ひふみアカデミー7月ポイントまとめ、衝撃の人事異動!そして初心者投資家のひふみ22か月運用成績
投資信託「ひふみ」シリーズを運用しているレオス・キャピタルワークスでは、毎月初旬に先月の運用報告を受益者に向けて発信しています。
発信方法は、月次レポートの資料と動画です。受益者から寄せられる質問に対してもかなりのボリュームで対応しており、毎月全てを見る暇がないという方もいるでしょう。
しかし、運用はお任せでほったらかしでは値動きの振れ幅、暴落、地政学的リスクでマーケットが不安定になった場合、不安になり、解約してしまう場合があります。
せっかく投資を始めたのに、一時の暴落でその後の上昇相場を取り逃す可能性があることはなんとしても避けてもらいたいです。
そこで本記事では投資初心者にもわかりやすく、楽しく私の運用成績も交えながら投資信託「ひふみ」シリーズの運用報告会をまとめてお伝えします。
この記事でわかること
- ひふみアカデミー7月運用報告会の要約
- 投資信託「ひふみ」シリーズ2023年6月の運用成績簡潔に
- 40代子育て世代の投資信託「ひふみ」シリーズ22ヶ月目の運用成績参考に
- 投資信託「ひふみ」シリーズを保有する握力が付く
毎月の運用報告をチェックすることで、経済、企業、投資に興味を持つようになり世の中がカラフルに見える投資家が増えてくれると大変うれしいです。
直販口座開設者にはひふみアカデミー資料がメールで送られてきます。
基準価格が月ベースで5%下落した時はや重大な地政学的リスクや金融危機が起きた場合もメールで状況報告してくれるので安心して長期投資を継続することができます。
5年以上投資継続すると資産形成応援団という制度があり、0.1%~0.4%(銘柄別)信託報酬相当額の還元があります。
口座開設は無料です。以下のリンクより申し込み出来ますので是非検討してみてください。
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ひふみアカデミー2023年7月の注目トピック
私が独断と偏見でここだけは、知ってもらいたいというポイントを抜粋しました。詳しい内容を見たい方は読み進めて下さい。
2023年7月ひふみアカデミーの超要約
- ひふみ投信:藤野さん
騰落率5.62% TOPIXに対しアンダーパフォームも中小型株の復活がカギ
- ひふみワールド:湯浅さん
騰落率7.85% 人を見て投資をする
- ひふみらいと:福室さん
騰落率0.65% 為替ヘッジのコスト5.63%と上昇
- ひふみの夜会Q&Aコーナー:
昔のプライム市場経営者は「健康」「ゴルフ」「勲章」の3つしか話さなかったが今は違う。日本の大企業経営者は変わってきた
- 全体
ひふみワールドファンドマネージャー八尾さんがIR部長に就任!
ひふみワールドファンドマネージャー八尾さんがIR部長に就任!
ひふみアカデミー資料を報告会開始前に確認した時、最初のページに八尾さんの顔写真が載っており、「ご挨拶」の言葉が。
まさか退職?
八尾さんはひふみワールド運用メンバーのキーマンであり、YouTube「お金のまなびば!」でも活躍されています。
そんな八尾さんが辞めるとなると、ひふみにとってはかなりの痛手。
ドキドキしながらひふみアカデミーに挑みました。
結果、ご挨拶の内容が退職ではなく社内での人事異動だったので本当に良かったです。
そんな八尾さんの異動先はIR担当部長。
マーケットがわかる、投資家心理がわかる、対話も得意、英語も話せる。
八尾さんのスキルはIR担当に適任です。
特に今の日本は海外投資家からの注目が高い為、しっかりとレオスの価値をアピール出来ればチャンスになります。
私はレオスの株主でもあるので、運用、株価共に右肩上がりになってくれるなら嬉しいことです。
八尾さんの企業価値向上手腕、期待度大ですね。
次に、各ファンドの運用報告についてです。
ひふみ投信運用報告(ひふみプラス、ひふみ年金参考)
6月の日本株式市場は、海外投資投資家の買圧力も相まって、上昇。TOPIXの騰落率は7.55.%と好調でした。
一方ひふみ投信の騰落率は5.62%となり、TOPIXに対しアンダーパフォームしました。
3か月の比較チャートを見てみましょう。
大型株の比率を増やしてはいれども中小型株の伸びがいまいちでした。
日本株が右肩上がりの現状、ひふみ投信の運用状況がどうだったのかを見ていきましょう。
以下は6月のひふみ投信運用の要約です。
ひふみ投信23年6月の運用報告要約
- 1ヶ月騰落率ひふみ投信5.62% ひふみプラス5.64% ひふみ年金5.64%
(TOPIX配当込7.55%) - ChatGPTによって半導体関連企業への先高観が強かった
