.79%
CBOE GLOBAL MARKETS INC
1.73%
NOVO NORDISK AS
1.70 %
DELL THECHNOLOGIES INC
1.95 %
INTEL CORPORATION
1.94 %
NETFLIX, INC
1.82%
TETRA TECH, INC
2.22%
INFINEON TECHNOLOGIES AG
2.22%
8位FERRARI NV
(フェラーリ)
1.71%
EMERSON ELECTRIC CO
(エマソン・エレクトリック)
1.85%
EMERSON ELECTRIC CO
(エマソン・エレクトリック)
1.88%
NOVO NORDISK AS
(ノボ・ノルディスク)
1.99%
APPLE INC
1.91%
NOVO NORDISK AS
1.78%
EMERSON ELECTRIC CO
1.69%
EMERSON ELECTRIC CO
1.58 %
NETFLIX, INC
1.93 %
DELL THECHNOLOGIES INC
1.91 %
THE HERSHEY CO
1.71%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
2.15%
ACCENTURE PLC
2.19%
9位SEAGATE TECHNOLOGY HOLDINGS
(シーゲイト・テクノロジー・ホールディングス)
1.64%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.81%
MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
1.80%
EMERSON ELECTRIC CO
(エマソン・エレクトリック)
1.89%
EMERSON ELECTRIC CO
1.80%
EMERSON ELECTRIC CO
1.66%
NOVO NORDISK AS
1.69%
NETFLIX, INC
1.52 %
EMERSON ELECTRIC CO
1.73 %
EMERSON ELECTRIC CO
1.81 %
EMERSON ELECTRIC CO
1.71%
AMAZON.COM, INC
2.08%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
2.13%
10位MADRIGAL PHARMACEUTICALS INC
(マドリガル・ファーマシューティカルズ)
1.54%
NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.59%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.79%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.78%
PALO ALTO NETWORKS, INC
1.79%
THE HERSHEY CO
1.57%
NETFLIX, INC
1.52 %
THE HERSHEY CO
1.51 %
TETRA TECH, INC
1.65 %
THE HERSHEY CO
1.71%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
1.64%
INFINEON TECHNOLOGIES AG
1.81%
TETRA TECH, INC
2.11%
上位10銘柄合計20.44%21.06%23.44%26.22%28.12%24.96%23.24 %23.22 %23.01 %21.43 %22.01%25.44%25.95%
引用元:ひふみワールド「運用レポート・運用報告書」より

フェラーリは、4月は3.68%で組み入れ比率1位でした。ところが5月は2.04%で4位になり、6月は1.71%で7位まで落ちました。理由としては、

湯浅さん
湯浅さん

バリュエーションがまぁかなりグラマーになったので。

とのことでした。相変わらず言葉のチョイスがとても面白いですね。

松本さんは、ブランドの買われ方の価値観の二極化が進んでいるところに怖さを感じたようでした。

ブランドの歴史や背景を分かって価値を感じている人、一方でSNSで見かける若者が承認欲求からくる装飾品を購入するという知識と感受性の二極化が進み、後者が特に多くなってきているんじゃないかと感じているそうです。

