ひふみアカデミー5月で押さえるべきポイントまとめ、そして初心者投資家の20か月運用成績
投資信託「ひふみ」シリーズを運用しているレオス・キャピタルワークスでは、毎月初旬に先月の運用報告を受益者に向けて発信しています。
発信方法は、月次レポートの資料と動画です。受益者から寄せられる質問に対してもかなりのボリュームで対応しており、毎月全てを見る暇がないという方もいるでしょう。
しかし、運用はお任せでほったらかしでは値動きの振れ幅が大きくなったり、暴落、地政学的リスクでマーケットが不安定になった場合、不安になり、解約してしまう場合があります。
せっかく投資を始めたのに、一時の暴落でその後の上昇相場を取り逃す可能性があることはなんとしても避けてもらいたいです。
そこで本記事では投資初心者にもわかりやすく、楽しく私の運用成績も交えながら投資信託「ひふみ」シリーズの運用報告会をまとめてお伝えします。
この記事でわかること
- ひふみアカデミー5月運用報告会の要約
- 投資信託「ひふみ」シリーズ2023年4月の運用成績簡潔に
- 40代子育て世代の投資信託「ひふみ」シリーズ20ヶ月目の運用成績参考に
- 投資信託「ひふみ」シリーズを保有する握力が付く
毎月の運用報告をチェックすることで、経済、企業、投資に興味を持つようになり世の中がカラフルに見える投資家が増えてくれると大変うれしいです。
直販口座開設者にはひふみアカデミー資料がメールで送られてきます。
基準価格が月ベースで5%下落した時はや重大な地政学的リスクや金融危機が起きた場合もメールで状況報告してくれるので安心して長期投資を継続することができます。
5年以上投資継続すると資産形成応援団という制度があり、0.1%~0.4%(銘柄別)信託報酬相当額の還元があります。
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ひふみアカデミー2023年5月の注目トピック
私が独断と偏見でここだけは、知ってもらいたいというポイントを抜粋しました。詳しい内容を見たい方は読み進めて下さい。
2023年5月ひふみアカデミーの超要約
- ひふみ投信:藤野さん
楽天銀行大量購入、成長性を考えてネット銀行の二大大手の一角を保有。
- ひふみワールド:湯浅さん
生活防衛・セミパブリックを買い増ししてディフェンシブに
- ひふみらいと:福室さん
日銀植田総裁は思っていた以上にハト派だった。債券参加者は絶好のYCC解消チャンスと捉えていたが、金利維持姿勢に予想が外れた。
- ひふみの夜会Q&Aコーナー:
ひふみの運用はどうやろうか「How」ではなく「Being」どうありたいかという姿勢の方が大事。ひふみのビジョンをちゃんと明確に示して運用する。
- 全体
ひふみ魅力化計画を始動予定。大城さんに動いてもらっている。
ひふみ投信運用報告(ひふみプラス、ひふみ年金参考)
運用報告会では商品ごとにトークテーマを設けています。
本日のトークテーマ
- ひふみ投信:
リバランスの注目点
- ひふみワールド:
景気減速懸念への対応
- ひふみらいと:
日米の金融政策見通し
4月は、3月の金融危機から一転相場は落ち着きを取り戻した面がありました。特に日本株式市場は日経平均が29000円を超える上昇を見せ、ひふみも基準価格を徐々にあげてきました。
以下は4月のひふみ投信運用の要約です。
ひふみ投信運用報告23年4月要約
- 1ヶ月騰落率ひふみ投信1.19% ひふみプラス1.20% ひふみ年金1.20%
(TOPIX配当込2.70%) - 新規上場の楽天銀行を大量購入。SBIのライバル社だがSBIからは了承いただいた。
- ひふみ再魅力化計画を6月中に呈示したい
楽天銀行購入が一番のおどろきでした
楽天モバイル事業の先行きや三木谷社長のスキャンダルなど色々あったからね。
4月の投資行動、新規上場銘柄楽天銀行組み入れ比率1位
4月の運用成績は1ヶ月騰落率ひふみ投信1.19% ひふみプラス1.20% ひふみ年金1.20%でTOPIX配当込2.70%に対し劣後してしまいました。
組入順位/年月 | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 |
1位 | 楽天銀行 2.27 % | アドバンテスト 3.13 % | アドバンテスト 2.80% | 三菱UFJ-FG 2.43% |
2位 | ソニーグループ 2.12 % | ソニーグループ 2.00 % | 三菱UFJ-FG 2.32% | アドバンテスト 2.42% |
3位 | 日本電信電話 1.85 % | ディスコ 1.80% | 東京海上-HD 1.99% | 東京海上-HD 1.90% |