- 全個体電池発表に伴いトヨタ株上昇が指数押上の一因に
- 中小型株低PBR最大の課題は投資家とのコミュニケーション
進行役の松本さんが独自の視点で藤野さんへ質問されていました。
アドバンテストが10位圏外に
半導体需要が増してきている状況でアドバンテストが圏外に。
組入れ上位10銘柄をご覧ください。
組入順位/年月 | 23年6月 | 23年5月 | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 |
1位 | 東京エレクトロン 2.45 % | 東京エレクトロン 2.39% | 楽天銀行 2.27 % | アドバンテスト 3.13 % | アドバンテスト 2.80% | 三菱UFJ-FG 2.43% |
2位 | 楽天銀行 2.30 % | 楽天銀行 2.27 % | ソニーグループ 2.12% | ソニーグループ 2.00% | 三菱UFJ-FG 2.32% | アドバンテスト 2.42% |
3位 | 東京海上-HD 2.04 % | ソニーグループ 2.13% | 日本電信電話 1.85% | ディスコ 1.80% | 東京海上-HD 1.99% | 東京海上-HD 1.90% |
4位 | ソニーグループ 2.02 % | 東京海上-HD 2.08% | 東京海上-HD 1.84% | 日本電信電話 1.78% | ソニーグループ 1.92% | 第一生命-HD 1.86% |
5位 | 三菱UFJ-FG 1.83 % | 日本電信電話 1.73% | 東京エレクトロン 1.75% | 東京海上-HD 1.74% | 三井住友-FG 1.79 % | 三井住友-FG 1.82% |
6位 | 日本電信電話 1.79 % | 三菱UFJ-FG 1.66% | インターネットイシアティブ 1.72% | インターネットイニシアティブ 1.70% | 日本電信電話 1.79% | 日本電信電話 1.79% |
7位 | インターネットイシアティブ 1.56 % | インターネットイシアティブ 1.65% | 味の素 1.57% | GMOペイメントゲートウェイ 1.65% | 第一生命-HD 1.75% | GMOペイメントゲートウェイ 1.77% |
8位 | 第一生命ホールディングス 1.53 % | GMOペイメントゲートウェイ 1.55% | 三菱UFJ-FG 1.56% | 味の素 1.63% | インターネットイニシアティブ 1.70% | ディスコ 1.55% |
9位 | GMOペイメントゲートウェイ 1.52% | アドバンテスト 1.47% | GMOペイメントゲートウェイ 1.52% | 三菱UFJ-FG 1.56% | ディスコ 1.55% | 味の素 1.55% |
10位 | SMC 1.42 % | オリエンタルランド 1.42% | 第一生命ホールディングス 1.49% | 伊藤忠商事 1.53% | GMOペイメントゲートウェイ 1.64% | インターネットイニシアティブ 1.54% |
上位10銘柄合計 | 18.46 % | 18.37% | 17.71% | 18.53% | 19.40% | 18.63% |
藤野さん曰く、アドバンテストは組み入れていないわけでは無く、株価が大きく上昇したので少し削ったそうです。
アセットバランス的に、特定のセクター(業種)比率が崩れるのを削ることで防いだのでしょう。
自動車株の上昇、トヨタの全個体電池公開で巻き返しを図る
トヨタ自動車が2023年6月13日にEV車の次世代型電池「全個体電池」を2027年にも実用化すると発表しました。
全個体電池とは、従来のEV車やハイブリット車に搭載されている液体型のリチウムイオン電池に比べ電解質を固体化する事で、「短時間充電」「長距離走行」「小サイズ化」「発火リスク軽減」を実現できる電池のことです。
発表を受けてトヨタの株価は2日間で約11.6%上昇しました。トヨタ自動車のマーケットウエイトは4%程あるそうでTOPIXや日経平均を押し上げる要因にもなりました。
ひふみ投信もトヨタ株は保有していましたが全保有銘柄の4%以上持っていなかった為指数への負け要因になったそうです。
保有銘柄1位でも2~3%程度なので、4%以上特定の銘柄保有はアセットバランス的に持つ事が出来ないのかもしれませんね。
今後も大型株の中で株価が出遅れている割安なクオリティの高い会社に投資していくそうです。
低いPBRの中小型株の課題とは
プライム市場の低PBR化問題は久しく言われていますが。当然中小型も低いPBRが課題です。
低PBRって何?