それに対して湯浅さんは、

湯浅さん
湯浅さん

まぁいいんじゃないですか。わからなくたって買いたい人がいて。それがマーケットですからね。

なんとも軽い回答(笑)。

組入上位11~20銘柄|

組入順位/年月24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月
11位MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.50%
APPLIED MATERIALS, INC
(アプライドマテリアルズ)
1.53%
CONSTELLATION ENERGY CORPORATION
(コンステレーション・エナジー)
1.74%
APPLE INC
(アップル)
1.76%
VERTIV HOLDINGS CO
(バーティブ・ホールディングス)
1.74%
AMERICAN EXPRESS COMPANY
(アメリカン・エキスプレス)
1.51%
THE HERSHEY CO
(ハーシー)
1.46%
12位THE GOLDMAN SACHS GROUP, INC
(ゴールドマン・サックス)
1.48%
THE GOLDMAN SACHS GROUP, INC
(ゴールドマン・サックス)
1.52%
EOG RESOURCES, INC
(イーオージーリソーシズ)
1.56%
GENERAL ELECTRIC COMPANY
(ゼネラル・エレクトリック)
1.59%
CONSTELLATION ENERGY CORPORATION
(コンステレーション・エナジー)
1.50%
MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
1.49%
ABB LTD
(エービービー)
1.45%
13位TETRA TECH, INC
(テトラ・テック)
1.44%
DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG
(ポルシェ)
1.49%
THE HERSHEY CO
(ハーシー)
1.49%
ARM HOLDINGS PLC
(アーム・ホールディングス)
1.58%
MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
1.47%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.47%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.39%
14位RTX CORPORATION
(アール・ティー・エックス)
1.41%
THE HERSHEY CO
(ハーシー)
1.47%
THE GOLDMAN SACHS GROUP, INC
(ゴールドマン・サックス)
1.49%
PALO ALTO NETWORKS, INC
(パロアルト・ネットワークス)
1.57%
MOTOROLA SOLUTIONS, INC
(モトローラ・ソリューションズ)
1.45%
APPLE INC
(アップル)
1.44%
MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
1.36%
15位APPLIED MATERIALS, INC
(アプライドマテリアルズ)
1.39%
TETRA TECH, INC
(テトラ・テック)
1.42%
CITIGROUP INC
(シティグループ)
1.46%
MTU AERO ENGINES AG
(MTUエアロ・エンジンズ)
1.53%
THE HERSHEY CO
(ハーシー)
1.11%
CME GROUP INC
(CMEグループ)
1.31%
CME GROUP INC
(CMEグループ)
1.33%
16位CITIGROUP INC
(シティグループ)
1.38%
CITIGROUP INC
(シティグループ)
1.41%
PALO ALTO NETWORKS, INC
(パロアルト・ネットワークス)
1.37%
THE HERSHEY CO
(ハーシー)
1.47%
LEONARDO S.P.A.
(レオナルド)
1.27%
WILLIAMS COS INC
(ウィリアムズ・カンパニーズ)
1.21%
NFINEON TECHNOLOGIES AG
(インフィニオンテクノロジーズ)
1.29%
17位THE HERSHEY CO
(ハーシー)
1.38%
EOG RESOURCES, INC
(イーオージーリソーシズ)
1.36%
ARM HOLDINGS PLC
(アーム・ホールディングス)
1.35%
MADRIGAL PHARMACEUTICALS INC
(マドリガル・ファーマシューティカルズ)
1.45%
QUALCOMM INC
(クアルコム)
1.12%
ROLLS-ROYCE HOLDINGS PLC
(ロールス・ロイス)
1.18%
MICRON TECHNOLOGY,INC
(マイクロン・テクノロジー)
1.26%
18位ABB LTD
(エービービー)
1.36%
ABB LTD
(エービービー)
1.36%
TETRA TECH, INC
(テトラ・テック)
1.34%
NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.27%
NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.12%
MICRON TECHNOLOGY,INC
(マイクロン・テクノロジー)
1.15%
TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFACTURING-ADR
(タイワン・セミコンダクター)
1.28%
19位NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.27%
GE VERNOVA LLC
(GEベルノバ)
1.32%
NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.29%
SEAGATE TECHNOLOGY HOLDINGS
(シーゲイト・テクノロジー・ホールディングス)
1.26%
EMEMORY TECHNOLOGY INC
(イーメモリー)
1.11%
ARISTA NETWORKS, INC
(アリスタネットワークス)
1.15%
ARISTA NETWORKS, INC
(アリスタネットワークス)
1.24%
20位CASEY’S GENERAL STORES, INC
(ケーシーズ)
1.24%
NEXTERA ENERGY, INC
(ネクステラ・エナジー)
1.30%
MONGODB, INC
(モンゴDB)
1.26%
TETRA TECH, INC
(テトラ・テック)
1.25%
AIRBUS SE
(エアバス)
1.10%
NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.10%
WILLIAMS COS INC
(ウィリアムズ・カンパニーズ)
1.19%
引用元:ひふみのあゆみより