4位 | 東京海上-HD 1.84 % | 日本電信電話 1.78% | ソニーグループ 1.92% | 第一生命-HD 1.86% |
5位 | 東京エレクトロン 1.75 % | 東京海上-HD 1.74% | 三井住友-FG 1.79 % | 三井住友-FG 1.82% |
6位 | インターネットイニシアティブ 1.72 % | インターネットイニシアティブ 1.70% | 日本電信電話 1.79% | 日本電信電話 1.79% |
7位 | 味の素 1.57 % | GMOペイメントゲートウェイ 1.65% | 第一生命-HD 1.75% | GMOペイメントゲートウェイ 1.77% |
8位 | 三菱UFJ-FG 1.56 % | 味の素 1.63% | インターネットイニシアティブ 1.70% | ディスコ 1.55% |
9位 | GMOペイメントゲートウェイ 1.52 % | 三菱UFJ-FG 1.56% | ディスコ 1.55% | 味の素 1.55% |
10位 | 第一生命ホールディングス 1.49 % | 伊藤忠商事 1.53% | GMOペイメントゲートウェイ 1.64% | インターネットイニシアティブ 1.54% |
上位10銘柄合計 | 17.71 % | 18.53 % | 19.40% | 18.63% |
楽天銀行が組み入れ上位10銘柄の1位にランクインしました。
楽天銀行はレオス・キャピタルワークスと同時期の2023年4月21日にIPO上場したばかりの企業です。
初値は1856円となり、公開価格(1400円)に比べて33%(456円)高でした。
藤野さんの解説によると楽天銀行大量購入の理由は以下の3点だそうです。
- 楽天銀行と住信SBIネット銀行の両方を持ちたかった
- 住信SBIネット銀行が購入できないから楽天銀行を大量購入
- 金融セクターで見ると非常に成長力が高い
親会社がSBIなので、楽天銀行を購入して不愉快にならないか住信SBIネット銀行の社長に聞いてみたそうです。
社長からは好きなようにしていいよと言われたそうです。SBIグループは懐が深いですね。
ある意味ひふみらしい賛否両論ある銘柄に独自の判断にしっかりウエイトを持って投資できたそうです。
楽天グループはモバイル事業の赤字解消の見通しがたたない状況で、楽天銀行を上場させて資金調達をしました。
そして記事を書いている5/15には楽天グループの3000憶円公募増資の発表がありました。
今現在保有している投資家から見たら、公募増資は現在の株価の価値を下げてしまう事になるため、当然のように株価は下落しました。
今後は楽天証券の上場も視野に入れているとの話も出ています。
しかし、楽天銀行の財務状況はとても良好です。
2022年2022年中間(2022年度中間期)ディスクロージャー誌(2022年9月時点)によると
- 口座数1,303万口座
- 預金残高82,341億円
- 連結経常利益179.66億円
財務、口座数、預貯金ともに右肩上がりで推移しております。
楽天ブリッジ連携で金利0.2%はとても魅力的!
私も楽天銀行を活用していますが、3月と9月の年2回預金お利息が入金されます。
店舗型の銀行に貯金していたら数円の利息に対し、数百円になるため金利の高さを本当に実感できます。
特にわたしが使っていて良いと思うサービスは以下になります。
- 楽天銀行と楽天証券マネーブリッジ設定で金利が0.2%
- 楽天銀行同士の振り込み手数料0円
- 会員ランクにより月数回の振込手数料0円
- セブンイレブン、ローソンで24時間ATM使用可能
メガバンクや地銀に貯金するよりもお得だよねの流れは今後も続きそうです。
組入れ上位10銘柄のランキングで気になった点は、今年常に組入れ上位に位置していたアドバンテストが圏外になったのが少し気になりました。
IR情報を見る限り2022年度決算は良くGPU関連銘柄でもあったので長期保有かなと思っていました。
景気後退の不安視からFY23の業績予想があまり思わしく無いからかなと勝手に想像していました。
ひふみ再魅力化計画を6月中に呈示したい
6月くらいに、ひふみの5年10年後を考えた時にどうするかについてクリアなビジョンを示す予定だそうです。
藤野さん曰く、これまでのひふみらしさを踏襲することも大事。
でも大事なのは過去ではなく、3年後5年後10年後いい成績ならば持ち続けることができる。
だったらそれに対してどういう考えやビジョンでひふみを運用するのかが一番知りたいところだと思っている。
しっかりとした明確なビジョンやミッションを持って運用したい。
- 今後日本って大丈夫?
- 日本に賭けてもいいの?