簡単に言うと企業価値が企業の保有している資産よりも低い事だよ。
それなら資産売却して解散した方が良いと市場から言われている事です。
図で表すと以下のようになります。
ナビゲーターの松本さんは日本の中小型株中心に調査しているアナリストです。
松本さんなりに感じている低いPBRの中小型株の課題は以下の4つにあると取り上げています。
- 成長戦略が不透明で監視している投資家が減少
- 雇われ社長のインセンティブ
- 海外投資家・個人投資家とのコミュニケーション
- 大量に株式を保有している創業家
海外投資家・個人投資家とのコミュニケーション不足が一番の問題
松本さん的には海外投資家・個人投資家とのコミュニケーション不足が最重要と認識しているそうです。
雇われ社長の任期は概ね3~4年です。その間問題なく過ごせれば良いと思っている社長も多いそうで、明確な成長戦略が無い企業もあるそうです。
創業家も大量に株式を保有していれば流動性が無く海外投資家や個人投資家は株を買えることもできません。
当然そんな状況では厳しい目を持っている海外投資家や個人投資家へ説明できるわけもなく、株式を保有しようとは思いません。
藤野さんは、株価(流動性)を上げる為に企業がやらなければならないことは3つあると言っていました。
- 買われるのにふさわしい(成長して価値を提供する)会社になる
- 流通株数を増やす
- ちゃんとIRをする
レオス・キャピタルワークスも上記3つを実行すべく、上場し、受益者に価値提供できるように成長銘柄を調査し、投資家と対話できる八尾さんをIR部長着任させるなど実際に実行しています。
最近では海外のアクティビスト(モノ言う株主)が、セブン&アイ・ホールディングスに対して収益の出ているコンビニ事業に集中しスーパーストア事業を切り捨てなさいと提言したことが話題となりました。
これは、appleの創業者であるスティーブ・ジョブズがこだわっていた「選択と集中」に通ずるものがあります。
appleの売れ筋商品は大まかに3つです。iPhone、iPad、Mac。この3つで世界の時価総額1位になっているわけですからいかに事業を選択して集中的にそこに資本を投じる事が成功しているかわかる事例になります。
結局セブン&アイ・ホールディングスはスーパーストア事業を売却しませんでしたが、経営陣としても良い刺激になったのではないでしょうか。
IR担当者が、投資家とコミュニケーションを取り、より良い会社にすべく対話する事は非常に重要なのです。
ひふみ投信大型株の比率は74.88%台と高めを維持
ひふみ投信の主な指標を月次レポートより抜粋した表より、大型株の比率を見てみましょう。
ひふみ投信 | 23年6月 | 23年5月 | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 5.62% | 3.86% | 1.19% | 0.61% | 1.49% | 2.74% | -3.57% | 1.26% | 0.2% | -4.18% | 1.95% | 2.14% | -3.04% | 0.54% | -4.01% | 4.38% | -0.94% | -11.70% |
現金比率 | 3.95% | 6.04% | 6.53% | 7.74% | 6.67% | 5.87% | 7.26% | 11.00% | 10.83% | 13.40% | 10.88% | 11.67% | 11.79% | 9.23% | 13.85% | 6.23% | 4.47% | 10.72% |
大型株 | 74.88% | 71.58% | 69.69% | 68.68% | 69.10% | 68.23% | 66.77% | 63.34% | 65.58% | 63.18% | 64.88% | 63.55% | 63.29% | 65.59% | 60.93% | 67.70% | 64.55% | 54.87% |
中小型株 | 19.69% | 20.73% | 22.05% | 21.83% | 22.41% | 24.22% | 24.15% | 23.97% | 21.53% | 21.10% | 21.93% | 22.66% | 22.64% | 22.69% | 22.73% | 23.57% | 28.20% | 31.35% |
超小型株 | 1.48% | 1.65% | 1.73% | 1.75% | 1.82% | 1.68% | 1.83% | 1.69% | 2.06% | 2.32% | 2.32% | 2.12% | 2.28% | 2.49% | 2.48% | 2.50% | 2.78% | 3.07% |
銘柄数 | 297 | 294 | 298 | 291 | 282 | 275 | 273 | 270 | 257 | 265 | 261 | 252 | 251 | 240 | 243 | 262 | 264 | 276 |
アクティブシェア | 67.19% | 70.02% | 70.66% | 71.10% | 72.00% | 72.48% | 73.79% | 75.02% | 71.39% | 72.07% | 71.11% | 70.98% | 74.27% | 73.79% | 74.47% | 69.12% | 70.15% | 74.72% |
基準価額 | 62,625円 | 59,293円 | 57,089円 | 56,418円 | 56,075円 | 55,250円 | 53,774円 | 55,766円 | 55,070円 | 53,054円 | 55,367円 | 54,309円 | 53,172円 | 54,837円 | 54,545円 | 56,821円 | 54,437円 | 54,955円 |