組入れ上位20~30銘柄|

組入順位/年月24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月
21位NEXTERA ENERGY, INC
(ネクステラ・エナジー)
1.21%
SEAGATE TECHNOLOGY HOLDINGS
(シーゲイト・テクノロジー・ホールディングス)
1.27%
SEAGATE TECHNOLOGY HOLDINGS
(シーゲイト・テクノロジー・ホールディングス)
1.19%
QUALCOMM INC
(クアルコム)
1.19%
LEIDOS HOLDINGS, INC
(レイドス・ホールディングス)
1.08%
AIRBUS SE
(エアバス)
1.10%
QUALCOMM INC
(クアルコム)
1.19%
22位THERMO FISHER SCIENTIFIC INC
(サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド)
1.15%
MADRIGAL PHARMACEUTICALS INC
(マドリガル・ファーマシューティカルズ)
1.23%
NETFLIX, INC
(ネットフリックス)
1.18%
MONGODB, INC
(モンゴDB)
1.19%
DELL TECHNOLOGIES INC
(デル・テクノロジーズ)
1.08%
EMEMORY TECHNOLOGY INC
(イーメモリー)
1.10%
ADVANCED MICRO DEVICES, INC
(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)
1.18%
23位NETFLIX, INC
(ネットフリックス)
1.11%
QUALCOMM INC
(クアルコム)
1.19%
SPOTIFY TECHNOLOGY SA
(スポティファイ・テクノロジー)
1.16%
CROCS INC
(クロックス)
1.12%
LVMH MOET HENNESSY-LOUIS VUITTON SE
(LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン)
1.07%
ABB LTD
(エービービー)
1.09%
AMERICAN EXPRESS COMPANY
(アメリカン・エキスプレス)
1.16%
24位ALPHABET INC
(アルファベット)
1.09%
RTX CORPORATION
(アール・ティー・エックス)
1.11%
NEXTERA ENERGY, INC
(ネクステラ・エナジー)
1.15%
ROLLS-ROYCE HOLDINGS PLC
(ロールス・ロイス)
1.11%
SPOTIFY TECHNOLOGY SA
(スポティファイ・テクノロジー)
1.06%
LEONARDO S.P.A.
(レオナルド)
1.08%
ROLLS-ROYCE HOLDINGS PLC
(ロールス・ロイス)
1.14%
25位COSTCO WHOLESALE CORPORATION
(コストコホールセールコーポレーション)
1.09%
ROLLS-ROYCE HOLDINGS PLC
(ロールス・ロイス)
1.07%
MADRIGAL PHARMACEUTICALS INC
(マドリガル・ファーマシューティカルズ)
1.12%
BROADCOM INC
(ブロードコム)
1.07%
O’REILLY AUTOMOTIVE, INC
(オライリー・オートモーティブ)
1.06%
UNIVERSAL MUSIC GROUP, INC
(ユニバーサル・ミュージック・グループ)
1.05%
APPLIED MATERIALS, INC
(アプライドマテリアルズ)
1.13%
26位PALO ALTO NETWORKS, INC
(パロアルト・ネットワークス)
1.08%
NETFLIX, INC
(ネットフリックス)
1.07%
BROADCOM INC
(ブロードコム)
1.11%
THE WALT DISNEY COMPANY
(ウォルト・ディズニー・カンパニー)
1.06%
CBOE GLOBAL MARKETS INC
(シーボー・グローバル・マーケッツ)
1.05%
BILL HOLDINGS, INC
(ビル・ホールディングス)
1.04%
ASML HOLDING NV-NY REG SHS
(ASMLホールディング)
1.11%
27位HDFC BANK LTD-ADR
(HDFCバンク)
1.06%
CAMECO CORPORATION
(カメコ)
1.06%
RTX CORPORATION
(アール・ティー・エックス)
1.11%
NEXTERA ENERGY, INC
(ネクステラ・エナジー)
1.06%
CME GROUP INC
(CMEグループ)
1.05%
ASML HOLDING NV-NY REG SHS
(ASMLホールディング)
1.04%
NVIDIA CORPORATION
(エヌビディア)
1.07%
28位SPOTIFY TECHNOLOGY SA
(スポティファイ・テクノロジー)
1.02%
ALPHABET INC
(アルファベット)
1.03%
GE VERNOVA LLC
1.06%
LEONARDO S.P.A.
(レオナルド)
1.06%
TETRA TECH, INC
(テトラ・テック)
1.04%
O’REILLY AUTOMOTIVE, INC
(オライリー・オートモーティブ)
1.03%
SPOTIFY TECHNOLOGY SA
(スポティファイ・テクノロジー)
1.05%
29位WALMART INC
(ウォルマート・インク)
1.01%
MONGODB, INC
(モンゴDB)
1.03%
DELL TECHNOLOGIES INC
(デル・テクノロジーズ)
1.04%
RTX CORPORATION
(アール・ティー・エックス)
1.02%
SEAGATE TECHNOLOGY HOLDINGS
(シーゲイト・テクノロジー・ホールディングス)
1.04%
TAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE, INC
(テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア)
1.01%
AIRBUS SE
(エアバス)
1.04%
30位LOCKHEED MARTIN CORPORATION
(ロッキード マーティン)
1.00%
CONSTELLATION ENERGY CORPORATION
(コンステレーション・エナジー)
1.03%
CROCS INC
(クロックス)
1.02%
AIRBUS SE
(エアバス)
1.01%
VISA INC
(ビザ)
1.03%
TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFACTURING-ADR
(タイワン・セミコンダクター)
1.01%
GLOBALFOUNDRIES INC
(グローバルファンドリーズ)
1.04%
引用元:ひふみのあゆみより