- どんな銘柄にどの様に投資するのか気になる。
そんな受益者の不安に対してひふみは
- 明確な方針を伝える
- 大城さんを中心にプロジェクトを走らせている
- 6月を目途にお伝えしたい
投資哲学、運用方針を理解して腹落ちしないかぎり長期的な保有は絶えられません。
ひふみ投信大型株の比率は69.69%台と高めを維持
次にひふみ投信の主な指標を月次レポートより抜粋した表より、大型株の比率を見てみましょう。
ひふみ投信 | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 1.19% | 0.61% | 1.49% | 2.74% | -3.57% | 1.26% | 0.2% | -4.18% | 1.95% | 2.14% | -3.04% | 0.54% | -4.01% | 4.38% | -0.94% | -11.70% |
現金比率 | 6.53% | 7.74% | 6.67% | 5.87% | 7.26% | 11.00% | 10.83% | 13.40% | 10.88% | 11.67% | 11.79% | 9.23% | 13.85% | 6.23% | 4.47% | 10.72% |
大型株 | 69.69% | 68.68% | 69.10% | 68.23% | 66.77% | 63.34% | 65.58% | 63.18% | 64.88% | 63.55% | 63.29% | 65.59% | 60.93% | 67.70% | 64.55% | 54.87% |
中小型株 | 22.05% | 21.83% | 22.41% | 24.22% | 24.15% | 23.97% | 21.53% | 21.10% | 21.93% | 22.66% | 22.64% | 22.69% | 22.73% | 23.57% | 28.20% | 31.35% |
超小型株 | 1.73% | 1.75% | 1.82% | 1.68% | 1.83% | 1.69% | 2.06% | 2.32% | 2.32% | 2.12% | 2.28% | 2.49% | 2.48% | 2.50% | 2.78% | 3.07% |
銘柄数 | 298 | 291 | 282 | 275 | 273 | 270 | 257 | 265 | 261 | 252 | 251 | 240 | 243 | 262 | 264 | 276 |
アクティブシェア | 70.66% | 71.10% | 72.00% | 72.48% | 73.79% | 75.02% | 71.39% | 72.07% | 71.11% | 70.98% | 74.27% | 73.79% | 74.47% | 69.12% | 70.15% | 74.72% |
基準価額 | 57,089円 | 56,418円 | 56,075円 | 55,250円 | 53,774円 | 55,766円 | 55,070円 | 53,054円 | 55,367円 | 54,309円 | 53,172円 | 54,837円 | 54,545円 | 56,821円 | 54,437円 | 54,955円 |
※大型株 :3,000億円以上
※中小型株:300億円以上3,000億円未満
※超小型株:300億円未満
2023年3月は大中小の比率を少し落として現金比率を上げています。
銘柄数が直近一年で最多。分散しすぎでは?とも思ってしまいました。
わが家のひふみ投信23年4月度運用実績は
ひふみ投信最後のパートはわが家の運用実績になります。
ひふみ投信の復調に連動し、わが家の評価損益も少しずつですが上向いてきております。3月の損益率は1.857%でした。
つみたて初めて1年9か月経過しました。2022年3月から毎月10,000円に設定して投資する方針を固め、スポットで追加投資するスタイルにしました。
日本株式復調の兆しが!!
グラフ内の赤いラインは評価損益率です。振れ幅があり安定しませんがそれでも淡々と積み上げすることができる理由は以下の4つです。
- リスク許容の範囲内で投資している
- 大暴落ではないから
- 毎月の運用報告を定点観測しているので下落の要因がわかる
- 投資したお金が日本経済をぐるぐる回って活躍していると実感できる
信じて託す。お金が働いてくれることを実感できます。
ひふみワールド運用報告(ひふみワールド+、ひふみワールド年金の参考)
運用報告会では商品ごとにトークテーマを設けています。
本日のトークテーマ
- ひふみ投信:
リバランスの注目点
- ひふみワールド:
景気減速懸念への対応
- ひふみらいと:
日米の金融政策見通し
3月は、米国のシリコンバレーバンク破綻、UBSのクレディスイス買収による世界的な金融危機になりうる出来事があり、4月は落ち着いた状況でした。
以下は4月ひふみワールドの要約です。
ひふみワールド運用報告23年4月要約
- 単月運用成績ひふみワールド0.02%ひふみワールド0.01%
ひふみワールド年金-0.01% - ポートフォリオは攻めているがディフェンシブも入れたがダンベル型に
- FRBの行動は予測できない。労働力不足が解消しない
- ラグジュアリーを少し削り公共事業へ資金を移した
- 欧州の通信会社を組み入れた
4月の投資行動
金融不安の影響により、FRBの利上げ高止まりも収まるかと思いましたが労働力不足の解消には至らずにインフレ圧力は4月も継続されました。
ラグジュアリー系を一部売却し、公共事業、資本財、半導体・製造企業を厚めにしたそうです。
守りながら増やす!