※大型株 :3,000億円以上
※中小型株:300億円以上3,000億円未満
※超小型株:300億円未満
大型株の比率が74.88%まで上昇。年初来最高比率になり、逆にアクティブシェアは67.19%と年初来最小パーセンテージになりました。
TOPIX等の指数と類似しているほど、アクティブシェアのパーセンテージが低くなります。
大型株の比率を増やしていたからこそ現在の日本株上昇の波に何とか乗れたのだと思いました。
TPOIXになんとかついていき、中小型株の今後の爆発に期待です。
わが家のひふみ投信23年6月度運用実績
ひふみ投信最後のパートはわが家の運用実績になります。
ひふみ投信の復調に連動し、わが家の評価損益も少しずつですが上向いてきております。5月時点の損益率は11.163%と一気に二桁成長しました。
2021年、2022年のマイナス運用時もコツコツと積み上げし、5%以上下落したタイミングでは追加投資もしてていた為、上昇時の恩恵を受ける事ができました。
わが家のひふみ投信運用は順調です
グラフ内の赤いラインは評価損益率です。振れ幅があり安定しませんがそれでも淡々と積み上げすることができる理由は以下の4つです。
- リスク許容の範囲内で投資している
- 大暴落ではないから
- 毎月の運用報告を定点観測しているので下落の要因がわかる
- 投資したお金が日本経済をぐるぐる回って活躍していると実感できる
信じて託す。お金が働いてくれることを実感できます。
ひふみワールド運用報告(ひふみワールド+、ひふみワールド年金の参考)
6月の世界経済は、利上げの高止まり、米国債務上限問題もクリアし、強い企業決算発表により株式市場への資金が流れ上昇相場になりました。
以下は6月ひふみワールドの要約です。
ひふみワールド23年6月の運用報告要約
- 単月運用成績ひふみワールド7.85% ひふみワールド+ 7.91%
ひふみワールド年金7.75% - 組入れ銘柄数を137まで絞りスパルタンに
- 為替、円安に振れたことが非常に大きい
- 人を見て投資の判断
- トルコ中央銀行総裁ハフィゼ・ゲイ・エルカン氏との出会い
6月の投資行動
5月の組み入れ銘柄数155から137までさらに絞り込み、アクセルを踏みつつあるポートフォリオを維持している状況。
トップ10銘柄の大半は変わらずにクオリティの高い企業を色んな角度から整理しているそうです。
組入順位/年月 | 23年6月 |
1位 | FERRARI NV 3.60% |
2位 | PALO ALTO NETWORKS, INC 3.49% |
3位 | ORACLE CORPORATION 2.73% |
4位 | AMAZON.COM, INC 2.63% |
5位 | DR. ING. H.C. F. PORSCHE AG 2.49% |
6位 | INTUIT INC 2.37% |
7位 | INFINEON TECHNOLOGIES AG 2.22% |
8位 | ACCENTURE PLC 2.19% |
9位 | MOTOROLA SOLUTIONS, INC 2.13% |
10位 | TETRA TECH, INC 2.11% |
上位10銘柄合計 | 25.95% |
上位銘柄の組み入れ比率が25.95%となり4割を超えてきました。
スパルタンに絞って運用してきている証拠です。
ひふみワールドの投資先企業の中で国を代表するような会社のびっくりエピソードとは!?
ひふみワールド上位10銘柄は日本のトヨタよりも時価総額が大きく歴史が長い企業はありますが、とはいえやっぱりわからないから教えて欲しいという松本さんからの質問要望でした。
湯浅さんは、
やっぱり僕は人だと思っているんですよね。
取材をする中でビックリがあって、米ファースト・リパブリック・バンク(既に破綻し、破綻前に投資は止めている)に投資を決めた要因となる人物がいたそうです。
トルコ中央銀行総裁ハフィゼ・ゲイ・エルカン氏の話
慢性的なインフレと通貨安に悩まされているトルコにて、2023年6月に中央銀行初の女性総裁が誕生しました。
就任した方の名はハフィゼ・ゲイ・エルカン氏。元米ファースト・リパブリック・バンクで共同最高経営責任者(CEO)を務めた方です。
米ファースト・リパブリック・バンクに彼女が在任時、湯浅さんはZoom対談する中で、あなたは何でこの会社に入ったんですか?と質問したところ、彼女は色々なストーリーを話してくれたそうです。
彼女の存在がひふみワールドが米ファースト・リパブリック・バンクへの投資を決める要因になったそうですが、2021年暮れに彼女は退任し、ひふみワールドも保有していた株を売ったそうです。
その後彼女はトルコ中央銀行総裁に就任しました。彼女がCEOに着任した事で投資を決断し、彼女が退任した事で株を売却して破綻リスクを回避できたことは奇跡的とも言えます。
湯浅さんはいつか彼女に辞めた理由を聞いてみたいそうです。
ひふみワールドはあまり日本では起こりえないこうした人に出会えることで投資の機会を得る事が出来るそうです。
ひふみワールドのキャッチコピーは「世界にあふれるビックリ!をみつけにいこう」です。ハフィゼさんとの出会いはビックリな体験ですね。
【関連記事】ひふみのあゆみ2023年6月度月次ご報告書
テスラは車会社ではなく総合エネルギーマネージメントカンパニー
ハフィゼ氏が関係している業種は金融でしたが、松本さんから、湯浅さんが好きな経営者はどんな国とか業種にいることが多いのかといった質問がありました。