新NISAで運用開始!わが家のひふみワールド24年6月度運用実績

2024年1月から新NISAで運用開始しました。運用額は3500円から4000円に上げました。

以下は新NISA運用分、特定口座運用分、iDeCo運用分を合算したひふみワールドの運用成績を掲載します。

  • 投資元本:302,259円
  • 評価額 :405,783円
  • 評価損益:103,524円
  • 評価損益率:34.25%

ワールドもどこかのタイミングで追加投資したいところですが今のところ原資を少し貯めてからと考えています。

ひふみ債券ファンド運用報告(ひふみらいと・まるごとひふみ)

ひふみ債券ファンド月次運用報告会は1月から動画配信となりました。

ひふみ債券ファンド24年6月

  • ひふみらいと:1.67%
  • まるごとひふみ15(株式15%):1.71%
  • まるごとひふみ50(株式50%):2.15%
  • まるごとひふみ100(株式100%):2.79%

ひふみ債券ファンド為替ヘッジ0に引き下げ開始

2024年6月14日、動画にて「ひふみらいと」、「まるごとひふみ15」、「まるごとひふみ50」の投資対象ファンドである「ひふみグローバル債券マザーファンド」の為替ヘッジ比率を最低で0%まで引き下げるとの報告がありました。

5月の運用報告書では、為替ヘッジ比率94.33%に対して、6月の運用報告書では為替ヘッジ比率0.0%となっていました。

ヘッジコストがかからなくなったからなのか、ひふみ債券ファンドの1か月運用成績は良くなりました。今年1回は利下げがあるかもしれませんし、11月には米国の大統領選もありますので注視したいですね。

為替ヘッジ比率の引き下げは2024年6月20日(木)以降より開始。

YouTube【ひふみらいと・まるごとひふみ】「ひふみグローバル債券マザーファンド」為替ヘッジについて

為替ヘッジ比率を0にする理由の主な要因は以下の3点です。

為替ヘッジの方針変更の理由
  1. 過去2年間、債券ファンドのパフォーマンスが悪く、為替ヘッジのコストが大きな要因。
  2. ドル円のヘッジコストが5%台、ユーロ円は4%近くになっている。
  3. 高いヘッジコストのため、債券の利回りが相殺されてしまっている。
めかぶさん
めかぶさん

ヘッジ?