価格転嫁しにくい生活防衛銘柄の決算が良くなかった
鶏肉や豚肉の良質なタンパク質は重要とのことでアメリカの鶏肉大手プロセス会社を組み入れていて、結構パフォーマンスは良かったそうです。
調査していく中で生産者のコスト上昇が激しくなった結果製造者が価格転嫁出来ない状況だったため決算前に売却できて難を逃れたそうです。
ハーシーみたいなロイヤルユーザーをじっくりと育てている企業は容易に価格転嫁できるが急にインフレのアメリカとはいえ容易に価格転嫁できるわけではないそうです。
米国はどんな企業でも値上げ出来ていると思っていました。
欧州の通信会社を組み入れた
組入れ銘柄からはどこの企業家か確認できませんでしたが、欧州の通信会社を組み入れたそうです。
通信会社は競争が激しく、いまだに3Gエリアが多くあるそうです。収益性が低く改善できなかったみたいです。
今後は統廃合を含め利用者増大、5Gへのシフトの需要から割安銘柄を購入したそうです。
個人的な見解ですが、今後衛星の通信事業が主流になってきた場合地上の通信業がどのようになるかはとても興味を引くところです。
イーロンマスクが手掛けるSpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」は月額9900円で使用可能になるそうです。
上空が開けている所であれば使用可能で速度も十分出るそうです。
広い国土を持った地域や山岳部や洋上など、地上通信業者とのすみ分けはできそうです。
いずれひふみもスペースXが上場したら投資するかもしれませんね。
直近保有上位10銘柄、3月よりもディフェンシブに
湯浅さんは、景気回復、後退どちらにも対処できるようにバーベル型のポートフォリオを築いているとのことでした。以下の表は23年4月組入れ上位10業種比率です。
項番 | セクター | 比率 |
---|---|---|
1 | ソフトウェア・サービス | 20.68% |
2 | 資本財 | 11.41% |
3 | 半導体・半導体製造装置 | 11.18% |
4 | 自動車・自動車部品 | 9.45% |
5 | 食品・飲料・タバコ | 6.05% |
6 | テクノロジー・ハードウェアおよび機器 | 4.60% |
7 | 耐久消費財・アパレル | 4.25% |
8 | 一般消費財・サービス流通・小売り | 3.98% |
9 | 消費者サービス | 3.89% |
10 | ヘルスケア機器・サービス | 3.43% |
資本財を3月は9.66%だったところを11.41%に、半導体・半導体製造装置は10.93%を11.18%と上げて3月よりもディフェンシブなポートフォリオにしたそうです。
組入れ国比率
次にひふみワールドの主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。
ひふみワールド | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 0.02% | -0.47% | 3.34% | 5.12% | -6.13% | -2.60% | 10.08% | -6.01% | 1.01% | 4.09% | -3.24% | -0.29% | -5.08% | 6.14% | 0.34% | -10.99% |
現金比率 | 3.99% | 6.28% | 3.46% | 4.92% | 4.77% | 3.03% | 2.75% | 3.11% | 3.79% | 13.52% | 13.92% | 11.97% | 13.08% | 11.04% | 3.40% | 11.41% |
組入れ国比率 1位 | アメリカ 67.42% | アメリカ 65.63% | アメリカ 67.12% | アメリカ 66.68% | アメリカ 67.66% | アメリカ 68.35% | アメリカ 73.27% | アメリカ 73.11% | アメリカ 70.36% | アメリカ 61.57% | アメリカ 60.77% | アメリカ 62.66% | アメリカ 62.83% | アメリカ 64.63% | アメリカ 69.38% | アメリカ 61.70% |
組入れ国比率 2位 | ドイツ 5.43% | 中国 5.04% | 中国 4.85% | ドイツ 5.19% | フランス 4.57% | フランス 4.87% | フランス 3.19% | 中国 3.18% | 中国 3.37% | ドイツ 3.25% | ドイツ 3.42% | ドイツ 3.64% | ドイツ 3.55% | ドイツ 3.53% | ドイツ 4.52% | ドイツ 3.25% |
組入れ国比率 3位 | 中国 3.23% | ドイツ 4.75% | ドイツ 4.79% | 中国 4.18% | ドイツ 4.40% | ドイツ 4.32% | ドイツ 3.16% | フランス 2.61% | フランス 3.20% | フランス 2.95% | フランス 3.11% | フランス 3.19% | イギリス 2.30% | 中国 2.26% | 中国 2.98% | 中国 2.93% |
組入れ国比率 4位 | スイス 3.06% | スイス 3.68% | スイス 3.86% | スイス 3.78% | スイス 2.74% | スイス 2.73% | 中国 2.76% | ドイツ 2.53% | ドイツ 3.17% | 中国 2.52% | イギリス 2.43% | イギリス 2.55% | フランス 2.19% | イギリス 2.11% | イギリス 2.24% | フランス 2.32% |