湯浅さんの回答は、やっぱりカントリーリスクがあるので国を選ぶ。そういう意味では欧米になるそうです。
好きな経営者で言えば、例えばテスラ。テスラは車の会社ではなく総合エネルギーマネジメントカンパニーで、人々が安心して暮らせる環境を、車のエネルギーやスターリンクやソフトウエアマネジメントで構築するといった深い思想に惹かれるそうです。
テスラという会社について深く知りたいという方は堀江さんのYouTubeをみてください。テスラって車の会社じゃないと湯浅さんが言った意味がとても解る動画です。
【関連動画】ポイントはリチウムイオン電池?テスラの印象が変わるホリエモンの解説(前編)【教えて堀江さん】
【関連動画】テスラがエネルギー業界に革命をもたらす!?ホリエモンが解説(後編)【教えて堀江さん】
組入れ国比率
次にひふみワールドの主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。
ひふみワールド | 23年6月 | 23年5月 | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 7.85% | 7.14% | 0.02% | -0.47% | 3.34% | 5.12% | -6.13% | -2.60% | 10.08% | -6.01% | 1.01% | 4.09% | -3.24% | -0.29% | -5.08% | 6.14% | 0.34% | -10.99% |
現金比率 | 2.33% | 2.11% | 3.99% | 6.28% | 3.46% | 4.92% | 4.77% | 3.03% | 2.75% | 3.11% | 3.79% | 13.52% | 13.92% | 11.97% | 13.08% | 11.04% | 3.40% | 11.41% |
組入れ国比率 1位 | アメリカ 67.82% | アメリカ 69.56% | アメリカ 67.42% | アメリカ 65.63% | アメリカ 67.12% | アメリカ 66.68% | アメリカ 67.66% | アメリカ 68.35% | アメリカ 73.27% | アメリカ 73.11% | アメリカ 70.36% | アメリカ 61.57% | アメリカ 60.77% | アメリカ 62.66% | アメリカ 62.83% | アメリカ 64.63% | アメリカ 69.38% | アメリカ 61.70% |
組入れ国比率 2位 | ドイツ 5.72% | ドイツ 5.33% | ドイツ 5.43% | 中国 5.04% | 中国 4.85% | ドイツ 5.19% | フランス 4.57% | フランス 4.87% | フランス 3.19% | 中国 3.18% | 中国 3.37% | ドイツ 3.25% | ドイツ 3.42% | ドイツ 3.64% | ドイツ 3.55% | ドイツ 3.53% | ドイツ 4.52% | ドイツ 3.25% |
組入れ国比率 3位 | イタリア 3.95% | 中国 3.73% | 中国 3.23% | ドイツ 4.75% | ドイツ 4.79% | 中国 4.18% | ドイツ 4.40% | ドイツ 4.32% | ドイツ 3.16% | フランス 2.61% | フランス 3.20% | フランス 2.95% | フランス 3.11% | フランス 3.19% | イギリス 2.30% | 中国 2.26% | 中国 2.98% | 中国 2.93% |
組入れ国比率 4位 | 中国 3.53% | イタリア 2.85% | スイス 3.06% | スイス 3.68% | スイス 3.86% | スイス 3.78% | スイス 2.74% | スイス 2.73% | 中国 2.76% | ドイツ 2.53% | ドイツ 3.17% | 中国 2.52% | イギリス 2.43% | イギリス 2.55% | フランス 2.19% | イギリス 2.11% | イギリス 2.24% | フランス 2.32% |
組入れ国比率 5位 | 台湾 2.82% | 台湾 2.81% | イタリア 2.81% | イタリア 2.49% | イタリア 2.46% | イタリア 2.06% | 中国 2.60% | 中国 2.53% | スイス 2.41% | スイス 2.35% | スイス 2.32% | イギリス 2.46% | スイス 2.42% | 中国 1.95% | オランダ 1.93% | オランダ 2.05% | フランス 2.16% | オランダ 2.00% |
銘柄数 | 137 | 155 | 152 | 142 | 144 | 152 | 190 | 198 | 207 | 207 | 211 | 202 | 197 | 194 | 194 | 191 | 201 | 197 |
基準価額 | 18,363円 | 17,026円 | 15,892円 | 15,889円 | 15,964円 | 15,448円 | 14,695円 | 15,655円 | 16,073円 | 14,601円 | 15,534円 | 15,379円 | 14,775円 | 15,269円 | 15,314円 | 16,134円 | 15,201円 | 15,149円 |
円安の影響もあり基準価格も1万8千円代に突入しました。2万円代も射程圏内になりました。
ヨーロッパ市場は、ロシアウクライナ戦争長期化、パリの暴動、金利の高止まり影響もあり米国よりも地政学リスク不安がぬぐえない状況です。