ごつこさん
ごつこさん

「ヘッジ」とは、投資のリスクを減らすための方法です。例えば、ドル建ての資産を持っている場合、ドルが円に対して安くなると損をする可能性があります。このリスクを避けるために、ヘッジをします。

ヘッジには費用がかかります。この費用を「ヘッジコスト」と言います。ヘッジコストは、通常、短期金利の差によって決まります。

日本とアメリカの短期金利の差が大きいと、ヘッジコストも高くなります。例えば、アメリカの金利が5%で、日本の金利が0.1%の場合、ヘッジコストは約4.9%になります。

 アメリカ金利 5%
  |---------------|
  |               |
  |               |   = 4.9%(ヘッジコスト)
  |               |
  |               |
  |------------- -|
 日本金利 0.1%

ヘッジコストが高いと、投資のリターンが減少します。例えば、アメリカの債券の利回りが5%で、ヘッジコストが4.9%の場合、実質的なリターンは0.1%になります。

 アメリカ債券利回り 5%
  |----------|
  |          | - 4.9%
  |          | (ヘッジコスト)
  |----------|
 実質利回り 0.1%
ごつこさん
ごつこさん

2024年現在、日米の金利差は大きいまま、かつ円安も続いている状況。福室さんもアカデミーでは、日本の低金利や、米国の利下げ観測についてはそこまで長くは続かないだろうと予測していた発言があったため為替ヘッジ比率を0にするまでに時間がかかったのではないでしょうか。

我が家のひふみ債券ファンドも積み立て設定来約二年間マイナスのうえ、個別で持っている米国債券ETFもマイナスが続いています。そこにヘッジコストも重なったらさすがに利益を上げるのは厳しいのではないでしょうか。

しかし、ここで言及したいのは、動画内でも述べていたとおり、株式とは逆相関のアセットに投資する必要性と、ヘッジをかけることにより為替リスクを抑えた安心できる運用という2点は非常に重要ということです。

ひふみグローバル債券マザーファンド主要数値表

次にひふみライト(ひふみグローバル債券マザーファンド)の主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。


hifumilight
ひふらいと
(ひふみグローバル債券マザーファンド)
24年6月24年5月24年4月24年3月24年2月24年1月23年12月23年11月23年10月23年9月23年8月23年7月23年6月23年5月23年4月23年3月23年2月23年1月22年12月22年11月22年10月22年9月22年8月22年7月22年6月22年5月22年4月22年3月22年2月22年1月
騰落率1.67%-0.78%-1.69%0.89%0.40%-0.60%2.05%3.76%-1.87%-2.30%-1.17%-1.04%0.65%0.14%0.03%1.47%0.12%1.70%-1.86%1.07%-0.74%-3.62%-1.35%1.91%-2.43%-0.67%-1.99%-0.37%-1.35%-1.96%
現金比率29.50%24.57%25.53%33.74%21.81%20.23%19.69%19.24%20.15%19.89%19.97%21.48%14.86%5.14%19.82%24.23%10.93%13.16%13.14%14.27%10.09%10.81%12.24%15.72%12.71%24.53%23.04%26.78%32.85%27.37%
国債比率64.34%64.75%64.36%59.77%57.84%55.47%54.79%54.72%52.93%53.60%54.69%21.48%57.25%54.94%54.34%52.60%52.83%52.05%49.19%50.56%50.57%50.75%50.82%48.39%48.11%47.84%47.76%47.08%54.84%58.22%
住宅ローン担保証券比率7.62%7.19%6.98%7.38%9.20%8.58%9.22%9.22%9.67%9.65%9.42%9.55%9.55%9.11%8.71%6.25%6.31%6.18%9.14%9.17%9.56%9.42%9.66%9.49%9.84%9.14%8.89%9.12%4.51%6.50%
特殊債比率2.11%2.01%2.73%1.81%1.73%1.59%1.49%1.50%1.51%1.48%1.42%1.81%1.77%2.99%2.88%2.87%2.91%2.85%2.81%2.78%2.93%2.90%2.76%2.69%5.46%5.03%7.76%7.43%6.94%5.40%
社債比率13.65%18.47%17.99%16.88%23.72%26.17%28.56%28.89%29.39%28.75%27.68%26.35%26.12%24.82%23.68%23.38%24.17%22.87%22.96%22.77%23.97%23.33%21.74%20.90%21.14%12.94%9.89%7.04%5.31%5.15%
国際機関債比率1.84%1.72%1.67%1.59%1.49%1.39%1.32%1.29%1.26%1.24%1.23%1.81%1.18%1.13%1.08%1.07%1.05%1.04%1.03%1.04%1.08%1.06%1.04%1.04%1.01%0.96%0.94%0.83%0.79%0.77%
債券先物取引比率-22.06%-21.55%-21.21%-23.78%-18.23%-15.70%-17.29%-16.98%-16.91%-16.66%-16.43%-16.13%-12.68%-12.34%-12.24%-2.36%-2.16%-6.06%-3.40%
地方債比率3.02%2.84%2.73%2.62%2.45%2.27%2.22%2.12%2.00%2.05%2.02%1.95%1.95%1.86%1.83%2.87%1.81%1.84%1.72%1.78%1.79%1.74%1.74%1.77%1.72%1.72%1.71%1.72%0.83%
資産別比率
海外債券/国内債券
63.84%/28.73%68.97%/28.02%68.18%/27.50%64.43%/25.62%71.71%/24.71%72.56%/2.91%74.90%/22.70%75.55%/22.20%75.11%/21.65%74.69%/22.08%74.71%/21.74%72.65%/22.00%74.9%/22.92%72.31%/22.55%65.95%/22.06%65.95%/22.06%68.30%/20.77%65.76%/21.08%63.94%/22.92%64.45%/23.64%66.57%/23.34%65.92%/23.27%64.59%/23.18%61.80%/22.48%67.09%/20.20%57.44%/20.19%データ無しデータ無しデータ無しデータ無し
銘柄数292928283031343635363637383736363735343434353534383331272727
基準価額9,193円9,042円9,113円9,270円9,188円9,151円9,206円9,021円8,694円8,860円9,069円9,176円9,257円9,197円9,178円9,178円9,045円9,034円8,883円9,051円8,936円8,977円9,314円9,441円9,264円9,495円9,559円9,753円9,789円9,923円
引用元:ひふみらいと「運用レポート・運用報告書」より