組入れ国比率 5位 | イタリア 2.81% | イタリア 2.49% | イタリア 2.46% | イタリア 2.06% | 中国 2.60% | 中国 2.53% | スイス 2.41% | スイス 2.35% | スイス 2.32% | イギリス 2.46% | スイス 2.42% | 中国 1.95% | オランダ 1.93% | オランダ 2.05% | フランス 2.16% | オランダ 2.00% |
銘柄数 | 152 | 142 | 144 | 152 | 190 | 198 | 207 | 207 | 211 | 202 | 197 | 194 | 194 | 191 | 201 | 197 |
基準価額 | 15,892円 | 15,889円 | 15,964円 | 15,448円 | 14,695円 | 15,655円 | 16,073円 | 14,601円 | 15,534円 | 15,379円 | 14,775円 | 15,269円 | 15,314円 | 16,134円 | 15,201円 | 15,149円 |
現金比率が3.99%まで下がっています。銘柄は3月よりもディフェンシブに、しかし投資比率は高く維持して攻めた姿勢もだしています。
わが家のひふみワールド4月度運用実績
4月までの損益率は1.87%でした。世界経済は強いインフレと金融不安から予断を許さない状況です。
そんな中でもプラスに推移しているので今後の大爆発に期待です。
ひふみワールドは2022年の1月からスタートしました。初月はある程度資金を入れ、その後は定期積立に切替て、3,500円で運用しています。
ひふみ債券ファンド運用報告(ひふみらいと・まるごとひふみ)
本日のトークテーマ
- ひふみ投信:
リバランスの注目点
- ひふみワールド:
景気減速懸念への対応
- ひふみらいと:
日米の金融政策見通し
ひふみグローバル債券マザーファンド月次運用報告要約は以下のとおりです。
ひふみ債券ファンド運用報告23年4月要約
- 4月運用成績ひふみグローバル債券0.03% ひふみらいと0.07%
- 一番の驚きは日銀総裁植田さんがハト派だったこと
- 米国の政策金利は最終局面に
4月の投資行動
4月の投資行動は、基本的に出し入れは少なかったそうです。
- 基本的なポジション変化はなし
- 10年以下のポジションは少なめに
- 引き続き超長期債を購入
日銀植田総裁がYCC(イールドカーブ・コントロール)修正見送りが債券市場では驚き
4月27日28日と、日銀植田総裁が就任後初の金融政策決定会合にのぞみました。
政策決定の結論は今の大規模な金融緩和策の「維持」でした。
これを受けて福室さんは、絶好のYCC(イールドカーブ・コントロール)修正機会と思っていて相応の確立で修正が入ると予測していたそうです。
ロジカルに考えるとYCC修正は絶好のタイミングと思っていたそうです。
どんなロジカルか気になるところです
決定会合で出てきた内容が特にハト派でした。
- YCCはファンダメンタルズ(インフレ動向)に関係ないので取り敢えずやめることも出来たがやめなかった
- 修正の条件としてインフレ2%を目指すに賃金アップも加わったこと
1,2年の時間がかかりそうですが修正に備えた戦略を考えるそうです。
債券マザーファンドとしては市場対比でどのようなリスクを取っているか
日本については20年30年物だけを持つというリスクを取っている。米国はヘッジコストがあるので長期を持つで良いかと思っている。
福室さんはリセッション(景気後退)時に債券持っていると支えになると主張していました。私もそう思います。逆相関が大事です。
ひふみグローバル債券マザーファンド主要数値表
次にひふみライト(ひふみグローバル債券マザーファンド)の主な指標を月次レポートより抜粋し表にしてみました。単月で見るよりも表にする事で変化が分かります。
ひふらいと (ひふみグローバル債券マザーファンド) | 23年4月 | 23年3月 | 23年2月 | 23年1月 | 22年12月 | 22年11月 | 22年10月 | 22年9月 | 22年8月 | 22年7月 | 22年6月 | 22年5月 | 22年4月 | 22年3月 | 22年2月 | 22年1月 |
騰落率 | 0.03% | 1.47% | 0.12% | 1.70% | -1.86% | 1.07% | -0.74% | -3.62% | -1.35% | 1.91% | -2.43% | -0.67% | -1.99% | -0.37% | -1.35% | -1.96% |
現金比率 | 19.82% | 24.23% | 10.93% | 13.16% | 13.14% | 14.27% | 10.09% | 10.81% | 12.24% | 15.72% | 12.71% | 24.53% | 23.04% | 26.78% | 32.85% | 27.37% |
国債比率 | 54.34% | 52.60% | 52.83% | 52.05% | 49.19% | 50.56% | 50.57% | 50.75% | 50.82% | 48.39% | 48.11% | 47.84% | 47.76% | 47.08% | 54.84% | 58.22% |
住宅ローン担保証券比率 | 8.71% | 6.25% | 6.31% | 6.18% | 9.14% | 9.17% | 9.56% | 9.42% | 9.66% | 9.49% | 9.84% | 9.14% | 8.89% | 9.12% | 4.51% | 6.50% |
特殊債比率 | 2.88% | 2.87% | 2.91% | 2.85% | 2.81% | 2.78% | 2.93% | 2.90% | 2.76% | 2.69% | 5.46% | 5.03% | 7.76% | 7.43% | 6.94% | 5.40% |