わが家のひふみワールド6月度運用実績
6月までの損益率は17.16%でした。世界経済は強いインフレと金融不安が続いている状況ですが強い米国の経済と、円安の影響に支えられわが家のひふみワールド資産も爆増しております。
ひふみワールドは2022年の1月からスタートしました。初月はある程度資金を入れ、その後は定期積立に切替て、3,500円で運用しています。
ひふみ債券ファンド運用報告(ひふみらいと・まるごとひふみ)
ひふみグローバル債券マザーファンド月次運用報告要約は以下のとおりです。
ひふみ債券ファンド運用報告23年6月要約
- 6月運用成績ひふみグローバル債券0.03% ひふみらいと0.65%
- 米国の金利は中々下がらない一方日本の金利は低いまま
- 為替は145円になりだいぶ動いてしまった
- 為替ヘッジのコスト5.63%と上昇
米国の金利動向について
FOMCの6月は利上げが無かったのですがFF金利の見通しは5.5%~5.6%まで推移し24年には下がる見通しです。
利上げを後2回やると言ったことで短期金利が上昇している状況です。
英略ばかりで意味わからないと思いますのでおさらいです。
ひふみグローバル債券マザーファンド主要数値表
次にひふみライト(ひふみグローバル債券マザーファンド)の主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。
ひふらいと (ひふみグローバル債券マザーファンド) | 23年6月 | 23年5月 | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 0.65% | 0.14% | 0.03% | 1.47% | 0.12% | 1.70% | -1.86% | 1.07% | -0.74% | -3.62% | -1.35% | 1.91% | -2.43% | -0.67% | -1.99% | -0.37% | -1.35% | -1.96% |
現金比率 | 14.86% | 5.14% | 19.82% | 24.23% | 10.93% | 13.16% | 13.14% | 14.27% | 10.09% | 10.81% | 12.24% | 15.72% | 12.71% | 24.53% | 23.04% | 26.78% | 32.85% | 27.37% |
国債比率 | 57.25% | 54.94% | 54.34% | 52.60% | 52.83% | 52.05% | 49.19% | 50.56% | 50.57% | 50.75% | 50.82% | 48.39% | 48.11% | 47.84% | 47.76% | 47.08% | 54.84% | 58.22% |
住宅ローン担保証券比率 | 9.55% | 9.11% | 8.71% | 6.25% | 6.31% | 6.18% | 9.14% | 9.17% | 9.56% | 9.42% | 9.66% | 9.49% | 9.84% | 9.14% | 8.89% | 9.12% | 4.51% | 6.50% |
特殊債比率 | 1.77% | 2.99% | 2.88% | 2.87% | 2.91% | 2.85% | 2.81% | 2.78% | 2.93% | 2.90% | 2.76% | 2.69% | 5.46% | 5.03% | 7.76% | 7.43% | 6.94% | 5.40% |
社債比率 | 26.12% | 24.82% | 23.68% | 23.38% | 24.17% | 22.87% | 22.96% | 22.77% | 23.97% | 23.33% | 21.74% | 20.90% | 21.14% | 12.94% | 9.89% | 7.04% | 5.31% | 5.15% |
国際機関債比率 | 1.18% | 1.13% | 1.08% | 1.07% | 1.05% | 1.04% | 1.03% | 1.04% | 1.08% | 1.06% | 1.04% | 1.04% | 1.01% | 0.96% | 0.94% | 0.83% | 0.79% | 0.77% |
債券先物取引比率 | -12.68% | ― | -12.34% | -12.24% | – | – | – | -2.36% | – | – | – | – | – | -2.16% | – | – | -6.06% | -3.40% |
地方債比率 | 1.95% | 1.86% | 1.83% | 2.87% | 1.81% | 1.84% | 1.72% | 1.78% | 1.79% | 1.74% | 1.74% | 1.77% | 1.72% | 1.72% | 1.71% | 1.72% | 0.83% | – |
資産別比率 海外債券/国内債券 | 74.9%/22.92% | 72.31%/22.55% | 65.95%/22.06% | 65.95%/22.06% | 68.30%/20.77% | 65.76%/21.08% | 63.94%/22.92% | 64.45%/23.64% | 66.57%/23.34% | 65.92%/23.27% | 64.59%/23.18% | 61.80%/22.48% | 67.09%/20.20% | 57.44%/20.19% | データ無し | データ無し | データ無し | データ無し |