※種別比率・組入れ銘柄数はひふみグローバル債券より引用
※基準価格・騰落率はひふみらいとより引用
※ひふみらいとは、ひふみ投信マザーファンド・ひふみワールドファンドが各5%組み入れられております。

新NISAで運用開始!我が家のひふみらいと24年6月度運用実績

2024年1月より新NISAで運用開始しました。運用額はひふみ投信とひふみワールドを増額したかったので1500円から1000円に減額しました。

ひふみらいと保有の理由は、債券を組み入れることでリスク(振れ幅)を抑えることと株式と逆相関のアセット(資産クラス)を持つことです。

  • 投資元本:54,504円
  • 評価額:54,523円
  • 評価損益:19円
  • 評価損益率:0.03%
ごつこさん
ごつこさん

苦節2年半、ようやくプラスに転じました!

債券市場冬の時代が長いこと続き、ようやくプラスに転じることができました。あくまでも株式とは違うアセットを持つということが理由なのであまり値動きを気にしているわけではありませんが、プラスになることは単純にうれしいことです。

ひふみマイクロスコープpro

3月に募集開始したひふみマイクロスコープproの6月運用成績が開示されました。

ひふみマイクロスコープproひふみマイクロスコープPRO24年6月24年5月24年4月
騰落率2.04%-1.57%-3.43%
設定来-2.13%-4.09%-2.56%
現金比率-0.12%-0.25%0.07%
3,000億円以上6.85%5.68%6.03%
300億円以上、3,000億円未満57.42%55.42%56.76%
300億円未満17.46%18.57%21.17%
銘柄数99102108
純資産総額147.68億円129.12億円112.61億円
基準価額9,787円9,591円9,744円
引用元:ひふみマイクロスコープpro「運用レポート・運用報告書」より
ごつこさん
ごつこさん