社債比率 | 23.68% | 23.38% | 24.17% | 22.87% | 22.96% | 22.77% | 23.97% | 23.33% | 21.74% | 20.90% | 21.14% | 12.94% | 9.89% | 7.04% | 5.31% | 5.15% |
国際機関債比率 | 1.08% | 1.07% | 1.05% | 1.04% | 1.03% | 1.04% | 1.08% | 1.06% | 1.04% | 1.04% | 1.01% | 0.96% | 0.94% | 0.83% | 0.79% | 0.77% |
債券先物取引比率 | -12.34% | -12.24% | – | – | – | -2.36% | – | – | – | – | – | -2.16% | – | – | -6.06% | -3.40% |
地方債比率 | 1.83% | 2.87% | 1.81% | 1.84% | 1.72% | 1.78% | 1.79% | 1.74% | 1.74% | 1.77% | 1.72% | 1.72% | 1.71% | 1.72% | 0.83% | – |
資産別比率 海外債券/国内債券 | 65.95%/22.06% | 65.95%/22.06% | 68.30%/20.77% | 65.76%/21.08% | 63.94%/22.92% | 64.45%/23.64% | 66.57%/23.34% | 65.92%/23.27% | 64.59%/23.18% | 61.80%/22.48% | 67.09%/20.20% | 57.44%/20.19% | データ無し | データ無し | データ無し | データ無し |
銘柄数 | 36 | 36 | 37 | 35 | 34 | 34 | 34 | 35 | 35 | 34 | 38 | 33 | 31 | 27 | 27 | 27 |
基準価額 | 9,178円 | 9,178円 | 9,045円 | 9,034円 | 8,883円 | 9,051円 | 8,936円 | 8,977円 | 9,314円 | 9,441円 | 9,264円 | 9,495円 | 9,559円 | 9,753円 | 9,789円 | 9,923円 |
※種別比率・組入れ銘柄数はひふみグローバル債券より引用
※基準価格・騰落率はひふみらいとより引用
※ひふみらいとは、ひふみ投信マザーファンド・ひふみワールドファンドが各5%組み入れられております。
ひふみらいと、まるごとひふみについて
- ひふみらいと:0.07%
- まるごとひふみ15(株式15%):0.13%
- まるごとひふみ50(株式50%):0.36%
- まるごとひふみ100(株式100%):0.72%
バランスファンドは全てプラスになりました。株式比率が高い方がリターンが大きくなりました。
米国利上げ局面は最終局面に
ひふみの見解では米国の政策金利の利上げは最終局面になり、5月の0.25%利上げが最後になると考えているそうです。
現状の株価は利上げ最終局面を織り込んでいます。
ひふみアカデミーの資料では、過去の最後の利上げがあった月の3か月後、6か月後、1年後の米国国債リターンは全てプラスに転じた表が記載されていました。
単純に考えれば、金利が下がれば債券価格が上がるのでプラスのリターンになるのは当然です。米株も2000年以外は同じような結果が出たそうです。
我が家のひふみらいと23年4月度運用実績
2022年3月からは債券、国際、通貨へも分散投資する意味で1500円積立設定に変更しました。損益率は-3.45%となりました。
2022年1月に新たにひふみらいとも運用開始しました。ひふみ投信、ひふみワールドより小額ですが、安定した長期運用を目指すのであれば、債券・国際への投資は必要と思い、運用開始しました。
37年分のデータを見ても22年度の債券市場は異常事態で、23年も金利は今だ上昇局面のためしばらくはこの流れが続くでしょう。
ひふみの夜会Q&Aコーナー
ひふみ直販ユーザーから毎回多数の質問に対して運営メンバーが真摯に応えるコーナーです。
ひふみアカデミーQ&Aで、受益者と運用メンバーの本音のぶつかり合いから出るトークが充実しており、運用メンバーの深い思考を鑑みることができます。
そして時折入るジョークや笑いがとてもの魅力なコーナーです。
【大質問1】世界の景気・経済動向について
三宅さん:足元のアメリカ経済は5%のFFレート引き上げを実施している割に経済は強いという評価。リセッションについては過去の事例から家計や企業が過剰行動(バブル的)の後に起こることが多く、現在の米国の行動は過剰行動ではなく健全と考える。金融機関の破綻動向もカギになる。極端な景気後退にはならないと考えます。
米国金融機関の動向とFRBの金利政策に今後も注視が必要ですね。
リセッション(景気後退局面)、株価暴落に備えた個人の対策はとても重要です。
過度に焦らずに、30%、40%金融資産が暴落しても狼狽売りしないくらい、運用資金と現金とのバランスを考えて投資しましょう。
千葉さん:米国・欧州のインフレの高止まりが落ち着いてきていると考えています。日本も3%くらいと日銀が目指している姿になりつつある状態。投資判断に与える示唆としては米国の利下げも織り込み済みで市場の安心感が広がりリスク性資産が好まれる環境になりやすい。日本については近々の利上げは行われないと思うので利回りの高い国債を買っていくのが良いと考えます。
経済動向と併せて各国の中央銀行の動向は投資判断にかなり影響を及ぼすことを投資を学んでから知りました。
【大質問2】ひふみ投信運用について