銘柄数 | 38 | 37 | 36 | 36 | 37 | 35 | 34 | 34 | 34 | 35 | 35 | 34 | 38 | 33 | 31 | 27 | 27 | 27 |
基準価額 | 9,257円 | 9,197円 | 9,178円 | 9,178円 | 9,045円 | 9,034円 | 8,883円 | 9,051円 | 8,936円 | 8,977円 | 9,314円 | 9,441円 | 9,264円 | 9,495円 | 9,559円 | 9,753円 | 9,789円 | 9,923円 |
※種別比率・組入れ銘柄数はひふみグローバル債券より引用
※基準価格・騰落率はひふみらいとより引用
※ひふみらいとは、ひふみ投信マザーファンド・ひふみワールドファンドが各5%組み入れられております。
円とドルの短期金利差が出ている為、為替ヘッジコストが5.63%と極めて高くなっているそうです。
そのため、表の債券先物取引比率が-12.68%とヘッジを抑える為あらかじめ先物取引で予約する方法をとります。
詳しくは、福室先生が以下の記事で詳しく解説してくれていますのでご覧になってください。
YCC修正について
- 賃金と物価の好循環の実現
- 加速する円安とその対応
株式運用チームの松本さんからの質問で、債券の方は植田総裁(日銀)の政策に対して厳しい目を持っているようですが、社会全般で見たら今金利が上がると賃金と物価の好循環が回らなくなるのではないか、加速する円安を対処した方が良いのではと福室さんに聞いていました。
デフレだったのでYCC(イールドカーブコントロール)でマイナス金利にして市場にお金が出回るようにしていたのですが、今はインフレ率が4%くらいまで高まっている。
その中でYCCをやっていていいのかというのが債券市場の人はそう思っているそうです。
物価上昇しても賃金上昇の実感がないまま利上げすると一般市民には痛手です。
日銀はいつでも修正できるようにしておきたいという思惑があると福室さんは考えているそうです。
ひふみらいと、まるごとひふみについて
- ひふみらいと:0.65%
- まるごとひふみ15(株式15%):3.22%
- まるごとひふみ50(株式50%):3.22%
- まるごとひふみ100(株式100%):3.22%
バランスファンドは全てプラスになりました。株式比率が高い方がリターンが大きくなりました。
岡田さんからは好調な世界企業の景況感は世界経済の堅調な推移を示唆している状況は、ある意味順調すぎて怖いと思われる方もいるのではないでしょうかと言っていました。
世界の経済を俯瞰(ふかん)してみる
そんな時岡田さんは世界経済を俯瞰してみるそうです。
世界実質GDP成長率とグローバルな総合PMI(購買担当者景気指数)は連動性がある程度高いそうです。(ひふみアカデミーではグラフ有)
足元ではIMFによる23年24年のGDPの予想をPMIが上回っており、景気の強さを示唆しています。
今年の経済成長はそれほど落ち込まないのではと予測しているそうです。
そのため株式市場もPMIをキャッチアップしている状況(ひふみアカデミーではグラフ有)のため概ねフェアな状況と考えているそうです。
株高で不安になる方もいるかと思いますが、実体経済に即した価格が数字でくみ取れるので慌てる必要はないですね。
行動経済学的に、人は同じ基準で考えた時に利得よりも損失を大きくとらえる傾向にあります。(損失回避バイアス)
『損失の悲しみ』は『利得の喜び』の2倍以上とされているそうです。
今の株高に不安を感じて利益確定するのではなく、数字や今後の経済動向をしっかりと考え長期的な目線で運用したいものですね。
我が家のひふみらいと23年6月度運用実績
2022年3月からは債券、国際、通貨へも分散投資する意味で1500円積立設定に変更しました。6月までの損益率は-2.44%となりました。
じわじわと回復基調にあり、23年後半、米国の金利上昇が落ち着き、下落に転じた時には債券価格が上昇するため、気にせずに保有しています。
2022年1月に新たにひふみらいとも運用開始しました。ひふみ投信、ひふみワールドより小額ですが、安定した長期運用を目指すのであれば、債券・国際への投資は必要と思い、運用開始しました。
37年分のデータを見ても22年度の債券市場は異常事態で、23年も金利は今だ上昇局面のためしばらくはこの流れが続くでしょう。
ひふみの夜会Q&Aコーナー
ひふみ直販ユーザーから毎回多数の質問に対して運営メンバーが真摯に応えるコーナーです。
ひふみアカデミーQ&Aで、受益者と運用メンバーの本音のぶつかり合いから出るトークが充実しており、運用メンバーの深い思考を鑑みることができます。
そして時折入るジョークや笑いがとてもの魅力なコーナーです。
【大質問1】ひふみワールドに関する質問
湯浅さん:インデックスに引っ張られるから。ベンチマークはMSCIなどを参考にしてい頂くとよい。
MSCIコクサイ・インデックスは日本を除く22カ国訳1300銘柄で構成されています。一方ひふみワールドの銘柄数は150前後なので比較対象にするには差がありすぎます。
湯浅さん:インデックスを持つのは別に構わないですし、強いて言えばアクティブな運用は長期的にはインデックスを上回るようにしているので両方持っていただいても良い。どんな会社に投資しどんな話があったかを話す場はインデックスにはない。
インデックス、アクティブそれぞれにメリットデメリットがあると私は思っています。だからこそ私の資産にはひふみもインデックスも組み入れています。
【大質問2】ひふみ投信に関する質問