組み入れ銘柄上位10社も開示されていました。

組入順位/年月24年6月24年5月24年4月24年3月
1位ジェイ・エス・ビー
不動産業
2.90%
ジェイ・エス・ビー
不動産業
2.66%
ジェイ・エス・ビー
不動産業
2.87%
ジェイ・エス・ビー
プライム/不動産業
2.51%
2位ラクト・ジャパン
卸売業
2.55%
ジャパンエレベーターサービスホールディングス
サービス業
2.54%
プレミアグループ
その他金融業
2.37%
INFORICH
グロース/サービス業
2.47%
3位プレミアグループ
その他金融業
2.38%
ラクト・ジャパン
卸売業
2.54%
ラクト・ジャパン
卸売業
2.34%
Sun Asterisk
プライム/情報・通信業
2.44%
4位MARUWA
ガラス・土石製品
2.11%
プレミアグループ
その他金融業
2.43%
ジャパンエレベーターサービスホールディングス
サービス業
2.25%
前田工繊
プライム/その他製品
1.91%
5位ジャパンエレベーターサービスホールディングス
サービス業
2.05%
ダイダン
建設業
2.02%
前田工繊
その他製品
2.24%
トリケミカル研究所
プライム/化学
1.84%
6位ダイダン
建設業
1.88%
Sun Asterisk
情報・通信業
1.95%
Sun Asterisk
情報・通信業
2.12%
熊谷組
プライム/建設業
1.84%
7位GENDA
サービス業
1.83%
前田工繊
その他製品
1.83%
ヨシックスホールディングス
小売業
1.71%
リンテック
プライム/その他製品
1.81%
8位INFORICH
サービス業
1.83%
GENDA
サービス業
1.80%
ダイダン
建設業
1.71%
ダイダン
プライム/建設業
1.75%
9位前田工繊
その他製品
1.76%
淀川製鋼所
鉄鋼
1.77%
淀川製鋼所
鉄鋼
1.70%
九州フィナンシャルグループ
プライム/銀行業
1.71%
10位Sun Asterisk
情報・通信業
1.72%
エレマテック
卸売業
1.66%
千葉興業銀行
銀行業
1.66%
ジャパンエレベーターサービスホールディングス
プライム/サービス業
1.70%
引用元:ひふみマイクロスコープpro「運用レポート・運用報告書」より

組み入れ銘柄5位のジャパンエレベーターホールディングス(6544)は、6月の運用報告書内にて紹介されていました。

メーカー系のメンテナンス企業が8割を占める日本国内にて、9%のシェアを有している独立系のエレベーターやエスカレーターの保守会社です。

ごつこさん
ごつこさん

メーカー系は三菱電機ビルテクノサービス、日立ビルシステム、東芝エレベータが有名ですね。

他社との競争優位性は、高品質なサービス適正価格です。

メーカー系とは違い、開発コストがかからないため約20%~50%のメンテナンスコストダウンを図ることができるそうです。

また、エレベーターやエスカレーターの耐久年数20年~30年(税法上15年(償却年))といわれており長期間の使用とメンテナンスが必要です。長期的なメンテナンス費用の差額は10年間で約200万円、30年間で700万円もコストを抑えることができるそうです。

コスト面だけではなく、技術面や安全性に重点を置いてる点は企業理念からも感じ取れます。

企業理念は、「何よりも安全のために」「見えないからこそ手を抜かない」「信頼を礎に」の三つを掲げており、コストのコの字も出てきません。

ごつこさん
ごつこさん

技術力があるからこそ長期間使用されるエレベーターの保守運用を任せることができる企業なのですね。

わが家のひふみマイクロスコープpro24年6月度運用実績

2024年3月19日に開始されたひふみマイクロスコープproですが、開始月に10万円投資して、その後は積立投資をせずに適宜追加投資する方針にしています。

その理由は、単純に原資が無いからです。貯まったVポイントでも少額購入しています。

6月は追加投資がありませんでした。

  • 6月投資額:0円
  • 投資元本:116,655円
  • 評価額 :114,655円
  • 評価損益:496円
  • 評価損益率:-1.71%

7月にボーナスが入ったら新NISA成長投資枠で数万円まとまった金額を投資する予定です。

ひふみ夜会QA

Q
そろそろトピックスをアウトパフォームするんですか?ここ数年相当負けています。
藤野さん
藤野さん

トピックスに対してましばらく厳しかったというところがありますがこれは当然改善していこうというところがあります。僕らは成長株とかグロース株にこだわっていたところがあり、しばらくグロースはダメな状況が続く可能性があるのでバリューの良い銘柄を選定しつつグロースの本当に上昇する銘柄を選定することもブレずに行っていきたい。