藤野さん:銘柄を少しずつ入れ替えしているのと、将来性が無いと思われる会社を削っています。ひふみ魅力化計画の準備中で中小型株の比率引き上げ用のキャッシュとして現金比率を上げている。
ひふみ魅力化計画に期待せずにはいられません
アクティブファンドの魅力の一因として、現金比率を自由に変えれるところにあると私は考えます。
最大で50%まで比率を調整することができます。暴落時への備えや、今後の投資戦略に基づく現金比率の上昇等、戦略的です。
家計でも、現金比率はとても重要で、中長期的な戦略から現金比率を変化させていくのが大切です。
必ずしもフルベットが良いという訳ではないのでしょう。ちなみにわが家の現金比率は20%〜25%でキープしています。
他人の資産配分参考程度に見てみたい方は以下の毎月の家計と資産運用のまとめ記事をご覧になってください。
【関連記事】40代共働き4人家族の家計簿資産公開記事まとめ
藤野さん:ひふみが1000億円の時も大きすぎると言われた。3000億円の壁と言われ大きくならないと言われた。どうやって3000億円以上のファンドを作ろうかと考えていた時がある。わかったことがある。どうやろうか「How」を考えてきた。どうやって3000億円の運用をしようか。そうではなく「Being」どうありたいかという姿勢の方が大事なんだという風に思いました。ひふみのビジョンをちゃんと明確に示して運用する。その結果を見てダメだと思ったら解約した方がいい。なぜなら呈示だから。これだったら行けるかもと思ったら買ってもらったらいい。
ひふみが目指す姿はファイナンシャルインクルージョンです。もっと具体的なビジョンを今後「ひふみの魅力化計画」で呈示してくれると思います。
受益者にとってはビジョンやひふみがどうありたいかという姿がひとつの判断材料にすることができます。
私はひふみ投信へ投資する一因としては未来の日本経済を良くするために少しでも貢献出来たという想いがあり、それを実現してくれそうなひふみを応援したいからです。
米国一強、インデックス最強、全世界インデックス最強、という状況がここ2、3年続いていました。
今後も必ず続くとはかぎりませんし、日本経済は今さまざまな追い風が吹いていることも事実です。
個々の投資方針に沿って投資先を変更していることはとても素晴らしいことです。
私はいいとこ取が大好きなので、インデックスもアクティブもひふみ投信もひふみワールドにも投資しています。
渡邉さん:昨年1年間はHowで運用していく中でBingが無かったのが数字が落ちた要因だったと思う。ひふみがTOPIXやベンチマークに対してどう負けないかを考えて佐々木さんが一生懸命考えた結果だった。今後どしていくかは藤野さんが語った魅力化計画でお伝えしているところになる。
藤野さん:アクティブシェアの数字は非常に大事。75%は決して低くはないけれどもより個性的でパワフルになるためには85%に近い数字になる必要がある。
アクティブシェアとは、ベンチマークとなる指数(ひふみ投信であればTOPIX等)と当該ファンドの銘柄保有ウェイトの重なりの合計を差し引いた残りの比率の事を指します。
- 一般的に80%以上をアクティブ型
- 100%は指数と全て同じ銘柄
- 0%は指数と全て違う銘柄
アクティブシェアの比率が低いということはTOPIXやS&P500といった指数に近いことを意味し、アクティブファンドなのに隠れインデックスと言われる場合があります。
その場合、せっかく高い信託報酬を払っているのに安い信託報酬のインデックスファンドと同じ株式に投資しているなら意味ないよね。と、思われても仕方がないということです。
前年度2022年4月時点のアクティブシェアは74.47%、年初の2023年1月は72.48%、2023年4月現在70.66%と比率は右肩下がりです。
これは、大型株への投資比率が上がったことも一つの要因にもなっています。
【大質問3】レオス上場について
藤野さん:上場により公募で5億円ほどのお金が入ってきてそのお金を何に使うのか、ちゃんとプラスになるところに使わなければいけない。コロナ前にニューヨークに開設していた。常駐しようと思った時にコロナがきた。IPOとコロナ集結が同時にきたのでアメリカに拠点を配置して海外を見るようにしたい。
湯浅さん:やっとできるようになった。ローカルが楽しい、ローカルで発見する面白い企業を拾い切れてなかった。コロナ時は今までのローカルの蓄積で生きてこれたと感じているので、ローカルで投資対象を精力的に探して近いうち1兆円、できれば3兆円規模にしたい。
23年4月現在のひふみワールドマザーファンドの純資産総額は2,784.53億円です。世界は広いのでもしかしたらあっという間に1兆円達成してしまうかもしれませんね。
言霊ではないですが、目標を言葉にすることは大事ですね。3兆円楽しみです。
シャンシャンさん:4年ぶりの1ヶ月間訪問し、都会から田舎の年まで中国一円訪問。感じた事3つあり、店も企業もフルに稼働しており皆さん街に溢れていて思ったほど悪くない。もうひとつは、KPIと効率。たくさんの工場回ったが自動化できるところはかなり自動化がすすんでいる。最後に感じたのは格差。都会は東京都クオリティが変わらなくなったが内陸部はまだ考え方や仕事のやり方が30年前だったが逆に成長性を感じた。
中国は地政学的リスクあれど、経済大国には変わりません。シャンシャンさんが足で稼いできた情報がひふみの運用にどう影響していくか楽しみです。
【大質問4】八尾さん指名質問
最近八尾さんの登場される機会が少ないと思われている受益者の方からのご指名質問でした。
八尾さん:爪痕残せないひな壇芸人みたいになっていたので今日は久しぶりに思う存分しゃべってスッキリして帰りたいw。全体感で3つある。一つ目はタイミング、二つ目は会社自身が変わろうと思っていること、三つ目は外国人投資家はそこまで甘くないので日本株全てを買う事は無いと思っている。