藤野さん:今後は非常に楽しみにしている。より未来志向に大胆にポートフォリオを変えていこうと思っている。今までとは違う戦い方で10年後は圧倒的に勝っているはず。
以下の動画でももう少し踏み込んだ将来の日本株式の展望について語っています。
ひふみは中小型株に強い運用会社です。今の状況ではグロース株への資金が集まりにくい状況ですが長期的には中小型株で培った目利きを、大型株に活かせれば、圧倒的なパフォーマンスをたたき出す時が来るかもしれません。
藤野さん:小さい会社でも5倍10倍を見込める会社はあるのでもっと増やしてメリハリを付けたい。時価総額1000憶円以下の会社を300銘柄くらい入れてもいいと思っている。
ひふみグローバルマザーファンドの運用残高は約7000億円超です。
資金の規模が違うので仮に50銘柄に絞ったとすると1銘柄約140憶円です。さすがに倒産リスクなどを考えると厳しい銘柄数が二桁ではひふみの運用理念でもある守りながら増やすに合致しない気がします。
藤野さんは逆に銘柄数を増やす戦略を取る事も考えているとのことなので、そういうアクティブな逆張り的な考え方も好きだから私はひふみに投資しているのだなぁと改めて思いました。
藤野さん:東証再編でプライム市場が活発化が2年間の負け要因。日本の変化がある。2000年前半の大型株の経営者の話は「勲章」「健康」「ゴルフ」しかなかった。ひふみが何で成績が良かったかというと大型株に投資していなかったから。しかし、今はグローバルな圧力や資本サイドからの圧力や伊藤レポートでの企業改善があり日本の会社の質が良くなってきた。バフェットさんも日本の会社もだいぶ変わったと言っていた。大型株も無視できなくなってきたのでひふみらしい大型株へ踏み込んでいければと思っている。
【大質問3】新NISA他
来年2024年から始まる新しいNISA制度についての質問がありました。
結論から申し上げますと、ひふみシリーズ全て成長投資枠で採用されています。(つみたて投資枠はひふみ投信・ひふみプラス)
以下の記事で新NISAとひふみについて詳しく書いていますので参考にしてみて下さい。
わが家の新NISAでの方針も掲載しています。
どうしても聞きたかった質問があったのですが・・・
今回のひふみアカデミーにて、どうしても質問したかったことがあり、質問フォームに質問してみました。
最近、プライム市場でのガバナンスやコンプライアンスの欠如で不祥事が相次いでいますが、ひふみの損切の基準について話せる範囲で教えて下さい。
というのも、ひふみが保有している銘柄での不祥事だったこと、私も個別株で保有しており売却を検討しているところだったこと、第14期(交付版)運用報告書でも過去組織ぐるみの不祥事を起こしている企業が銘柄選定に入っており、少し疑問に思ったからです。
残念ながら私の質問は採用されることは無かったのですが、いつか機会があれば聞いてみたいと思います。
SBI証券iDeCoで「ひふみ年金」「ひふみワールド年金」運用始めました
1月からはiDeCoでひふみ年金、ひふみワールド年金も始める予定です。2銘柄共に、直販や証券会社で運用するよりも信託報酬は割安に設定されています。
信託報酬は直販の信託報酬(資産形成応援団を除く)よりも低いです。所得税控除、受け取り時控除の税制優遇を教授できる方であれば検討の余地はあります。投資信託「ひふみ」シリーズをiDeCoで運用するのであればSBI証券がおすすめです。
- 口座開設手数料無料
- 運営管理手数料無料
- 多彩な商品ラインナップ
アセットロケーションで運用先を考える
アクティブファンドは信託報酬が高いところが利用者に最初に敬遠されがちですが、税制優遇される枠で運用するのであればむしろ期待リターンが高い銘柄を選定したほうが有利になります。
以下の大江英樹さんのコラムがとても参考になりますのでよかったら参考にしてみてください。商品をどこで運用するかを決めることを、アセット・ロケーションと言うそうです。
6月までの個人の投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績
6月の個人の投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績も3銘柄合計でプラス圏内を維持するようになり順調です。
3銘柄合計の損益額は+39,320円で損益率は11.273%となりました。
まとめ
6月のひふみ運用は、TOPIXにアンダーパフォームしましたが、強い日本株式の上昇になんとかついていきました。
今後の中小型株のターンに来た時にはすごく魅力的な突出した企業が出てきてひふみが紹介してくれることを楽しみに継続して投資したいです。
そして八尾さんのIR部門への異動で、レオス株フォルダーとしてはますますひふみ・レオス・キャピタルワークスの未来が楽しみになりました。
それではまた、来月の報告会でお会いしましょう。
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2022年5月のひふみアカデミー情報は以下の記事をご覧ください。
我が家の家計簿・投資実績・資産も公開しています。子育て世代の資産形成を試行錯誤しながら取り組んでいる過程を発信しています。失敗した内容も記事にしていますので参考になれば幸いです。
3年間の資産形成で得た役立つアイテムやサービスやアプリをまとめました。以下の記事からご覧ください。
※本記事は、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではございません。くれぐれも投資は自己責任・自己判断でおねがいいたします。