ごつこさん
ごつこさん

確かに設定来の対TOPIXは大幅にアウトパフォームしていますが直近3年は大きくアンダーパフォームしています。ひふみの得意とするグロース銘柄が低迷期にあること。資産残高が巨大になり大型株がメインになり指数との相違が薄れているところに原因があると考えます。

私的には、好きじゃない会社も含まれる指数への投資はなるべく避けたいとの想いから、日本株はアクティブファンドや個別株で運用している面がありますので引き続き理念に共感しつつ投資していきます。

Q
ワールドとひふみのファンドマネージャーやアナリストはかなり密に連携しているんですか?
湯浅さん
湯浅さん

毎朝のミーティングをやってます。あの気持ち悪いぐらいね結構一緒にいたりします。チームビルディングなので取材や海外も一緒で食事もします。

藤野さん
藤野さん

はいそうですねあのホテルも一緒に寝て ますし。

湯浅さん
湯浅さん

寝てません寝てない寝てないです!けど同じホテルに止まったりします。

直近では藤野さんと湯浅さんはインドに一緒に帯同しています。ワールドの湯浅さんとひふみ投信の内藤さんが欧州に帯同しています。

投資アイデアもファンドの垣根を越えて共有しています。

24年6月投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績

6月の個人の投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績はひふみ投信の落ち込みもあり、損益率は19.8%となりました。

4銘柄合計投資成績は以下のとおりです。

  • 投資元本:1,080,526円
  • 評価額 :1,310,749円
  • 評価損益:230,223円
  • 評価損益率:20.3%

6月から新たに直販で購入できるひふみマイクロスコープproについては以下の記事で詳しく説明しています。

あわせて読みたい
【新NISA成長投資枠】ひふみマイクロスコープpro-小型株特化スタートアップ支援で日本を支える投信爆誕!
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4銘柄の投資比率をグラフにしてみました。

2024年5月わが家のひふみ4銘柄運用比率
2024年5月わが家のひふみ4銘柄運用比率

近いうちに非上場企業から上場企業まで、一気通貫で投資できる商品を立ち上げると藤野さんが言っていたので、その場合は、現在オルカンを毎月5万円積立投資していますが、4万円にして1万円を新ファンドに充てたいと考えています。

世間ではオルカンとS&P500一択と言われている中、アクティブファンドの意義を感じ始めた中、少し違う道にそれてみるのもそれはそれで面白い人生かなと感じています。

まとめ

ひふみアカデミー2024年6月運用まとめ
  • ひふみ投信:TDKの躍進とトヨタの売却
  • ひふみワールド:米国景気動向先行き懸念から現金比率を高めリスク管理
  • ひふみ債券ファンド:為替ヘッジ比率0実施

6月の運用報告会はひふみ投信の藤野さんと湯浅さんの絡みがたくさんありとても楽しい報告会でした。そして相変わらず松本さんの鋭い視点がとても将来楽しみだと改めて感じました。

それではまた、来月の報告会でお会いしましょう。

ひふみアカデミー過去の要約記事は以下のブログでまとめています。

我が家の家計簿・投資実績・資産も公開しています。子育て世代の資産形成を試行錯誤しながら取り組んでいる過程を発信しています。失敗した内容も記事にしていますので参考になれば幸いです。

3年間の資産形成で得た役立つアイテムやサービスやアプリをまとめました。以下の記事からご覧ください。

※本記事は、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではございません。くれぐれも投資は自己責任・自己判断でおねがいいたします。

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ごつこさん
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資産形成ブロガー
資産形成歴4年目。総資産2,000万円達成した筆者が家族で楽しく資産形成している実践記事を配信中。「ブログを通じて社会に貢献」を当ブログの理念とし日々邁進。
\インフレ時代の強い味方/
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