一つ目、商社についてはビジネスモデルは資源と非資源がある。資源は振り幅が激しいので外国人投資家は嫌う。資源から非資源にシフトしたタイミングで業績(EPS)が出るようになった。
二つ目、多くの日本企業が海外投資家に長期で持ち続けてもらうために考え変えている。一方全く意識が醸成化されていない会社もあり企業間の差がさらに大きくなると予測している。
三つ目、外国人投資家は日本株を何でもかんでも買う事は無く、逆に評価されるところは凄い上がっていく可能性はある。
八尾さんの熱弁に拍手がでました。是非動画で視聴してもらいたいです。
が語り口がとてもスムーズかつ聞き易くロジカルで本当に凄いなと思いました。
【大質問5】おもしろ質問
大谷(大城)さん:30歳過ぎくらいのIPO創業社長は多くなっている。既存の会社を駆逐するビジネスプレーヤーが出て活躍している。
渡邉さん:有名女優さんやアナウンサーさんが上場企業の社長と結婚が最近多く女子の方も見る目あるなぁと。イケメンでビジョン(Bing)もあり、業績好調で素晴らしい。
藤野さん:目の輝きが違う若者が増えてきた。40代から60代くらいのベンチャー経営者はたくさんいるが人としては尊敬できる人があまりいなかった。昭和までは成功したひとは社会にどっかり還元する人だったが個人的な利得に邁進している人が多かった。40−45以下の経営者は逆に昔に戻り成功したら社会に還元するのが普通というマインドを持った人が増えてきた。実際に徳島に神山高専という40代前半から30代の起業家経営者たちの寄付で新しい学校を作った。
神山高専について少し調べてみました。2023年4月に開校で、入試倍率は9.1倍とかなり高い倍率です。
コンセプト:テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校。
- 徳島県名西郡神山町で5年間全寮制で起業家精神を一度に学ぶ
- 学費の実質無償化を目指す
- 全学生・教員にChatGPTの有償ライセンスを付与
- 個人や企業の寄付で創られた学校
5年間テクノロジー、デザイン、起業家精神をじっくり学べる環境は子どもたちにとっても成長の場になりそう。
ChatGPTの登場で学びの意義が変わろうとしている現在、既存の高校や大学とは違った概念の学校の台頭が予測されます。
私たち親世代は子どもたちに決まったレールを敷くのでは無く、選択肢は無限大という事を教えることが必要なのかもしれませんね。
湯浅さん:以前、ドーナッツをやろうかと考えていました。マカロンもいいねすね。もう少し考えます。
藤野さん:まんじゅうでいいんじゃない?
藤野さん、身も蓋もない…。
SBI証券iDeCoで「ひふみ年金」「ひふみワールド年金」運用始めました
1月からはiDeCoでひふみ年金、ひふみワールド年金も始める予定です。2銘柄共に、直販や証券会社で運用するよりも信託報酬は割安に設定されています。
信託報酬は直販の信託報酬(資産形成応援団を除く)よりも低いです。所得税控除、受け取り時控除の税制優遇を教授できる方であれば検討の余地はあります。投資信託「ひふみ」シリーズをiDeCoで運用するのであればSBI証券がおすすめです。
- 口座開設手数料無料
- 運営管理手数料無料
- 多彩な商品ラインナップ
アセットロケーションで運用先を考える
アクティブファンドは信託報酬が高いところが利用者に最初に敬遠されがちですが、税制優遇される枠で運用するのであればむしろ期待リターンが高い銘柄を選定したほうが有利になります。
以下の大江英樹さんのコラムがとても参考になりますのでよかったら参考にしてみてください。商品をどこで運用するかを決めることを、アセット・ロケーションと言うそうです。
まとめ
5月のひふみアカデミーはひふみ投信の楽天銀行購入から始まり、ひふみ魅力化計画の思案など話題が多い月でした。
個人の投資信託「ひふみ」シリーズ運用成績も3銘柄合計でプラス圏内を維持するようになり順調です。
3銘柄合計の損益額は+4,842円で損益率は1.344%となりました。
5月ひふみアカデミーの主要を再度確認しましょう。
2023年5月ひふみアカデミーの超要約
- ひふみ投信:藤野さん
楽天銀行大量購入、成長性を考えてネット銀行の二大大手の一角を保有。
- ひふみワールド:湯浅さん
生活防衛・セミパブリックを買い増ししてディフェンシブに
- ひふみらいと:福室さん
日銀植田総裁は思っていた以上にハト派だった。債券参加者は絶好のYCC解消チャンスと捉えていたが、金利維持姿勢に予想が外れた。
- ひふみの夜会Q&Aコーナー:
ひふみの運用はどうやろうか「How」ではなく「Being」どうありたいかという姿勢の方が大事。ひふみのビジョンをちゃんと明確に示して運用する。
- 全体
ひふみ魅力化計画を始動予定。大城さんに動いてもらっている。
藤野さんのは4月のひふみアカデミーで銀行セクターで購入したい銘柄はレオス(自社)・住信SBIネット銀行・SBIーHD。
でも買えないと言っていましたが、まさかSBIのライバル会社の楽天銀行を購入するとは思ってもみませんでした。
柔軟な発想のひふみらしさが出た一手だったのではないでしょうか。
それではまた、来月の報告会でお会いしましょう。
ひふみ投信の無料の口座開設はこちらから
2022年4月の運用情報は以下の記事をご覧ください。
我が家の家計簿・投資実績・資産も公開しています。子育て世代の資産形成を試行錯誤しながら取り組んでいる過程を発信しています。失敗した内容も記事にしていますので参考になれば幸いです。
3年間の資産形成で得た役立つアイテムやサービスやアプリをまとめました。以下の記事からご覧ください。
※本記事は、特定の銘柄や投資方法を推奨するものではございません。くれぐれも投資は自己責任・自己判断でおねがいいたします。